踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望のレビュー・感想・評価
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最新作の制作が予定の最中
されていると思われますが、ドラマ、映画共に SMAPのメンバーが出演されていらっしゃりますから、最新作においても、ドラマか、映画のどちらかにSMAPのまだ出演されておりません メンバーが参加されます可能性がありそうですね
「踊る大捜査線」このファイナルじゃ終われない!
いよいよファイナルの鑑賞です。
「踊る大捜査線」はTVシリーズの1回目から毎週欠かさず見てました。スピンオフ作品も全て見て、この世界観がホンっと大好きです。
でも、最初に見た時には、この作品イマイチ納得できませんでした。
上層部との確執っていうのは、確かに当初からあったこの番組のテーマではありましたが、何かが違う。
この描き方は、テレ朝のドラマに近いような印象を受けましたが、いかんせん、「踊る大捜査線」では浅すぎる。それでいて重々しく、展開しようとするものだから妙なチグハグ感が生まれてしまったかな。
確かにTVシリーズの方でも重く展開する部分はありましたが、そこは演出の良さとでも言いましょうか、軽い躱しを交えながら、あくまでもエンターテイメント風に楽しく見ることができました。なのに、この作品は・・・。
同窓会的な雰囲気で、懐かしいキャラを登場させるのもいいのですが、東映のライダーシリーズと一緒で、出せばいいってもんじゃない。
【ラストに触れるネタバレです】
まさか、新メンバーになった小泉さんや小栗さんが、犯人になっちゃうとは、ビックリでした。
まぁ、バスで都合よく突っ込んでくるのも出来すぎ感満載だったけど、面白かったから、まぁ良いか。
でも、この「ファイナル」では、有終の美は飾れない。「踊る大捜査線」の最期の作品としては、どうも納得できなかった一ファンとしては、今回の踊るプロジェクトの再開は大歓迎てす。
「室井慎次」後篇がどのように終わるか、楽しみです。
ふうん。
TV版は観たことがなく、劇場版とスペシャル版だけ。元々無理あるチャレンジだったかも。どうして青島刑事ばかりなのかなあ、というわだかまりがどうしても拭えなかった。
収穫は若かりし内田有紀かなあ。
少し盛り上がりに欠ける
個人的には第一作目が1番面白くて、シリーズを経るごとに面白く無くなってる感は否めない。
散々保身に走って捜査を混乱させてきた警察上層部がかまされてたのはスカッとしたけど、そりゃそうだって感じ。
良くも悪くもあんまり裏切りがない。
【”組織の中で生きる人間こそ、信念が必要だ。と刷新された警察組織の、警視庁長官に就任した室井は言った。”今作は、警察内に蔓延る隠蔽体質の数々を、前作までのコミカルシーンを抑えて描き出した作品である。】
ー 前作までは、コミカル要素とシリアス要素とのバランスが面白きシリーズであったが、今作では最序盤こそコミカルだが、それ以降はシリアスでスリリングな展開に引き込まれる作品である。今作では、それが奏功していると思う。-
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作では、キャリア組トップたちの過去の誘拐事件の際に隠蔽した事が、徐々に明らかになって行く。
それを暴こうとしたのは、過去の誘拐事件で被害者になった女の子の親族であった前作まではクールに見えた鳥飼管理官(小栗旬)であり、当時捜査をしていた久瀬(香取慎吾)なのである。
彼らは、腐った警察上層部に見切りを付けて、世間に警察の実態を晒すために敢えて、新たなる誘拐事件を起こしたのである。
そういう生き方もあるのかもしれないが、私はどんなに腐った組織でも、そこに残り刷新していく方が男らしいと思う。何故ならば、そちらの方が大変だからである。
故に、青島と室井の選択を指示したい。
■このシリーズでは、組織の中で働く者には心に響く言葉が随所で披露されるが、今作では室井が”所轄”達の前で言った””組織の中で生きる人間こそ、信念が必要だ。”という言葉が印象的だったな。室井はその後に照れ隠しで”何てね。”と付け加えるが、彼になかったユーモアのセンスが加わったのかな。
それにしても、室井の言った言葉は、サラリーマンには響く言葉だと思う。
このシリーズが人気があった事が分かる気がする。
・そして、お決まりの室井が青島に言う秋田弁は、今作では”おじまげな”(格好つけるな)である。ちょっと、嬉しい。何でかと言うと<以下、自粛>
・鳥飼管理官の告発により、愚かしき保身に走る警察庁長官、次官には退職勧告が行政人事院の男(故、大杉蓮)から書面で渡され、退職勧告を受けていた室井は刷新した警察組織を作るために警察庁長官に就任し、青島には室井から警部補と書かれた警察手帳が手渡されるのである。
天は、正しき行いをする者をキチンと観ているのである。
<今作は、警察のキャリア組トップの保身を図ったが故の数々の隠蔽と、それを暴こうとする側との攻防がスリリングに描かれている。
そして、その中でもキャリアの室井の姿勢はブレないのである。
私は、警察組織で働く方々は、キャリア、ノンキャリアに関係なく、日本国民の安全のために激務をこなしていると思っている。
今作は、人気俳優多数出演の大人気シリーズであるが、この作品を観て”ボクも、室井や青島の様な警官になりたい!”と思った人が結構いたのではないかな、とも思った作品である。
もし、そうであれば、今作シリーズの意義は更に大きなモノであるのではないかな、とも思った作品でもあるのである。>
バナナ🍌‼️
いつから「踊る大捜査線」ってこんなにツマらなくなったんだろう⁉️2024年の秋に待望の劇場版が公開されるらしいのですが、この4作目と同じスタッフが製作するのであれば、まったく期待できない‼️後ろ向きなタメ息しか出ない、この作品のポイントを箇条書きで・・・‼️
◯歴代のオープニングタイトルはカッコ良かったのですが、今回のファイナル感アリアリはどうなんでしょう⁉️結局12年後に復活するし‼️
◯隠蔽がテーマなのですが、青島を始めとする所轄の刑事たちも隠蔽やってる‼️税金で購入してしまった大量のビール‼️「事件に大きいも小さいもない」‼️
◯執行官の前で平然と室井と青島に罪を擦り付ける警察庁のトップたち‼️
◯劇場版2作目以降レギュラーと化して、それなりに人気もあったはずの小泉孝太郎の小池を犯人にしてしまう不人情さ‼️
◯犯人役で出演してる某アイドルの酷い演技‼️
◯高速バスでバナナ倉庫に突っ込むすみれさん‼️すみれさん死亡説が噂されてますが、最新作で死亡扱いだったら許さんし、27年間青島と結ばせないのも絶対許さん‼️
◯全編を通してやたらと出てくる、伏線と思われるバナナ‼️ホントどうしようもない‼️
◯捜査らしい捜査もしないまま、青島もただ自転車をこいだだけで「バナナだ」‼️そして室井さんのセリフ「全捜査員に告ぐ、バナナだ」‼️真面目なのか⁉️ギャグなのか⁉️意味不明‼️
とにかく12年ぶりの「踊る大捜査線」復活‼️気合い入れて頑張って下さい‼️
おぞましい映画。終わりの始まり。
公開されてからだいぶ経ちますが
こんなにも印象が悪い映画は生きてきて初めてかもしれません。
脚本
キャスティング
演出
構成
3DCG
地獄のような時間でした。
和久さんの甥という設定を出してきて、これがまた蛇足。役者さんには申し訳ないが本当に出ない方がマシなレベルです。
香取慎吾に至ってはキャスティングも演出も何も考えずにジャニーズと言うだけで重要ポジションにしたせいでラストが台無し。
織田裕二を課長にしたせいでなんとも中途半端な立ち位置に。
すみれさんのバス爆破のシーンは安っぽい。
せめて最後くらい前作と同じ湾岸署のロケ地にして欲しかった。
違う違う違う、そうじゃない。
そんな映画でしたね。
香取慎吾の大根芝居でラストの全てを台無しにするという、香取慎吾作品ブレイカーがピカイチな作品です。
なにこれ同人作品?
ファンが作った別次元の作品かな?
いや夢だな。
大好きなシリーズなだけに腹が立ちましたし、悲しかった。こんなFinalでいいんか!?
真下人気に・・・
いきなりの唐揚げ屋でのシーン。もしや青島とすみれが引退してしまったのか?と思わせるオープニング。この張り込み捜査のあと、すみれが過去の銃痕の痛みから辞表を提出するなどといった展開。そして起こった事件は警察の隠蔽体質を鋭く批判する内容となり、いつもの雰囲気とは違う。久世という警察官(香取慎吾)が犯人の一味だとわかっているのに、上層部の鳥飼警視(小栗旬)が犯人をでっち上げ、さらに誤認逮捕と自白強要をしたとして青島に辞職勧告書を渡してしまうのだ。事件は6年前の少女誘拐殺人事件に遡り、死に至らしめたのは交渉人だった真下正義(ユースケ・サンタマリア)の交渉打ち切りが原因だとして、逆恨みによる事件が新たに発生。今や湾岸署署長となった真下の息子が誘拐されたのだ。
官僚主義と現場主義との確執も健在だが、その規則にがんじがらめの中での悲劇。さらには隠蔽体質と冤罪事件なんてのもテーマにしているのだが、言いたいことを詰め込み過ぎたため、ちょっと空回りもあるし、不自然なことだらけ。クライマックスでは実家に帰ろうとしていたすみれ(深津)がバスを乗っ取ってバナナ倉庫に突っ込んでくるなんてシーンもあるが、これがまた迫力不足!夜行バスの大事故があった年に公開されるなんてのも悲劇だ・・・
有終の美は飾れたんじゃないでしょうか。
転落の一途を辿っていた踊る大捜査線シリーズですが、最終作はなかなかおもしろかった。辟易するような茶番劇は極力抑えつつ、本筋の事件のストーリーを重きをおいてなかなかしっかりした作品でした。
ビールの誤発注事件や真下署長の戒名汚い事件など、コミカルな演出は昔の作品の雰囲気があってよかった。もう見れないと思っていた、室井指揮、青島現場の構図が見えて嬉しかった。今までずっといけ好かないと苦虫噛み潰してた2人に最後の最後鉄槌がくだされる展開は痛快でした。
小池さんのあの正義感は2作目で室井さんと一緒に仕事したことがきっかけですよね。そういう以前から繋がりが感じられるのがよかった。
鳥飼さんはあの2人を潰そうとしているのはなんとなく分かってたけど、結果最後の告発分のみっていうのはちょっと寂しいですね。もっと、直接切り込む展開でもよかったのに。
相変わらず、ツッコミどころもおおおいけど、
・あんなに地域に根付くぐらいだからかなりの期間ですよね。湾岸署ってのは3人長期で抜けてもなんとかなるの?
・アルバイトじゃないんだから引き継ぎとかなにもせずに辞めれるわけ無いじゃない。。
・最後のトンデモクオリティのバス突入CG・・。最後の作品なんだから、もうちょっと頑張りましょうよ
でもまあ、総じて面白かったです!
苦節15年、ふたりの約束…
"踊る大捜査線(映画)" シリーズ第4作。
通常スクリーンで鑑賞。
ノベライズは未読。
ついに終わってしまうのかと、寂しい気持ちになった。始まりがあるものには必ず終わりが来ることは分かっているが、いざその時が来るとやはり悲しいものである。大好きなシリーズだからなおさらだ。青島が定年になるまで続いて欲しかった。
捜査本部にいる室井のシビれる指揮の下、現場で捜査に奔走する青島。この図式こそ踊るの醍醐味であり、これが無くては踊るじゃないと言っても過言ではないのだ。
前作でふたりのやり取りが殆ど無かった分、クライマックスへ向けての捜査は、「これこれ、これが見たかったんだよ!」と云う興奮に体中が震えて仕方無かった。
警察組織の腐敗をつまびらかにし、膿を出すために払った代償は正直に言って大き過ぎた。しかしその代償も、腐敗していなければ絶対に生まれて来なかったものであった。
警察組織に限らず、組織の面子を保つための力学による理不尽を被っている人たちがいる限り、この怒りは連鎖となって、決して終わることが無いのではないか、と思った。
理不尽に怒り、正義を暴発させた犯人に発した青島の言葉がカッコ良く、心の底からシビれた。「正義なんてのは、胸に秘めとくぐらいがいいんだ」。まさにそうかもしれない。
青島と室井の約束がついに実現しそうな希望を持たせた終わり方に、ようやくこの時が来たのかと感慨深い。苦節15年、ふたりの苦労がようやく報われそうで本当に嬉しい。
シリーズは完結だが、青島は今日もどこかで元気いっぱい、捜査に取り組んでいるのだろうと思える。彼のような人がいる限り、この国の未来は明るい。ふと、そんな気がした。
[以降の鑑賞記録]
2013/04/26:DVD
2013/? ?/? ?:DVD
2013/10/05:土曜プレミアム
2013/? ?/? ?:DVD
2016/? ?/? ?:DVD
2020/05/18:DVD
2023/04/19:FODプレミアム
2024/11/16:土曜プレミアム(4Kレストア版)
※修正(2024/11/15)
壮大なるお馬鹿映画
犯人を追う青島に室井が犯人の気持ちになって考えろと叫ぶ
室井「青島!お前が犯人だ!!」
すると青島いきなり「俺が犯人だ!!」と、その場に倒れこむ。
するとある倉庫が青島の目に飛び込んで来る。
青島「室井さん!バナナだ!バナナ!!」
………………………………
(すみれアタック炸裂)……………そんなバナナ!!
SEの使い方の素晴らしさを始めとして、オープニングか、快調に進んでいた。
期待を込めて観ていたのだが…事件の全貌が解り始めるにつれて、その余りにもお粗末な脚本によって次第にに映画は壮大なるお馬鹿映画へと変貌を遂げるのであった。
(2012年9月18日/TOHOシネマズ錦糸町/スクリーン2)
次なる希望??
私は、自慢じゃないですが「踊る大捜査線」の映画作品は
全て劇場で観るほどの「踊る」ファンだと自負しております。
最初の、すみれさんと青島がから揚げ屋をやってるシーンを
観た時は、ついに結婚したのか!と誤解を。犯人を捕まえる
ための作戦だったのか・・・と今振り返るとこの時の犯人
役が、R-1ぐらんぷり2014チャンピオンのやまもとまさみ氏。
どこかで見覚えがあるなぁ~と思っていました。
踊るで学んだ事ですが、「事件が事件を生む」と青島が言った
と記憶していますが、違いましたっけ??
まさに、今回のストーリーは事件が事件を生んでしまったもの
だと思いました。警察官の犯罪を隠蔽しようとする上層部達。
しかし、室井さんだけはそうではなかった。青島を含む部下達も
成長してました。最後の踊るらしさが、2人の警官姿、夏美の婦人警官姿は踊るファンとしては涙ものでした。ドラマシリーズで
出ていた、ホストクラブのマスターが今は警備員さんで青島と
絡むシーンもたまらないです。
この作品の感想はそれぞれに色々な想いがあって、不満だと思う
人もいるだろうし、初めて観た人は面白さがわからなかったり
すると思います。私は、ドラマからずーっと観ておりましたので
毎週楽しみでした。当時はまだ、ビデオデッキしか録画機器が
なかったので残しておくことが困難だったけど、今はDVD化も
されていますし、近い年の作品はBlu-ray化もされているので
凄く安心して購入できます。(←買ってないのかい!)
新たなる希望という副題が謎ですが、私は
「次なる希望」も観たいです。
個人的には「容疑者 室井慎次」もシリアスで
好きなんです。監督が、脚本も担当されている君塚さん
なので。
正義なんてのは、胸に秘めておくぐらいがいいんだ。
映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(本広克行監督)から。
コメディ映画?と勘違いするほどのギャグ満載、
「事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ」
という名文句を残した映画のFINALにしては、
ちょっと、突っ込みどころが多すぎた。
しかしながら、私のアンテナには、ちゃんと引っかかった
「正義なんてのは、胸に秘めておくぐらいがいいんだ」
というフレーズは、なるほどなぁ・・だった。
映画「図書館戦争」でも「正義を武器にしてはいけない」という
フレーズを「気になる一言」として残したが、
「正義」を振りかざして、あるいは「正義」を理由に抵抗するのは、
一見、カッコいいけれど、どうも青臭い。
本当に「正義」を貫きたかったら「胸に秘めておく」、
このスタンスは、参考になる生き方だな、とメモをした。
「人情だけじゃ食ってけないんだよ」
「情けってのは、人の栄養じゃねえか」という会話も面白かったし、
「俺のバックがなんだかわかってんのかぁ、こらぁ、
「俺のバックはな・・」「ああ、バックもってるから大丈夫ですよ」
という怒りのかわし方も、メモしてしまった。
「余計な情報は、捜査の混乱を招く」
「組織にいる人間は、書類の中で生きているんです」
「現場が正しいと思うことを出来るようにする」のフレーズは、
仕事にも使えそうだなぁ。
「全捜査員に告ぐ、バナナだ」には、負けるけれど・・。(笑)
踊るファンでしたが…これはギャグムービー?笑
湾岸署引っ越し前までのシリーズは、映画ドラマともう3,4回以上見てます。
最後まで犯人像や動機が読めなくて、色んな小ネタや事件が伏線となって、最後一つの事件に結びつく。
それが踊るシリーズの面白さでした。
今回は出だしから小栗さんが怪しげに銃をロッカーにしまうシーン。
事件進んでからも怪しい行動連発、これはどうみても犯人だからそう見せといてシロってパターンにするのかと思いきや、あっさり黒幕。
もう序盤で事件を簡単に予測できて、伏線じゃなくバレバレ演出です。
小泉孝太郎さんに至っても全く持って同じ。
真下といいコンビだった後輩が、なぜか突然真下をわかりやすく嫌う態度。怪しい行動で何か匂わせたと思ったら、まさかの犯人。
いかにも怪しい人ほど無実で、真犯人は全然予想できない人だった、っていうのが踊るの良さじゃなかったのか。
毎回崖で犯人追いつめるお決まりサスペンスより安易な演出ですよ…
話の展開も都合良すぎます。
なんで突然2人して古傷が痛み出したのか。
しかも青島は歩いてる途中突然?いっぱい自転車こいだから?
それまでも過酷な事してて何年も平気だった古傷が、いきなり起き上がれない程の激痛?
最初、倒れた青島のシーンで、私は撃たれでもしたのかと思いました。
もっと辛い事をはねのけてやってきた人がら古傷であんな起き上がれない…なんて演出はあまりにも小さすぎます。(ボコボコにされた和久さんがそれでも這い上がるシーンと比べたら虚しすぎる)
すみれさんが九州までわざわざ夜行バスを使うって無理やりな設定は、バスでなきゃだめな面白い理由を、踊るらしく入れてくるんだろうなと思って見てましたが…
まさかの倉庫に突撃ですか⁈笑
しかもバス横転して何故無傷⁈
ていうか大型バスの免許持ってるの?笑
他の方も言ってますが、中の様子もわからず突っ込んじゃ中の人達危険でしょ!笑
なんですみれさんがバナナ倉庫だってこと知ってるんだとか、警察手帳返したのにどうやってバス独占したのかとか、CGが2000年代の映画と思えない酷さとか、まぁもう細かい事は気にせずいくとしても、バスおりて今度はいきなり青島といい感じ。
今までならもどかしい2人の関係に感動するシーンだったのですが…
撃たれて死にそうな時だって憎まれグチきくすみれさんが、バスから無傷で(痛いのは古傷だけ)出てきていきなり「青島くんが心配だったから」っていう素直女子モードになってるのはついてけなかったです…
事件も動機が無理やりすぎる。
私は、香取さん達に子供殺すつもりは最初からなくて、単に幹部達を脅すための狂言かと思いました。
それか真下に交渉させて、時間ぎれの同じ思いを味わせて、六年前と同じ決断を迫らせるのかと。
まさか普通に事件再現の為に殺すつもりだったとは…
正義の為に動く警察官が罪のない子供殺すなんて、動機と矛盾しています。
真犯人殺したまでは「悲劇」だとしても、上司の命令に苦痛の思いで従って交渉中止させた真下より、幹部達の方が憎くないですか?
香取さんが犯人とわかった時点で、なぜ泳がせたんでしょう。
小泉さんの時のようにすぐ尋問すればいいでは?
共犯者探すために事件重ねるかもしれない犯人泳がすって無理があるきがします。
私は正直、室井管理官が「バナナ」って言った時に、
”これってもしかして踊るお決まりの全部本当の事件じゃないですよってどんでん返しパターンなの⁈”
って疑いながら見ていました。
バスが突っ込んできて、中から合成バレバレの(しかも透けてる)すみれさんが出てきて、いきなり青島といい感じになって、やっぱり大掛かりなパロディかなんかってオチなんだ!って本気で確信しちゃいました。
まさかこれが本編だなんて信じられなかったんですよね…
どのシリアスなシーンも無理にギャグいれすぎ、「なんちゃって」も「バナナ」も「ピロシキ」も、事件を薄っぺらく感じさせる、苦笑いなギャグで、ストーリーは安直、展開は無理やり、いつものように疑問回収しない。
出だしに頼んじゃったビールも、事件解決に絡むことなく終わり。
ファイナルは踊るの本シリーズじゃないと信じたいくらい、残念すぎてびっくりした映画でした。
何よりも、六年前の真下が、人質を危険にさらす上からの指示を素直に従ったなんてショック!
真下ならそういう時、青島さん思い出して上と戦った気がします!
自分のせいで人質死なせた事も全く引きずらずに、裁判の行方も気にならず、犯人無罪になったことも知らないなんて、
そんな呑気な人は真下じゃないよーー(泣)
「バナナ」は指示に入りますか?
OPは最高でしたね。終わり感が出てておおってなりましたよ。
ただこれ…警察内部でわちゃわちゃする話だったんですね…。
最後だから警官VS警官にしたかったんでしょうか。それはちょっと…。
もっと大小様々な事件が十何件も絡んで最終的に一つに繋がっていくみたいな、ぐっちゃぐちゃに混乱しそうな話を期待したんですけどね…。
クライマックスで笑わせたらだめですよ。室井さん、それじゃ部下はどうしたらいいかわかんないって!
まあ優秀な恩田くんと和久ジュニアはいち早く理解してくれたみたいですけどね。よかったね室井さん!
しかし、バナナ→バスの流れはひどい。クライマックスで笑ってしまったのもそうなんですが、バスのCGよ…もっとなんとかなんだろ…腐っても映画だろ?
90年代とかドラマとかだったらわからんでもないけど、愕然としました。
えっ?まだこんな感じ?嘘でしょ?予算ないの?
もう浮きすぎてて、しらけちゃいましたよ。
アクションじゃないのは重々承知してるんですが、終わりにふさわしい日本映画の歴史に名を刻むような、どこをとっても文句なしぐらいの作品を作ってほしかったですね。
締めくくりといえるほど力を入れていたのか、引き出し全部出し切ったのか疑問に感じました。
ほんとにこれで終わりか…?
厳しい
シリーズを大して見てないので、思い入れはまったくありません。
オープニングは映像も凝っていて期待させられました。
始まってみると、冗長なつまらないネタが続き、見るのが苦痛に感じるほど。
犯人が香取くんだとかなり早い段階で分かっていながら、警察上層部の保身のため?に放置して犯罪を誘発した理由がよくわからなかった。
小栗だっけ?が何故あんなに捜査を妨害したりする権力があるかも説明不足に感じた。
そもそも犯人の動機が常人には理解できないほどひねくれている。
警察の組織を変えたいなら、陰険な模倣犯罪をするのではなく6年前の事件を堂々とマスコミに訴えるなどすべきでしょう。
子供を巻き込んだ誘拐殺人など最も卑劣な犯罪を犯した犯人に語らせるなと言いたい。
最悪なのが青島の捜査。
古傷で足を引き摺りながら、闇雲に広い港湾を歩き回り、思い付きで謎の「バナナだ」発言!
呆気に取られていると、それで意思の疎通がとれる湾岸署員。
さらに意味不明にタイミングも位置も最高の状態で突っ込んでくるバスに???
せっかくの迫力あるアクションシーンなのに、説明責任を放棄していることで無駄にしかなっていない。
普通に子供も青島も轢き殺すだろ!
バナナを粗末にするな!
終始への字口の織田裕二に魅力は全く感じなかったが、最後に見せた笑顔は凄くかっこよかった。
売れたからいいのかもしれないが、シナリオをもう少し考えてほしい。
私は悲しく感じました
踊る大捜査線が好きで、全作見てます。
今回の作品は、個人的には前作よりも残念でした。
なにより設定に無理があります。
自分の大切なひとを殺された遺族が、同じ方法で何の罪もない子供を殺そうとするでしょうか?絶対にありえません。
そもそも、最高裁で無罪が確定してる(かつ措置入院になるわけでもなく釈放されてる)ということは、冤罪の可能性がかなりありますよね。
小池君が真下の子供を殺そうとしたこともショックです。確かに抜けてる上司かもしれないけど、いいところもたくさん知っているはずなのに。
それに、何より鳥飼や小池、香取君がやった役(名前忘れた)に対して、ガツンと言ってほしかったです。彼らがしたことは正義でもなんでもなく、ただの凶悪殺人犯ですよ。
相棒の右京さんだったら、しっかり諭してくれたんだろうなあ…。
これで最後とは、なんとも悲しいです。
ストーリーがひどすぎる。。。
犯人の動機を考えたら、子供を誘拐したり、殺そうとするのは変だと思います!!!
役者さんたちは、まじめに演技しているのに、こんなストーリーでは、かわいそう。
青島の笑いは、永遠です!
ここ数年の景気の低迷から邦画、えいえい映画界全体元気が無くなっているけれど、その厳しい現状の中で、ヒット映画興行の記録を持つに至った本シリーズがいよいよ終わりを迎える事になったのは、映画ファンとして本当に淋しい限りだ。
青島を演じる織田裕二をトム・クルーズと比べて観たら、世界中のトムのファンに一緒にしないでと叱られてしまうかもしれないが、トムも、50歳と高齢になって来ているけれど、「MI」シリーズを未だに立派にこなしている事を想えば、邦画界の誇る織田裕二演じる青島君だって、湾岸署でまだまだ今後も、一と暴れも二暴れもと続けて活躍してくれても良さそうな気がするのだが?ダメなのだろうか?シナリオ作家の君塚さんは、もっと話しを続けて書いてはくれないのかな?
「踊る大捜査線」では、米映画程の製作費も、映画のスケールも、マーケット規模とどれ一つとっても中々ハリウッドの「MI」シリーズとは決して比較にならないのかも知れないが、それでも近年の邦画界の興行成績の最高の集客動員数の新記録を持っていると言う事は、それだけ本シリーズが日本国民に愛されている事の証なのだと思うのだが、やはり無理なのだろうか?少しばかり大袈裟なもの言いをしてしまったが、日本のエンタメとしてこのシリーズは良い線行っていたと私は思っていたのだ。
特にこの作品のシリーズは、あまりシリアスに深く人間を描く事はしないが、決してオチャラケだけのコメディー映画では無く、その時代の日本の現状を踏まえて社会の問題に切り込んでいる点で言えば、松竹の「男はつらいよ」そして「つりバカ」終了した今日、それらに替わるエンターテイメント邦画の殿堂として、立派に青島はヒーローになっていける存在の筈なのだ。
しかし渥美清ではないけれど、人気シリーズのヒーローを演じ続けていると、役者としては何時も同じキャラクターを演じなければならないので、イメージが固定してしまうと芝居の冒険が出来ない点が、俳優としての面白味が演じる側には無くなってしまうのは確かな事で織田さんや、他のメンバーの方々にはマイナス面もあるかも知れないが、しかしこれだけヒットを飛ばしたこの「踊る大捜査線」シリーズが終了するのは、やはり淋しいものだ。今回のファイナルも、ファーストシーンはまさか遂に青島とすみれゴールインかと思わせぶりのスタートから始まり、今回も素直に楽しませて貰えました!
更に、タイトルバックに和久さんの姿もしっかり登場するし、最後に相応しいサービスも満点だったので、「ファイナルだよ、全員集合!」と和久さんの号令で、湾岸署にみんな集結した、このファイナルは、このシリーズファンにとってはちょっと淋しくても、嬉しい別れでしたよね!
そして、最後に青島君のシメセリフは「室井さん、いつか言いましたよね。現場が正しいと思うことを出来るようにするって、あれ、嬉しかった・・・正しいって難しいです。一人一人、違うでしょうし、でも、警察官は警察官になった日に誰もが思う。正しい事をしたいって、俺たちは、警察は街の人を守る最後の砦なんです!俺も街の人を守りたい!」と言い終えて、現場に行かなくては、退場する青島君は、マジ、カッコウイイ!そして、この青島の言葉を一人一人の映画を観ている自分自身の日常の役割に置き換えて考えたら、きっと、もっともっと素晴らしい日本になれるとしみじみ思ったのだ!
「ありがとう!青島君! しかし、君、男だろ?すみれさんとのこと、結論だせよな!」と言いたかったな~
「ファイナルだから、ゴールインあっても良かったのに!!何々、そこが、邦画らしいファイナルの美学だと?う~、それなら、何故、高速急行バスを倉庫に激突させて、「スピード」のような事になったのかな?一度派手に終わらせてみたい!」ってか?
とにかく、スタッフ、キャストのみなさんお疲れ様でした!!!
楽しい映画をありがとう!
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