シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
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さよなら、エヴァ‥ありがとう‥
この作品を鑑賞して思ったことは、まず新劇場版シリーズを完結まで導いた全てのスタッフとキャストに感謝と敬意の気持ちでいっぱいです。
パンフレットにも記載されていました通りアニメーションの面白さを様々な形で取り入れていてストーリーや映像作りはどれも興味深く、9年間待った甲斐がある程の出来栄えでした。
良かったシーンはヴンダー艦隊戦と初号機VS13号機がとても印象強くワクワクさせられた。
そしてなによりシンジが一人の男として成長した姿が描かれていてとても感動できました。
【総合評価】
エヴァシリーズを観てきた者としては、エヴァらしさが素直にある納得する終わり方だったので個人的には大満足。日本のアニメーションにまた一つ名を残せる素晴らしい作品に仕上がっているんではないかと思います。
完結しました。
女性達の描写がカッコよくて好きだ!
高3の時に友人から借りて観たTV版エヴァ。
どハマりして、映画を観に行って、よく分からなくて離れて、今回ラストということで観に行った。
色々な人の感想を読んで、賛否両論あるというのはエヴァというのは「個人的な体験」なのだなと思った。
いつどんな精神状態の時にこの作品に出会ったか、また男性か女性かで感想が大きく違いそう。
私個人としては今年41歳になる独身女性。
まだまだ自分は未熟だなと思うことの多い人間。
それだからか、今回それぞれのキャラ達の成長と未来が見れてスッキリできたし勇気をもらえました。
あとは何より映画館でリアルタイムで観れて本当に良かった。
映像の進化がまずはとにかく凄いなと。今だから表現できたことが多いのだろうな。
映像は大大大満足!
日本のアニメは凄いなあ。
今回は廃墟シーンの美しさにとにかく感動。
ストーリーは、前作をサラッと観ていた程度だからか、よくわからないことも多かったけれど、それでも何をやろうとしているのか、何を伝えようとしているのかは理解出来るので、分からないながらも面白く思えた。
まあ、とにかくゲンドウとシンジが最後に分かり合えて良かった…。
そのラストしかあり得ないのだけども。
ゲンドウは元々弱い人だったのに初めて愛した唯一の人が死んでしまったことで、やっぱりだいぶ昔に壊れてしまっていたんだなと。
人間はそんなに強くないよね。
最後は少し戻れたようで良かった。
シンジという息子がいて良かったね。
地球を完全に壊さずに済んだ。
ミサトさんがカッコよかったな。
母親になると、あんなにも強くなるのかな。
この映画、女性達がカッコよくて好きだ。
それぞれの境遇で悩みながら、悲しみながら、或いは楽しみながら戦ってる姿がいい!
アスカとマリの戦闘シーンはホント最高。
委員長の今が一番若い、ってセリフはよくあるセリフだけど、やはり大好きな言葉。
この言葉しか歳とった自分を救わないから笑
これだから若い男は、も良かったな笑
庵野監督のモヨコさんへの愛をたくさん感じて、それもキュンとしたな。
ご都合主義という批判があるのもわかるけど、それでも沢山の愛の詰まった素晴らしい作品で、私は好きです。
映画館でもう一回観たいなあ。
タイトルなし(ネタバレ)
エヴァンゲリオンは何度見ても大まかな内容までしか理解出来ずそれでも何度でも見たくなる映画でした。人間の欲や生き方、それから日本人らしい性格そういう言い方を悪くしたら汚い部分をエヴァンゲリオンには描かれていて好きです。使徒が怖くて映画館で見るか迷いましたがもし今回見なかったらきっと後悔すると思ったので見に行きました。しかも1人で笑笑 一緒に見に行く相手がいなかったので…。アニメも漫画も読んだことがなく映画しか見た事がないのでどんな終わり方をするのかどのようにシンジくんが成長するのか気になりこの2時間30分で完結できるのだろうかと思いながら見始めました。心を閉ざしたままのシンジくんに対し心を開き始めたレイちゃん。でも生きることに意味を見いだせないシンジくんに対してレイちゃんは生きることの楽しさや面白さすごさを見出したのに生きることの出来ないレイちゃん。シンジくんの前でレイちゃんがカヲルくんと同じ死に方をしたのはシンジくんにとって残酷だなと思いました。だけどレイちゃんの死がシンジくんを動かし前に進ませたと思います。変わり果てた世界で1人取り残されたように突然目を覚ましエヴァに乗り、周りに責められる。そんなシンジくんだけど最後は世界も父親も全てを救い出し私たち現代人に未来を切り開く方法や気持ちの持ち方を教えてくれた気がします。もし時間があればもう一度見に行きたいなと思いました。
さようならエヴァンゲリオン
見終わっても、「うん、知ってた」としか言えない
「まあ、こうするしか無いんだろうな・・」
本作を見た直後の、これが率直な感想です。
「エヴァ」という作品を牽引していたものとして、
・学園エヴァとしてのラブコメ要素
・既存のロボットものの枠にハマらないバトル描写
・謎によるクリフハンガー
・私小説的でさえある心情描写
などがありますが、今回の「シンエヴァ」でどれほどのものが残っているでしょうか。
今の庵野さんがラブコメを描けない事は既に「破」で露呈していますし、
バトル演出はほぼ全てをCG化する事で作画時代のケレン味を失い
屋上屋を架すような謎を本気で追いかけるのは一部の好事家のみとなり
そして一番大事な事として、すでに庵野監督自身がシンジ君に仮託するほどの熱情を失っている。だからこそ9年かかるわけです。作りたいものを作っているなら、こうはならない。
Qのラストに続く物語に、私が期待していたのはジュブナイルSF的な展開でした。シンジ、綾波、アスカの3人が赤い荒野の大地を旅する・・そこで人としての何かに触れる、気づく、取り戻す・・どんな壮大なお話になるかと期待していました。確かに作るのはむつかしい、9年かかっても仕方がない、と。ところが出てきたのは災害後の日常をサバイブする共同体。after3.11のアレです。「あーこっちに持っていっちゃったか・・」って、思いましたね。楽な方を選んじゃったなと。
このコミュニティの住人がまたやたら饒舌で。綾波に絡むおばちゃん達や、委員長やらが、聞かれてもいない事まであれこれ語る。限られた尺の中で役割をこなすために、みんなが都合の良い住人になっている。綾波もまた、やたら素直に順応する。シンジに勧められても本を頑なに読まなかったQとは既に別人です。段取りをこなすための、舞台装置に過ぎない。そんな描写の薄っぺらさが、見ていて辛い。前半はアスカだけが救いでしたね。
シンジ君が復活してからも、艦長がひとり特攻するヒロイズムだとか、父殺しを行う息子だとか、最新の映像技術を駆使して古典を見せてくれます。庵野監督のご年齢を考えれば、新しい引き出しがあるわけもなく、こうするしか無かったのでしょう。もちろん、古典やお約束が悪いわけでもないですし、実際よく出来ている。だから感動する人が居ても不思議じゃないです。それを否定するつもりはありません。ただシナリオが弱いから、引用したシーンのコラージュで終わってしまっている。ヤマトだったり、999だったり、ナウシカだったり。「旧エヴァ」も引用は多いんだけど、それらが修飾する中心に「エヴァでしか見れない熱量」があったわけですが、新劇場版の中心には何もなくて、空っぽなんですよ。だからこそ脚本でもう少しスイングさせたい所ですが、原案が監督だとこの辺はどうにもならないですね。
さてラストですが、庵野監督が富野さんの「新訳Z」を見て今回の連作を作ることを決めたと聞いた時から、こうなるだろうなとは思っていました。そして「新訳Z」のラストがオリジナルに比べて語られる事が少ないように、ハッピーエンドというのは物語の死を意味します。「エヴァ」はこれまで、例えお話として一応は完結していても、何かを観客の心に宿題のように残してくれてきました。問題作とされたQですら、その意味ではれっきとした「エヴァ」でした。だからこそ、綺麗なお姉さんと走り出すシンジ君を見て、「あーほんとにエヴァ終わったな」って思えました。私が受け取るべきものは、もうこの作品にはないなと。
まあ、だから、これで良かったのでしょう。だって終われたのだから。
PS.それでもシンジ君はアスカとくっついてほしかったな~
エヴァンゲリオンが1番庵野ワールド全開で最高でした
庵野さんの癖を観ていたような映画
登場人物がそれぞれとても魅力的でアスカさんとマリさんはとても好きでした。コンビでの戦闘もとても良かったです。終わってしまって寂しさがあります。
天才の天才達による凡人の為の作品
アスカさんは本当に天才だなと思いました。
それぞれの最後の時がとても象徴的で様になっていてかっこ良かったです。
こんなご時世だから終わってしまったのかな~。
ラストの宇多田さんの歌はまた最後にエバを強く感じることが出来ました。
エヴァンゲリオン本当にありがとうございました。
いつまでも永遠にファンです!
Ps 年配のお父さんは隣ですやすやと寝ていました。
追記
Paris(エヴァ)と別れることが寂しいことを感じました
エヴァンゲリオンロスになってしまった
これからエバの知識をどんどん補完していって、チャンスがあればまだ劇場でエヴァを観たい😣
パンフレットも買いたい❗
(式波)アスカ・ラングレーをまだまだ追い続けていたい🏃♂️
まだまだエヴァロスになんてなりたくない
勘弁してくれ
レイの様に爆弾持ってでも劇場まで突っ込む感じで観に行きたい
この使徒を殲滅させる
まだ終わっていない
長い旅の終わりかな
終わってしまった……
公開から1週間ちょい行けそうだったのでシンエヴァンゲリオンを見てきました。見に行くまでにTwitterで田植えがどうとか感想でアスカ……みたいなのがありもしかして明日か死ぬのか……?と思いながら見に行きました。
まぁ、映画館はほぼ満席で始まり(ポップコーンかなり落とした)最初の田植えシーンみて黒波の成長を見た後のあの驚き。アスカにタオルをかけるシーンとかでも驚き。
いやー、やばいですね(語彙力)
でもアスカのは前回からかなり時間経ってるしまぁ、わかるかなって。
最後に、とても面白い作品だったと思います。ありがとうございました。あと何回か見に行こうかな……。
一見さんお断り映画
70%の理解でも十分満足
今のアニメーション映画の真骨頂で最高峰
とりあえず皆で行こう!
一時は(ずっと?)どうなる事かと思ったが、無事完結。まずはそこを寿ぎたい(笑)
『Air/まごころを、君に』の経験が生きてるというのが最初の感想。
性急になりすぎず、エンタメとしての爽快感を維持しながらテーマに切り込んでいる感じ。
映像の素晴らしさ、セルフオマージュの巧みさは流石。
大げさでなく、日本アニメ史に残る名作が生まれたという事だろう。
とはいえ、TV放映時から追いかけてきた自分個人としてはモヤる部分があったのも確か。
もちろん、積年の「思い入れ」があるので「何を出されてもモヤる」可能性が高いのは自覚しているが…綾波の扱いはもう少しなんとかならなかったのか。
綾波に関しては『序』『破』の流れとの乖離を感じてしまうなー
あと、「1000人レベルの共同体で農業」って!(笑)
「理想郷」のビジョンがそれなんだーという脱力感はあった。
正直、あの辺の展開は(必要性は理解できるものの)苦痛で、「このまま終わったらどうしよう…」と不安を抱きながら見ていましたよ、もう。
この辺は完全に個人的な趣味問題なので、評価には関係ないと思うけど。
最後に、
一言でいうとマリの映画だった!(笑)
この辺りは庵野監督の誠実さの表れだと思って高く評価してるんだけど、僕は。
既存のキャラだけではエヴァは終われない、似た結果になってしまうから、今までにいなかったタイプの個性を投入するという事でしょう。
実際、コアメンバーであるシンジ、アスカ、ミサトの行動はTV、『Air/まごころを、君に』、あと本作で大筋は変わっていないのだから。これはスゴイことだと思うのですよー
終わってしまったんだなーという虚脱感
ネタバレなしで書くのは難しいんで内容には一切触れませんが、
前作のQに引き続きの難解なストーリーと専門用語の波。
にわかな方なので、ざっくりなストーリーしか把握してないんだと思う。
とりあえず、こういうシリーズ物の感想にはこれから観る人へのアドバイスとして毎回書いてますが、
こないだやってた金曜ロードショーのシン劇場版3部作だけでなく旧劇場版やTVアニメシリーズなど予習できるものは予習して置くと幸せになれると思います。
ただ、序・破・Qについては最初に「これまでのエヴァンゲリヲン」という振り返り映像が流れるので一度観たけど忘れてるなーくらいなら免除可能かも。
上記のように理解していない部分は多々あると思いますが、
理解したのは、本当にエヴァは終わってしまったんだなーという虚脱感。
Qでは語られなかった他の登場人物のその後も語られます。
そういう意味ではスッキリして、そういう意味ではモヤモヤする作品でした。
現実世界の中だけの話にして欲しい・・・・・
あわい(春)
日本アニメ界に燦然と輝く彗星のしっぽに危うくくっついた、2020年からのファンです。
エヴァンゲリオン観てみよう。と、新劇場版:序を再生して本当に数分で、優しい瞳の少年に心奪われてしまった。
延期につぐ延期で、旧劇・TVアニメ版・漫画とナディアまで観る時間ができたのは初心者には嬉しい誤算だった。
それらの作品に触れるのは初めてだったけど、がっつり同時代は生きているのであの頃はどんなだったかなぁと思い出しながらの鑑賞だった。
周りにいる人は変わり、居る場所も変わった。
でも不意に出会う絵空事に心を揺さぶられ、メソメソとティッシュで片目ずつ押さえている自分は全く変わっていないのだとエヴァの25年を追体験して気付いた。そしてどうやらこのまま歳をとっていきそうだということも。
それは幸福なことだ。
本作を観たのは小学生の息子と。鑑賞後、ほんの少しだけ彼が遠くに離れたなと感じた。そしてどうやら本人もそう感じているとなぜか分かるんだ。相変わらずアホなことをやっているけど。時間は有限なのだなと思った。
本作に青春の終わりをみたひともいるし、ここからはじまる青春もあるらしい。
6月でも1月でもなく、3月に。
何年生でも何学生でもない、ほんの僅かなあわいの日々が身に染みついている春の日に、本作が上映されて本当に良かった。
観たあとの帰り道、1年でいちばん優しい風に触れながら歩けるんですよ。
偶然とはいえ何という幸運。
もう、どうぞ映画館へ!
マイナス0.5は、最後に聞きたかったのは緒方さんの声だったからです。迷ったけどすみません…
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7月21日、終映後 ★5に修正
日本語字幕版、4dxも含め10回観ることができました。
最後ドルビーシネマで締めました。
自然に沸き起こった拍手に心底震えました。
スクリーンに映されたすべて
耳に届く音、楽曲、セリフすべて
希少品と呼べるかもしれない。
舞台挨拶での緒方さんのお話を聞いて、涙が出てしまった。エヴァはどこまでも優しかった。ありがとう!!
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