「モモが可愛いです。」黄金を抱いて翔べ りたさんの映画レビュー(感想・評価)
モモが可愛いです。
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観終わったとき、サスペンス?と思いました。どちらかというとアクションプラスドラマといった印象です。強盗を実行しているシーンは、どうなるんだろう、というハラハラはあっても、どうやるんだろう、というハラハラは無いです。ある意味安心して部外者のように外から観れます。まあ実際部外者なんですけど。
あと、主要登場人物がほぼ男だけというのもあって、モモがヒロインに見えます。ヒーローが幸田ならヒロインはモモだと思います。ある意味主役のような美味しいポジションでした。大変可愛いです。というかモモと幸田の関係が、なんというか、愛情を感じてほろっときました。教会で鯖寿司を食うシーンだけは泣いてしまいました。
残念だったのはハルキ?だったかな?弟くんが、銀行強盗に関してほぼ何のプラスの役割も発揮せず、ハッキリ言ってお荷物要員だったことです。あれはあれで必要な役回りだと思いますが、それなら予告編でカッコ良く強盗メンバーに並べないで欲しかった。特殊スキルを生かすわけでもなく、参加したのも子供が仲間外れにされたくないというような動機に見えます。
予告編の溝端くんがかっこ良かったので無駄に期待を寄せた分ガッカリしてしまいました。
話全体としては良かったと思います。どう収拾をつけるのかと思っていたら案外あっさり終わってしまったのですが、それでも観後感は悪くないです。
誰とは言いませんが結局一番臆病な奴が生き残るという結末も個人的にはしっくりきて良かったです。
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