プラチナデータのレビュー・感想・評価
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尻すぼみに感じてしまう…
原作を読まないまま鑑賞したのですが、終盤になるにつれて見せ場がなくなっていくような印象を受けました。
二宮さんのキャラもいまいち定まってないというかハマってないように感じます(クールで淡々としていたかと思えば急に大声で叫んだり…)
海岸沿いのカーチェイスのシーンは多分一つの見せ場だったのかもしれませんが、疾走感もなくパトカーがドライブしているようにしか見えませんでした…
シナリオはSFサスペンス好きな自分としてはとても好みなのですが
いかんせん尺が長すぎて全体の密度が薄くなってしまったのが残念に思えました。
しかし急激な展開がないぶん取り残されることもないと思うのでストーリーをじっくり楽しみたい方にはオススメです!
想いは、必ず手から伝わる。
映画「プラチナデータ」(大友啓史監督)から。
「東野圭吾」さんの小説は、映画化しやすいのだろうな、
今までに数多くの作品を本で読み、映画で観てきた気がする。
この作品は究極のデジタルとも言える「DNA」がテーマなので、
メモした単語も「DNAプロファイル」や「DNAモンタージュ」、
さらには「DNA捜査」「DNA法案」まで登場し、
「DNAで全てが決まるわけじゃない」と主張する側と、
「DNAはその人間の全てだ」と主張する側の攻防は面白い。
さらにタイトルになっている「プラチナデータ」の意味さえも、
人、立場によって違い、私たちを楽しませてくれる。
とはいえ、後になって思い出せるインパクトのある台詞を残したいと、
多くのメモを整理したら、DNAに関連しない台詞が浮かび上がった。
それが「想いは、必ず手から伝わる」というフレーズ。
描いていた絵が「手」をモチーフにしていたり、
お父さんが陶芸作家だったことも含めて、なせが「手」に拘っている。
「想いは、必ず手から伝わる」と言った後、
「その手から、土は形作られる」と続くフレーズが引っかかった。
言葉だけの「愛している」より、黙って「手を繋ぐ」ことの方が、
好きだという気持ち、大切にしたいという想いが伝わる気がしている。
「手は、苦労すれば苦労したなりの手」「楽しければ楽しそうな手」など
「その人の全てが手に表れる」という話も耳にしたことがあるが、
「DNAはその人間の全て」と似た表現になっていて興味深い。
言葉で多くの人の前で演説するよりも、一人ひとりと握手するのは、
「想いは、必ず手から伝わる」からなんだろうな。
すごい …
にのすごい!ほんとに。自分が作ったシステムによって自分が犯罪者だと疑われ、二重人格のために自身を信じられないという苦しみの中、この映画を観ていると、心の中でにの頑張れって応援したくなっちゃいました。
ドヤ顔「プラチナデータァ」の囁きは噴飯モノ。
酷かった。
まず作品全体を通して然程の面白さは無く。
上映時間133分は非常に長く感じます。
DNAをテーマにしたSFサスペンス映画、との触れ込みでしたが。
…映画「逃亡者」の出来の悪いフォロワー。
映画の大半を占める逃亡シーンは画面がチャカチャカし過ぎて鬱陶しく、何より追う側の警察が間抜け過ぎて観ていて辛いものが。
オチはオチで驚くものも無く感情を全く揺さぶられない作品でした。
予告編でも流れている嵐・二宮さんのドヤ顔「プラチナデータァ」の囁きは完全なる噴飯モノ。
その他トヨエツのお間抜けシーンも失笑モノ。
中盤までは嘲笑の気持ちでいられましたが、あまりに畳み掛けられるため邦画の将来性に若干の失望/絶望を抱かざるを得ない出来でした。
正直133分ではなく95分程度にスッキリ纏められたなら、まだ観れた気がしますが。
そこら辺の整理が出来る方の作品では無いのは確か。
期待するだけ無駄かもしれません。
嵐・二宮さんの大ファンの方のみ。
オススメです。
寝た… でもすごい世界観
東野圭吾っぽい作品だった…
途中から…あっ、これ完全に小説っぽいなつわていうストーリーになって来て、日本映画でも珍しく、どんどん関係者が死んで行く…
そして、犯人特定が少し簡単だったのでは?とも思う…
まあ最後に神楽もやっぱり…というように、そういうわかりやすくしてるのかも…
でも、真のプラチナデータが何かは少し以外だった。
タイトル負けかな
新しい作品なのに古く感じさせる演技が嫌い
総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:55点|演出:55点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
出演者みんながそろって演技や科白の喋り方や振る舞いがなんかやたらと格好つけていてわざとらしくて自然さがなくて嫌い。通常の人間の行動というよりも、「感情を抑えて低い声で一言一言はっきり喋って格好よく見せる演技をしてください」と言われているのでそうしています、というような演技に失望。21世紀も10年以上経過して、それでいまだにこんな大仰な演技・演出をしている邦画ってすごく時代遅れ。街中のカメラ映像から顔面認証と歩行認証を使っての追跡など先端技術を設定の中心に置いた近未来の物語が、そんな登場人物たちのためにやたらと古臭く安っぽく思えてしまう。
殺した相手の肋骨を切り取るという異常殺人の本筋と関連が薄い理由にもがっかりだし、そんな手間暇かかって血まみれになって見つかりやすいであろう殺人があっさりと成功し続ける理由にも触れられていない。教授を殺した主人公のその後や、上司の意向に逆らい拳銃振り回して施設に乗り込んだ刑事の行く末もどうなっているのかすっきりしない。
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