「正義なんてのは、胸に秘めておくぐらいがいいんだ。」踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
正義なんてのは、胸に秘めておくぐらいがいいんだ。
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映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(本広克行監督)から。
コメディ映画?と勘違いするほどのギャグ満載、
「事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ」
という名文句を残した映画のFINALにしては、
ちょっと、突っ込みどころが多すぎた。
しかしながら、私のアンテナには、ちゃんと引っかかった
「正義なんてのは、胸に秘めておくぐらいがいいんだ」
というフレーズは、なるほどなぁ・・だった。
映画「図書館戦争」でも「正義を武器にしてはいけない」という
フレーズを「気になる一言」として残したが、
「正義」を振りかざして、あるいは「正義」を理由に抵抗するのは、
一見、カッコいいけれど、どうも青臭い。
本当に「正義」を貫きたかったら「胸に秘めておく」、
このスタンスは、参考になる生き方だな、とメモをした。
「人情だけじゃ食ってけないんだよ」
「情けってのは、人の栄養じゃねえか」という会話も面白かったし、
「俺のバックがなんだかわかってんのかぁ、こらぁ、
「俺のバックはな・・」「ああ、バックもってるから大丈夫ですよ」
という怒りのかわし方も、メモしてしまった。
「余計な情報は、捜査の混乱を招く」
「組織にいる人間は、書類の中で生きているんです」
「現場が正しいと思うことを出来るようにする」のフレーズは、
仕事にも使えそうだなぁ。
「全捜査員に告ぐ、バナナだ」には、負けるけれど・・。(笑)
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