「若さが眩しい」ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日 ミケランジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
若さが眩しい
幻想的で迫力満点の映像は、アクションとファンタジーの世界。主人公がまだ若い少年という年齢設定。それで、トラと共存する道を選べた。大人であれば、リチャード・パーカーは殺していただろう。構成で注目するのは、出だしの、名前の由来を語ることで、少年パイの「対抗策を考える忍耐強い性格」を見せているところ。神をいくつも信じているという性格設定も、漂流生活での彼の感情的な行動に説得力を持たせた。
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