「お疲れ様でした」シン・エヴァンゲリオン劇場版 @Fxxk4everさんの映画レビュー(感想・評価)
お疲れ様でした
なぜ音符のリピート符号が使われているのか?旧作との関係性は?などなど、
様々な憶測を呼びましたが、雰囲気で観るのがジャストだと思ってます。
すごいと思うのは、
シン・ゴジラを一回やってるから「シン」という枕言葉に違和感がなくなってること。
旧作の最後では、アニメの間に「実写」が挟まれて、映画館を鑑賞している人たちが映されました。
あれは、オタクを家から外に出させたくて挟んだカットだった。あの後、本当に凄いことになったよね。
今回もやっぱりありました。シンジくんを引っ張って、走って連れ出すシーン。やっぱり実写になりましたね。
それで満足。
本編の内容に少し触れると
・この世界は神話の通り、神様が作ったもの
・神様が使徒を作った
・アダムだけが知恵の実を食べた
・他の使徒は生命の実を食べた
・アダムと他の使徒が交わるとインパクトが起こる
・完全な生命の誕生
・だから、向かってくる他の使徒は全て殲滅した
・碇ゲンドウは、それを利用して世界を変えたい
・魂(知識)を具現化(生命)したい
・使徒のクローン(エヴァ)は、インパクトを思うがままに操る唯一の鍵。中に乗れば、思い通り。
・交わるためには使徒の魂を守るATフィールド(心の壁)を解放する必要がある
・解放するための道具が、槍
・槍を使って「海」と「大地」を変えるインパクトは起こした
・あとは鍵を強制起動して、最後のインパクトを起こし、魂の世界を作り替えるだけ
ちなみに槍の名前は、皇帝シーザーを背中から刺した、歴史に載ってる「ガイウス・カシウス・ロンギヌス」さんから取ったと思われる。
ガイウスの槍 :外圧。原作者の槍。バッドエンドにしたくない時に登場する。
カシウスの槍 :希望。作り出す槍。
ロンギヌスの槍 :絶望。神殺しの槍。
で結局、オヤジ(碇ゲンドウ)は、外圧(槍)に妨害されて、碇シンジが代わりにネオンジェネシス(新世界)を創造したのでした。今回はハッピーエンド。