ヘルタースケルターのレビュー・感想・評価
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原作がいい。
原作の岡崎京子ファンです。
キャスト・映像、2012年版としては話題性も含み面白い作品。
岡崎さんの漫画は中学生のころに出会い、はまりにはまって何度も読んだ。
本当の岡崎ワールドは違うんだ。
もっと残酷で、悲しみは常に怒りと直結している感じがこの作品で
でなかったところ。ちょっとだけ、りりこに同情しちゃう。
これが紙ではなく映像にした時の人間味だと思った。
原作のりりこには同情はできない、落ちぶれていく姿が滑稽で、
でも、闘っていく姿は異常を感じる。
人の欲望を描いてるのが、岡崎ワールド。
映像も美しく(浜崎あゆみの曲はいらないけど)、沢尻さんもキレイ。
目で見るならこれで満足。
原作が、良い。につきる。
記者会見など、沢尻さんへの注目度が高かったけれど、
2003年に・・いやもっと前から、こんな作品を書いていた
岡崎さんを評価してほしい。もっと、大事に。
DVDの特典映像で監督が言った
「へルターやりたい」というコメントは悲しかった。
岡崎ファンにとっては一大事だもの。
どうやったって、新しい岡崎作品が生まれない今
原作ファンを納得させれないと思うから、
いっそのこと、もっと人間くさくしちゃえばよかったのに。
これだけのキャストならなおさら。違うものに仕上がってもよかった。
蜷川さんには、原作より良いものを作れる監督になってほしい。
さすが寺島しのぶ。
原作知らないが酷評の割にはよかった
観る手側よりも、監督の世界観ごり押しの映画
沢尻エリカ主演で話題持ちきりの映画です。
事前情報を仕入れたくなくとも耳に入ってきます。(笑)
個人的には全く興味はなかったですが
相方さんがどうしてもってことで鑑賞。
うん。つまらない。
世間が言っているこの監督さんの
世界観や感性も知りませんので
ただただ退屈。
プロモーションビデオや静止画なら
思いっきり世界観を出せばいいと思いますし
オリジナルストーリーであればそれでも良いですが
一応漫画とはいえ原作があるのであれば
ある程度はストーリの組み立て方を
しっかりすることが先決。
その次に映像美への拘りの順だと思うんですけど。
この映画は一体何を伝えたっかたんですかね?
後日の事ですが、ふとTVを付けると
何やらこの監督が家具など私物を撮影現場に持ち込んで…
みたいなことやってましたが、こういう所が
映画の中でも垣間見えて嫌だったのかも知れません(笑)
更には評価が高いと言われている
主演女優の演技が???って感じです。
この演技がうまいの?自分には分かりません。
彼女が脱がなかったとしたらもっと
興行成績悪かったんじゃないでしょうか??
いつの日かテレビでやる日がくれば
その時に見れば十分な感じです。
沢尻エリカの頑張りが痛し!!疲れる極彩色映画
独特な世界観は感じられます
話題性の割には…
すき。
蜷川実花さんがすきですし、エリカ様もけっこうすきなので、1ファンとして観たいと思い
観てきました。
レビューでの評価はイマイチ。
蜷川さんの作品は映像はすごく綺麗だけど正直ストーリーにはあまり期待せずに観ました。
でも私には良かった。
りりこはハチャメチャだったけど実はすごく人間らしい。
実際いたら迷惑極まりないけど傍観する分にはいいスパイスでした。
マネージャーのハダさん?は実は憎んでいたということ?
観ていて腹立たしい性格でした。
世界観がすき。それと強くあろうとする女性しかわかりにくいであろうメッセージも。
すごく蜷川さんらしい映画だと思いました。
やっぱり蜷川さんは前作にしても強い女性を描きたがるんでしょうか?
自身の投影のようですね。
ほかの誰も真似できない世界観大好きです。
難しい
最大のウリは話のタネになる事
この映画は沢尻エリカに対する感情で点数が大きくぶれるでしょうね。私はむしろ人間的には嫌いな方なんですが、スケベ心が勝り、将来DVDが出た時に実用性ががあるかどうか確かめに、などという奥さんには内緒のよこしまな理由で劇場に足を運びました。
結論から言うと、酷評されるほど酷くないけど、絶賛するほどのウリも無いなと。
なんだかんだで沢尻は演技派だし、独特の画面作りはハマる人にはハマるかな。
沢尻エリカの容姿が、どストライクならばDVDを買う価値はあるかも。
それほどでも無い人や、脱ぐはずの無い人が脱いだ事に興味本意で迷ってる方はレンタル待ちして、ご自宅で一時停止しながらゆっくりご堪能する方が良いかも。
最低限、退屈はしませんでしたよ。
鮮やか艶やか
これって映画なの?
原作は名作なのに、映画はストーリーが薄く
沢尻さんのプロモーションビデオのようでした。
見どころはヌードシーンなんでしょうが、個人的に興味はなかったので
「べつに?」って印象です。
たぶんブラックスワンとかを参考にして作ったんでしょうが、
うわべだけなぞった、という印象があります。
もっと内面からわき上がるような
重苦しい狂気に走ったストーリーを期待していました。
セックスシーンも中途半端ですよね。
劇場にただ気まずい空気が流れるだけ。
後半はとてもだれたように思います。
「これエンディング?」ってシーンの
何回か続いて、いつになったら終わるのかなぁ、
とウンザリしました。
劇場でみるよりも、DVDレンタルとかで、
話題のシーンを目当てに見飛ばすのがよさそうです。
映像は美しかった。
プログラムは一見の価値あり
包帯を解いて出てきたのはミイラではなく、透明人間でもなく、美しい蝶だった。しかし、りりこ=沢尻=事件にフォーカスしすぎて、物語の広がりをせばめてしまったような気がする。原色も監督の個性ではあるが、二度目となれば「さくらん」ほどのインパクトはない。りりこはなぜ全身整形をしたのか。目ん玉と爪と髪と耳とアソコ以外は全部つくりものという、今までの自分を全否定するような整形。それはもはや整形とはいえない。しかも、免疫抑制剤を一生投与し続けなければならないリスク。そんなリスクを負ってまでも整形した、そこんところえぐってくれると、検事もプロダクション社長も整形外科医もからんでくる。検事のうんちくも言いっぱなしじゃなく裏がとれたかもしれない。セックスとわめきだけではもったいない。けっきょく、最後にいちばん幸せだったのは、りりこを独占できた羽田ちゃんかもしれない。
悲鳴と嬌声
厳かなクラシックときらびやかな毒々しい色合いのファッションはよく合う。
惜しみなく各社に協力を仰ぎ、
すべての小物一つ衣装一つに神経を行き渡らせることで、
りりこが嘘っぽく見えず本物のカリスマモデルのようでした。
綺麗なファッションや眩しいフラッシュに纏わり付かれて窒息しそうな彼女、
りりこは強烈な存在として頭に残ります。
好き嫌いは別にして。
羽田ちゃんが持つ感情は恋愛感情ですが、りりこは寂しさを紛らわせるための暇つぶしに近い何かです。
しかし、りりこは何も持っていないので(そう信じ込んでいるので)りりこには羽田ちゃんしかいません。
最後は羽田ちゃんがいないとダメなりりこと彼氏にとって幸せな形。
三人で幸せに暮らせますね!
多くの誤解を持ちながら一番深くりりこを理解している。
真の愛情が誤解にまみれているのもりりこらしい。
立ち止まることが出来ないりりこを支え続ける。
この映画は、断じて家族向けではありません。
デートにも向かないでしょう。
友達と行くのも気まずいだろうと思います。
美術館に行っても退屈しない人
きれいなものを見るのが好きな人、が多くのベッドシーンに飽きず、楽しめると思います。
損した感じ
とりあえず沢尻エリカの胸にびっくり
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