ヘルタースケルターのレビュー・感想・評価
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蜷川実花作品に抵抗感あり、だけど…。
こんなにも切なくて、寂しい内容の映画だったとは思わなかった。
元々はコミックが原作の様だが…。
蜷川実花作品ということで、派手派手しい演出だけが売りかと思っていた。
しかし、この内容の作品においてそれが相乗効果になって、美しくも切なく、儚く描かれている。
蜷川実花作品、少しは見直した。
しっちゃかめっちゃか
いつまでもキレイにいたいという
女性の欲望を描いた作品。
りりこ→全身整形を保つために多額のお金が必要。
稼いでは整形に消え→これの繰り返し地獄
人はいつか老いる。見た目ではなく心の美しさが大事。
ただエロいだけの作品かと思っていたがそうではなく、
なさそうで身近で起こりそうな内容が含まれている作品だった。
途中で気分が悪くなり、最後の30分ほど飛ばしてラストシーンへ...
沢尻エリカの演技◎
沢尻エリカと吉高由里子が似ているなと思った
桃井かおりをはじめとする骨太な役者達の好演も良かった。
鈴木杏 「何故、神様は最初に若さと美しさを与えて、そしてそれを奪うのでしょうか・・・。」
大森南朋 「若さと美しさは同義じゃない。若さは美しいけど、美しさは若さではない。
美はもっとあらゆるものを豊かに含んでる。」映画のラスト部分で交わされる何気ない2人の会話がこのストーリーを凝縮させる深い言葉。女性ならば誰しも1度は同様の葛藤に悩むのではないでしょうか。
VividCollarが斬新な写真家 蜷川実花らしく狂気なまでの毒々しい赤の表現の中で登場した非常に美しいブルーの1シーンの映像美にはうっとりさえさせられた。桃井かおりをはじめとする骨太な役者達の好演も良かった。
たけしの戦メリ
挑発的役者による煽情的映画として成功。
当時旬のたけしを坊主にして大島が「戦メリ」を撮ったのに似る。
同性愛的描写や極彩色高湿度の映像ゆえか。
アロノフスキー、ハネケからも巧く拝借。
で桃井かおりの毒ってスゲな。
沢尻エリカがキレイすぎる!でもただそれだけ。
うん、エリカ様の綺麗さを堪能するだけの映画。
うん、それだけで言えば☆5だな。
ダイナーを観て、ニナミカの映画って面白くないのかな?と思いましたが、ニナミカ映画はやはり私には合わなかった様です。
何を伝えたいかがわからない。だから、面白くない。私が凡人だから伝わらないのか、そう考えるとやはり合わないが正解なんだろうな。
写真家なだけあって、女の子の魅せ方は上手いですね。
エリカ様も水原希子ちゃんもとても可愛かった。
AKBのPVも可愛いし良かったけど、この人ストーリーがあるものを万人に伝えるセンスはないんじゃないかなぁ。
☆は昔の沢尻エリカに!
最高に相性の良い監督と女優
色彩はとても蜷川実花ワールド。
期待を裏切らない。
そして、映画としての構成がすごくうまくなった気がする。
沢尻えりかは、俳優ってすごい、の一言。
人としてぶっ飛んでるなり破綻してるなり、どこかアンバランスじゃないと、ここまでできないだろうなぁ。
全く面白くない。
最初にセックスシーンがあって、沢尻エリカのオッパイが見えてあらあらとびっくり。性的描写が多いけど何とも感じなかっだ。美しくなりたい気持ちはわかるけど、整形をして副作用みたいのが出てきてとか痛々しくて、刹那的で、最終的には犯罪にも手を染めて破滅に陥っていく。寺島しのぶも可哀相。桃井かおり怖い。ストーリーも途中から飽きてくるし、見ているのが痛々しくて辛いし気分が悪くなった。
おいこれエンターテイメントなのか?
さすがの美しさでした
蜷川実花監督の「ヘルタースケルター」。
ヘルタースケルターは「しっちゃかめっちゃか」って意味らしい。造語かな?作中でそう説明される。まぁ、たしかに観終わって感想言うと、「しっちゃかめっちゃか」ってことになる。
とにかくこの作品、最初から最後まで主演の「沢尻エリカ」一色。
彼女の魅力無くして、この映画は語れない。
ただし、監督の力量もスゴい。
「沢尻エリカ」という素材を、あれだけ作中で美しく表現して魅せられるのは、女性の監督ならでは。男の監督では無理。蜷川実花監督の作品って初めて観たんだけど、色鮮やかに魅せる作品であれば、スゴくハマる監督さんなんだろうなー。そういえば「さくらん」まだ観てないから、今度観てみるかな?
で、あえて「色鮮やかに魅せる作品であれば」と限定したのは、正直ストーリーはほとんど印象に残らなかったから。たぶん1年後には忘れてると思う。というのも、ストーリー破綻してる気がするので。
この作品、中盤までは、「美への欲求」って際限が無い、そんなの追求しても意味ない、というような、現代女性が何かと「美しさ」を求めることへのアンチテーゼなのかと思ってた。けど、最後おや?って終わり方する。
観てる間、どういう結末になるかずーっと考えてた。どう考えても、沢尻エリカ扮する「リリコ」は、印象的な死を迎えるくらいしか無いか・・と思ってた。しかし、ネタバレしてしまうが、最後死なない。観てたときは死んだ、と思ったんだけど(笑)それどころか、中国のおそらく上海辺りで怪しげなお店開いて、そこで変わらない美しさで最後登場する。
それで、ちょっと拍子抜け。
いや、そこで美しさが失われてないんであれば、途中のすったもんだはなんだったのよ?整形に失敗して、皮膚が黒くなり、美しさが失われるって設定じゃなかったの?あの薬、おそらく抗生物質だと思うけど、あれもそのために飲んでたんでしょ?
なので、最後わかった。
この作品はストーリーはどうでもいい。整合性なんか取れてなくったっていい。単に監督は、「沢尻エリカ」という旬な素材を使って、「印象」に残る「絵」を撮りたかっただけなんだな、って。
そういう意味では、その意図は成功してる。
途中モデルとして映される「リリコ」は、本当に輝くばかりに美しかった。たぶん「沢尻エリカ」本人も、今の年代の若さでしか出せない美しさなんだろうと思う。そういったシーンはスゴく頭に残ってる。
あとは原色。特に「赤色」。
「白」も印象に残ったけど、それは「赤」を引き立てるために「白」だろう。部屋の色や口紅、最後の服も赤だったし。そういった印象は、たぶん頭に残って長いこと消えないと思う。
たまーにそういう作品に出会う。ストーリーはすぐに忘れるけど、印象的なシーン、というか「絵」だけ頭に残る作品。女の監督の作品に多い気がする。この作品もそう。
まぁ、けど、結構面白かったかな。
桃井かおりもいい味出してたし。
しかし、執拗なくらいの「濡れ場=SEXシーン」だった。
あれって必要だったかな?美しさを引き立たせる演出だったのかもしれんけど。冒頭のシーンから、かなりマジな濡れ場だったので、ちょっと引いちゃったんだよな。。観終わった後で改めて考えると、ストーリー上そこまでの濡れ場は必要ないと思ったし。
まぁ、上で書いたように、印象に残ればオッケーってことであれば、ストーリーの筋は関係ないか。。この映画はそういう見方しちゃダメだね。
映画館のお客さんは、女の人が圧倒的に多かった。
エリカ様の奔放な生き方に憧れる人が多いのかしら?それはそれで興味深かった。いずれにせよ、たしかに女の人が観た方が楽しめる映画です。
沢尻エリカの今を観たい方は、ぜひ映画館へ。
んーーー残念。
色合いや視覚的なものは美しかった。
エリカ様脱ぎっぷりもよかったし、美しかった。
でも、主人公、
りりの狂気とカリスマ性が足りなかった。
雑誌の、表紙やモデル仕事の結果だけみせて、
カリスマ性を、アピールしてたけど、
りり自身の等身大のカリスマ性は感じられなかった。回りを巻き込む程の、カリスマ性も狂気も感じられず、結果だけ提示されてもーー。??である。
反対にキコちゃんのさらっとした良い感じが、最後にあったから、それが残ったね。
何が良くて悪かったのか??
わかんないけど、りりの人間性があまりでてなかったとこが残念。あと少しで10倍良くなった作品と思う。
沢尻エリカがとにかくきれい。
どんなシーンでも、沢尻エリカがすごくきれい。トップモデルはあんなに傲慢で大変なのか…食事制限や体型維持のストレスがすごいのだろうなーと、マネージャー大変だなーと思った。マネージャー、やられっぱなしで
モヤモヤしてたけど、テレビ局に情報渡したのはスカッとしたね。
赤色の妖しさ美しさとクドサ
体当たりの沢尻エリカ、今を感じさせる原作、斬新な衣装に装飾、観ながら期待が膨らんでいくのだが、十分に応えてくれないもどかしさを終始感じてしまった。
第一に、もっともっと、前半登場のりりこは素顔で圧倒的に綺麗であるべきでしょう。そういう映像にできなかったのは、可能な女優だけに大きな難点。第二に、赤を中心に魅力的に思える装飾等も、あまりに登場で食傷気味。他色を使ったりして、もっと赤を効果的に使えなかったのか。セックスシーンも、類似姿態で数多すぎて、インパクトが次第に退化。
まあ、リリコが壊れていく様はそれなりにリアリティがあるのだが、動と静の静が沢尻エリカの演技に感じられず、ただの特殊なわがまま娘という様に見えてしまい、普遍性を持っている様な説得力は感じさせなかった。
全体として、静止画的にキラリと光るものは感じたが、流れが有る映画という媒体をまだ監督が十分に生かし切れていない様に思われた。
今、沢尻サンが演じられる最大限。
ほとんど怖いもの見たさで観に行った沢尻エリカのヘルタースケルターでしたが、これが意外や意外、超掘り出し物でした。
カットが繊細で、とても丹念なシーンが続きます。
あいにく、蜷川監督の本職であるカメラマンとしての仕事は知りませんが、こういう写真を撮り続けて来た人なのだろうな。極彩色のフィルムを1秒ごとに早送りで観るみたいな錯覚に陥りました。
開演5分だけでも、相当の予算を使っているのではと思います。
で、本筋の映画ですが、沢尻エリカのスキャンダルのすべてが、この映画のためのプロモーションだったのかも知れないとまで思えるような(そんなはずはないのですが)仕上がりになっていました。
沢尻エリカは、役柄がピッタリはまっているので、地のままで演じていて違和感がありません。
もっとも、最後、記者会見で流血するシーン以降は蛇足に思えましたが……。
沢尻エリカが、次に何を演じられるだろうかとなると、まったく何も思いつかないものの、今の彼女にとって、この映画はベストの適役だし、周りを支える俳優陣も半端ではないので、写真鑑賞会みたいな感じもありますが、たっぷりと堪能することができると思います。
いや、だからストーリー…
キャストはピッタリなのに相変わらずストーリーが酷い。
原作の良さが消えてる。なんでだ…。
必要なシーンが無くて、不要なシーンが追加されてる。
原作ファンだからストーリーに違和感ありまくりで悲しい。エリカ様はマジでりりこなのに…。
ひっちゃかめっちゃか。
正に同じ要素心の私…。
何度も見てるから…だから驚きはないけど。
共感。
寂しい孤独怖い必要とされたい。愛して欲しい。
情緒不安。破壊。
根っこにあるのは、愛されたい。
あるよね。
そして、自分を破壊する。
本当。
寂しくて究極孤独な時って、
笑いながら泣いちゃうもんな。
私だけじゃないんだって…(フィクションだけど)
安定剤になった。
自分の中で邦画、歴代1位
蜷川実花さんの世界観がこれでもかっ!てくらい楽しめる。写真が好きでよく観ていたが、映像にするともっと凄い。AA=も大好きなので音楽も凄くいい。映画館で鑑賞、その後に携帯で2回も観てしまった。
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