劇場公開日 2013年8月9日

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「自分の好きなアニメや怪獣と重ねることができれば面白いと思う。」パシフィック・リム Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0自分の好きなアニメや怪獣と重ねることができれば面白いと思う。

2013年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

この映画はアメリカ人が見るより、日本人(特に大人の男性)が見る方が面白いと思う。

なぜかというと、昔からウルトラマンやゴジラなどの怪獣物、ロボットアニメなどを見ているから。

ウルトラマンやゴジラなどは着ぐるみだし、戦う舞台の街並みは模型で作っている。

ロボットアニメはあくまでアニメで、絵がうごくもの。

でもこの映画は、着ぐるみの怪獣、ロボットアニメのロボット、模型の街並みなどを、すごいお金をかけて、VFXで作ってくれている。

なにかそれだけで、感動してしまいました。

それに、いろんなものを参考にして作っているので、見る人それぞれが、自分の好きな怪獣やアニメと重ねて見られるはずです。

2D吹替え版で見たのですが、私はイェーガ―が、ロケットパンチ(マジンガ―Z)を出したところに完全に引っ掛かり、それから後の部分は「イェーガ―」ではなく、完全に「新マジンガ―Z」として見ていました。

その後、水木一郎さんが歌うテーマソングが、頭の中でヘビーローテーションして、離れなくなりました。

「ゼッ~ト!!」というやつです。

あと菊池凛子さんや芦田愛菜ちゃんがいい。

たまに出演することはあるけれど、いつもテレビで見ているような人(特に女性)が、二人同時にハリウッド映画に出演しているのが面白かった。

芦田愛菜ちゃんはご存じのとおり、いろんなドラマに出演しているし、菊池凛子さんは「バベル」等に出演しているけど、「バベル」の時は誰だかわからなかったし、その後はドラマ版の「モテキ」しか見ていないので新鮮だった。

まったく個人的な関係はないのだけれど、旧知の知人が初めてテレビドラマ(ハリウッド映画だけれども・・・)に、それもけっこう重要な役で出ているような感じで、応援したくなり、非常に面白かった。

でも、内容はよくあるエイリアン物なので、自分の中でキャラクターを重なることができなければ、あまり面白くないかもしれないです。

Push6700