「有終の美は飾れたんじゃないでしょうか。」踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 かつさんの映画レビュー(感想・評価)
有終の美は飾れたんじゃないでしょうか。
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転落の一途を辿っていた踊る大捜査線シリーズですが、最終作はなかなかおもしろかった。辟易するような茶番劇は極力抑えつつ、本筋の事件のストーリーを重きをおいてなかなかしっかりした作品でした。
ビールの誤発注事件や真下署長の戒名汚い事件など、コミカルな演出は昔の作品の雰囲気があってよかった。もう見れないと思っていた、室井指揮、青島現場の構図が見えて嬉しかった。今までずっといけ好かないと苦虫噛み潰してた2人に最後の最後鉄槌がくだされる展開は痛快でした。
小池さんのあの正義感は2作目で室井さんと一緒に仕事したことがきっかけですよね。そういう以前から繋がりが感じられるのがよかった。
鳥飼さんはあの2人を潰そうとしているのはなんとなく分かってたけど、結果最後の告発分のみっていうのはちょっと寂しいですね。もっと、直接切り込む展開でもよかったのに。
相変わらず、ツッコミどころもおおおいけど、
・あんなに地域に根付くぐらいだからかなりの期間ですよね。湾岸署ってのは3人長期で抜けてもなんとかなるの?
・アルバイトじゃないんだから引き継ぎとかなにもせずに辞めれるわけ無いじゃない。。
・最後のトンデモクオリティのバス突入CG・・。最後の作品なんだから、もうちょっと頑張りましょうよ
でもまあ、総じて面白かったです!
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