ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
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誰だ、「ゼロ」なんて付けた大馬鹿野郎は!
自宅でじっくり1人で観た。音のない世界が常闇の限られた空間での息苦しさをジリジリと伝えてくるのが本当に圧巻で、こんなにも没頭して映画を観たのは久しぶりだった。宙に浮いていた主人公が、重力に縛り付けられる姿は涙なしでは見られなかった。
原題のまま「グラビティ」で良いのに、ゼロなんて付け加えた大馬鹿者はどこのどいつだと心底腹が立つ。そこだけが悔やまれる。
孤独感や息苦しさが伝わるような作品です。映像もすばらしい。 しかし...
孤独感や息苦しさが伝わるような作品です。映像もすばらしい。
しかし、なぜ邦題はグラビティではなくゼロ・グラビティなんでしょう?
全く意味変わってきませんか?
個人的には「グラビティ」で良いと思います。
映像美は確か
確かに映像はきれいなんだけど、それだけかな。この最近増えてきた「きれいな映画」っていうのがどうも受け付けない。映画って映像だけじゃなくてそこにストーリーがあって、音があって、いろんな感覚をもって楽しめるからいいんじゃないかと思う。だからこういう視覚に訴えるだけで中身のない映画は好きじゃない。もちろんそれもいちジャンルとして認めるべきなんだろうけれど。その点「アバター」なんかは新しい世界観があって再見の価値ありなのかな。
手に汗握りすぎ
宇宙空間の恐怖。
機材も酸素も十分でない中どうやって地球に帰るのか。
断崖絶壁から綱渡りで向こうの岩場まで行くような感覚を終始味わえる。
突き抜けた緊張感のある映画。
科学的には相当フィクションであり、慣性や摩擦を都合良く扱っていたり、
現実では明らかに試験に落ちる人が宇宙飛行士になれていたりするが、
まあそういう映画じゃないからいいんだろう。
前代未聞の"90分間"
前評判の凄まじさ、アカデミー賞を騒がせた話題も全部忘れて引き込まれた!見たのは2Dバージョンだけど、宇宙空間にいるような感覚、遠方に見える大量の破片がどんどんこっちへ迫まる恐怖、これで2Dバージョンだよ!じゃあ3Dはどうなんだぐらい、とにかく本当恐ろしかった!たった"90分"の映画なのに、ここまで凄いの見たことある!?
しかも話を突き動かすのは"生きたい"って人間の本能の再生。あんな絶望な状況の中でそれを最後まで保つなんて、僕にはとてもできそうにない。狂ってしまうのが目に見えてるけど、それを最後まで掴み続けて"生きたい"って剥き出されたら、見てるこっちも感化されて拳握って見守ったよ。もうフィクションの枠超えてる。
サンドラ・ブロックは凄かったし、ジョージ兄貴は安心できたし(この"安心できたし"は本編を見れば痛恨できます)、こんなに高いレベルの映画、早々お目にかかれない!!絶対3DBlu-ray買う!!
宇宙行きたくない
サンドラブロックは本当にアクシデントが良く似合います。今回はシリアスな役柄ですが、コミカルなサンドラが個人的には好きです。
こういうパニック的な展開で「ひいー」とか声をあげてしまったのは初めてです。
音もなく絶望が迫る恐怖は初体感でした。
こんなん出ちゃったらこれが宇宙映画の基準になっちゃうだろーから作り手は大変だー
カメラの長回しによって緊迫感がすごい。 90分という短い時間だった...
カメラの長回しによって緊迫感がすごい。
90分という短い時間だったが、見ごたえはある。そして綺麗。
宇宙はCGを使っているだろうが、CG感がほとんど感じられず、現実のように思えてしまう。
無重力空間では人間がいかにちっぽけで無力な存在なんだというのが感じられた。
恐怖映画だな。
極力余計な要素を省き、宇宙での話に終始したのは正解。
映画が小説に勝る点を思う存分味わえて、見応え満点。
3Dで映画館でなぜ見なかったのかと、今さらながら後悔。
CG映画って、どんなにか凄いシーンでも「どうせCGだろ」感がつきまとうんだけど、この作品はほとんど感じさせない。
長回しによる緊迫感の連続と、宇宙という浮遊感と奥行き感を表現した、制作手法の勝利だろう。
ストーリーがどうとか、実際の宇宙はどうとか、そういう気持ちを持たずに見ることができたら間違いなく傑作だろう。
宇宙旅行というものがほんの少し現実味を帯びてきた現代だが、私は宇宙なんかに行きたくない。そう思わせる恐怖体験が、この映画にはある。
映像は綺麗だったが…
確かに映像は綺麗で、どうやって撮ったのだろうとは思いましたが、90分ということもあり中身が薄いような気がしました。「あれっこれで終わり⁉︎」が終わったあとの感想です。自分には少し物足りないですねσ(^_^;)
宇宙空間で次から次へとアクシデントが起きるため、息を止めて見入って...
宇宙空間で次から次へとアクシデントが起きるため、息を止めて見入ってしまいました。そのせいで見終わると若干疲れが…
なにをするにも大変そうなので、宇宙なんて行くものじゃないわ、と言う気持ちになりました。
宇宙空間の美しさは映画館で見たらもっと堪能できたのでしょう。
無重力
宇宙で人は生きられない。
この作品を観るまで宇宙を怖いと思ったことなどありませんでした。
信じられないほど危険な場所ですね。
これは3Dで観てみたかったです!
でないと無重力体験などできないと思います。迫力満点で、撮り方などが凄くて魅力的でした!
是非ともオススメします!
一難去って、また一難。ストーン博士の、
パニック度合いが半端じゃない、序盤です(笑)
吹き替えで観ました。
この博士、正直焦ってばかりなので
観ていて少しいらいらしました
ちょっと頼りないぞと。
でもこのポンコツ具合(褒め言葉)が
後半になるにつれて徐々に引き出されていく
生への渇望とたくましさを際立たせているのかな。
終わりまでずっとあんな感じの
「助けて!もうお終いよ!」的な
足引っ張りまくりの女性だったら
4.5はまずなかったかも
そしてマットに感謝。
途中出てきたときは「嘘だろ!」と思いました
見事に幻覚オチでしたが笑
大気圏突入してからは
ずっと生き生きしていましたからね。
でも宇宙で火災は本当にやばいですね。
重力も宇宙から見た地球も本当に美しい。
何より酸素のない場から
酸素のある場への切り替わる…
あれは音響というんでしょうかね、
実際の感じもああなんでしょうか。
なんにせよとってもリアルで世界観に浸れます
とにかく映画館で見なかったことを後悔
とりあえず、
その辺のホラー映画より見ていてヒヤヒヤする
宇宙怖い!
こだわりの重力表現
人類が宇宙空間へ飛び出していくことの困難を体感的に描いている。重力と言うものがかくも運動の制御に不可欠なものとは。
破壊された衛星の破片が高速で襲ってくるシーンは実に恐ろしく、極めて直線的にこちらへ向かって、衝突したものもその地点から直線的に散らばっていく。そして、さらに恐ろしいことに、90分後には周回軌道を一周して再び襲ってくることが計算されているのだ。
この無重力空間での宇宙船やその残骸、そして登場人物の動きを縦横無尽の角度と距離でとらえる非常に長いカット。文字通り息をのみ、呼吸することすら忘れて見入ってしまう。
そして、空気(なんと非科学的な語彙だろう!この映画を語るのに相応しい言葉とは思えないが、「大気」でも「酸素」でもない他の言葉を知らないから仕方ない。)のない空間での静けさと、空気の満ちた宇宙船内の対比は迫力の音響を使用して表現している。全編がDolbyやTHXの商標に使えそうな音世界。
最後に2本の足で立つサンドラ・ブロックの姿が神々しい。
太古の昔に生命体は水中から陸上へ棲み処を移し、そして我々人類に至り2足の脚で直立するようになる。これは生命の重力に対する戦いへの勝利なのだということを気づかせてくれる
重力に縛られる地上では、重力からの解放を憧れる。しかし水と同じく、重力もまた我々生命体には必要なものであることを、宇宙空間では思い知らされる。重力は、われわれ人間を縛りもするが、守ってくれてもいるのだ。
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