劇場公開日 2012年2月4日

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「【"深く傷ついた女性に、バスの中で渡された見知らぬ男性から渡された時計”出所した彼女は幸せになるのであろうか・・。余韻深き作品である。】」レイトオータム NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【"深く傷ついた女性に、バスの中で渡された見知らぬ男性から渡された時計”出所した彼女は幸せになるのであろうか・・。余韻深き作品である。】

2023年2月17日
PCから投稿

悲しい

知的

幸せ

■夫を殺した罪で服役中のアンナ(タン・ウェイ)は、母の葬儀に出席するため、一時的に外出を許されてシアトルへ向かう。
 その途中、彼女はフン(ヒョンビン)という男性に出会い、シアトルではかつて愛したワン・ジンと再会する。
 次第に心を通わせていくアンナとフン。

◆感想

・ヒロインを演じたタン・ウェイのどこか諦観した姿が印象的である。体質であるのかも知れないが、常に目の下にある隈が彼女の不幸な生活を印象付けている。

・そんな彼女が仮釈放の際に出会った、少しチャラメの男フン。だが、彼はアンナの母の葬儀にもきちんと姿を現す。

<今作は、淡々と進む映画である。
 だが、今作の中でタン・ウェイが演じた希望なきアンナの姿が出所した時の表情が印象的な作品である。>

NOBU