「「踊る大捜査線」このファイナルじゃ終われない!」踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
「踊る大捜査線」このファイナルじゃ終われない!
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いよいよファイナルの鑑賞です。
「踊る大捜査線」はTVシリーズの1回目から毎週欠かさず見てました。スピンオフ作品も全て見て、この世界観がホンっと大好きです。
でも、最初に見た時には、この作品イマイチ納得できませんでした。
上層部との確執っていうのは、確かに当初からあったこの番組のテーマではありましたが、何かが違う。
この描き方は、テレ朝のドラマに近いような印象を受けましたが、いかんせん、「踊る大捜査線」では浅すぎる。それでいて重々しく、展開しようとするものだから妙なチグハグ感が生まれてしまったかな。
確かにTVシリーズの方でも重く展開する部分はありましたが、そこは演出の良さとでも言いましょうか、軽い躱しを交えながら、あくまでもエンターテイメント風に楽しく見ることができました。なのに、この作品は・・・。
同窓会的な雰囲気で、懐かしいキャラを登場させるのもいいのですが、東映のライダーシリーズと一緒で、出せばいいってもんじゃない。
【ラストに触れるネタバレです】
まさか、新メンバーになった小泉さんや小栗さんが、犯人になっちゃうとは、ビックリでした。
まぁ、バスで都合よく突っ込んでくるのも出来すぎ感満載だったけど、面白かったから、まぁ良いか。
でも、この「ファイナル」では、有終の美は飾れない。「踊る大捜査線」の最期の作品としては、どうも納得できなかった一ファンとしては、今回の踊るプロジェクトの再開は大歓迎てす。
「室井慎次」後篇がどのように終わるか、楽しみです。
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