黄金を抱いて翔べのレビュー・感想・評価
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もっと華麗に忍び込んで鮮やかに盗み去るのかと思ったが、強引な強盗で...
もっと華麗に忍び込んで鮮やかに盗み去るのかと思ったが、強引な強盗で残念。
また、ヤクザとの抗争のくだりは必要なのか疑問。
みんな若い
北川が中心になって計画した強盗。大変な事をしでかそうとする割に計画が中途半端では?
爆弾がいるからと、仲間に引き入れた幸田に爆弾作れる奴を引き入れる事を丸投げ。自分で納得しなくていいのか?銀行の下見に行った時には客のおばちゃんに話聞かれてるし。金塊の重さ考えての最後の脱出方法があれ?金庫の扉がいくつあるかも分かってなかったようだし、警備員に顔見られているし。
浅はかな計画で、仲間は死んでしまうし、妻と子供、弟まで死んでしまう。妻と子供が1番気の毒。お腹の赤ちゃんも。その後に、1人になって身軽になったと笑って話す北川、このヤロー!
無計画な犯罪はやめましょう、のお手本のようなお話。出演者は豪華でしたね。
闘いに負けて、しかも豊かになった者たち。
井筒監督も含む「あの時代の人たち」って、「精一杯闘ったけど敗北」ってのがホント好きなんだなと改めて実感しました。
闘いに負けて、にもかかわらず自分たちは豊かになってしまったというのが全共闘世代。
この映画も、テーマはまさにその通りです。
左翼が出てくる、暴力団が出てくる、舞台はマンガじみた大阪だ、というわけで、ディテールはとても楽しめました。
強盗映画ですが、きっと監督が目の敵にしているであろうハリウッド映画の対極というべき作品に仕上がっています。
凶暴で粗暴な者たちの、まるで全共闘の無鉄砲な闘争のような犯行が繰り広げられる、そう、これは闘争映画なのでしょう。
監督にとって、敵は日本なのか? 豊かさなのか? つまり勝利を収めた資本主義への挑戦なのか?
そういうことは、じつは世代の異なる私にはどうでもいい話です。
うらぶれて汚い屋台で安酒を呑んでクダを巻くのを良しとする全共闘世代の感性にはついて行けないな、と改めて実感させられました。
しかしこれが蹉跌した全共闘世代に共通する感覚だとすると、きっと、見る人によってはツボにハまる映画なのかも知れません。
監督と同世代でないのなら、ストーリーではなくディテールを楽しんでみてください。
盗人には常人には覗い知れぬ快楽があるのだろう。
ドロボーには大儀はない。そこに金塊があるから盗むことを欲する。
福沢諭吉ではなく金塊だから煌めいていてワクワクする。登山家がそこに山があるからだと答える様に盗みを計画し仲間を集め実行に移す。
そんなドキュメンタリー映画ぽさがこの作品から匂ってきた。
そけぞれの登場人物には痛い過去がありフラッシュバックに悩まされつつも集中できる瞬間だけが生きていると実感できる・・・・そんな感覚の映像が観ている僕にはよく伝わってきた。知りたくものい真実。けれど知りたい。どんな人間にだって脚色してしまいたい忌まわしい過去を胸に秘めているものなのだ。都合のいいように格好いい過去に脚色した人生は体に毒なのだ。そんな大阪的ダンディズムに翻弄された。
わざわざTUTAYAへ足を運んだ甲斐があった。
動機は?
主要人物が多くてキャラがバラバラなので、
それぞれのキャラの描き込みが必要だと思うが、
そこが出来なかったために話に乗り切れなかった。
いろんな話が劇中切り替えが早く、内容を詰め込みすぎな感もする。
それだけに原作は面白そうだなと思ったが、映画には不向きかもね。
幸田(妻夫木)が北川(浅野)に誘われる導入とか、
動機付けが不充分だし、仲が良いのかも分からない。
「お前はジャイアン」「何だよのび太」の会話は良かったが、
北川が1人で熱くなってる感じで、その熱も理解不能。
「何で銀行強盗するのか」という‘大義’に対して、
一番納得できる態度がモモ(チャンミン)というのも何だかな。
モモが一番ノリノリだったからというのもその所為だが。
強盗する上での障害以外の不要な絡みが要らないかなと。
あの裏カジノのチンピラも、殺すほどなのかとも思ってしまうし、
本編とはそれほど関係ないし。
銀行強盗の手口も全体像は面白いが、現場では古臭いやり方。
元々の話が古いだけあって迂闊に携帯電話使ってないのは良いが、
現代版にアレンジしてるんだからちょっとは使えよ。逆に違和感有るよ。
最後も「何で?」が拭えず、全体的に消化不良。
雰囲気は好きなだけに、もっと面白かったらと残念。
浅野忠信ってあんなわざとらしい演技だったか?
あとは他の面々、全然関西弁使ってないのも変。
それこそバックボーンがそれぞれあるのだろうが、
それ映してないから変。
西田敏行くらいは関西弁使ってよ。
編集がブツ切りで話し進むの早くて良い。現実にこうはいかないだろうの...
編集がブツ切りで話し進むの早くて良い。現実にこうはいかないだろうのギリギリのところでやってるのハラハラして観れました。金庫破りのシーンはかなり無理あるけれど。力技で、あんなに強引なやり口で周りが気づかないのがおかしいでしょ。無茶苦茶だがけっこう見入ってしまいました。
惜しい!
以前観た事があったようなので、再鑑賞。
金塊を奪う強盗団の話。
面白くなりそうでならない…、惜しい雰囲気に消化不良な感じでした。
一人一人の演技は素晴らしいのですが、細かい描写に現実味に欠けた要素を感じてしまいました…。
最後も唐突に終わってしまい、これで終わりなのか…という感じでした。
もう少しどうにかしたら、もっと面白くなりそう。
漠然とした感想しか書けない事が残念です。
『黄金を抱いて翔べ』
妻夫木聡やるなあ。アクションもイケる。
全体的に見てなかなかのバイオレンスですよこれ。
あと銀行強盗計画、警備員、警察がちょい雑だね。もう少し緻密さが欲しかったな。
でも面白かった。いやあ参りました。
クライムムービー
ブッキー映画は実は初めてで、しっかりと"役者"なのを目の当たりにして衝撃。
溝端くんはドラマでも見せた通り暗い演技が上手。
浅野さんはなんか今回違和感。
後半の疾走感がよかった。
avexが絡んでて、日本映画で集客するための努力を感じた。#ougon
余りに凡作過ぎて・・。
小説がベースになっているものを一定の長さの映画の尺に合わせるのって、難しい。残念ながら小説から感じたハードボイルド感は薄い。とにかく、一人一人の背景が薄いために??が所々に出てしまう。妻夫木聡もこの作品では映えなかったなあ。全て脚本のせい、残念。とにかく、捻りや、ウーンと唸るシーンもなし、単純な銀行強盗の話だけ。凡作。
ハリウッドリメイクしたらと思うと…
ざっくりした銀行強盗映画だった。特に盛り上がるところもなく、淡々とそして着々と不自然に事が運んでいく。取って付けたような設定もありイマイチ頭に入ってこなかった。(´д`)このご時世になんてアナログな爆弾なんだ!?(笑)とわらってしまった。
もう一回見たい
直前に観た映画が「その夜の侍」だったからかとても重厚で、人物がそれぞれ背景までちゃんと描かれてるのが良くて、ハラハラドキドキさせて、面白かった。いくら建物が古いからといって金庫室等のアナログ感というか、このシーンにはお金をかけれませんでした感の伝わりようが半端なく何度も「昭和?平成?」と頭が混乱したのは残念だった。
予告だけ面白いパターン
冒頭は引き込まれ、登場人物紹介的な前半は興味深く鑑賞できた…のが嘘のように途中からテンポダウン…終盤はかなりつらく無理をしてやっと観終えました。
取って付けたような悲劇が2、3起こるも泣くに泣けず…
娯楽作にもハードボイルドにもなっておらずすべてが中途半端。
面白くなりそうな要素があっただけに非常に残念です。
個々を観るのはGoodですが、作品的には可もなく不可もなく
原作を惚れ込んだとの井筒監督発言もあり
未読のまま鑑賞。
妻夫木くんに始まり、浅野忠信・チャンミン・桐谷健太それぞれが
良い味は出してます。
ベテラン陣はなおGoodで
・・・がそれが思ったほどGoodな感じな作品に上がってなかった。
原作を見ずとも先が読めすぎて
ドキドキしないクライムサスペンス。
演者の熱意だけで2時間超は少々な感がします。
男前ばっかだ!
男前ばっかだもんな⁈
ドラマの中身は大盛だけど、井筒監督も映画の中身盛りすぎて、全体のリズムが繋がってこないわ。ハラハラ感が無くて、映画なのに小説の文章をくりながら観ているようだわ。高村薫さんに遠慮したのかな〜?男前見られるし、よく知っている大阪の街が登場だし、由としましょう!そうだ、銀行の地下金庫はバールではこじ開けられません。笑いましたよ!
(^_^;)
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