「面倒な奴だらけ」臨場 劇場版 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
面倒な奴だらけ
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無差別殺人を犯した奴が精神病の演技で無罪を勝ち取った。
それに関わった弁護士と精神鑑定医が2年後に殺される。
遺族の犯行かと思われたが、主人公の師匠的な医者が犯人。
ガンで余命を宣告され、この事件を個人で裁く道を選んだのだった。
知識があったので死亡推定時刻を偽装できたので疑われなかった。
さらにこの無差別殺人犯自身も殺そうとするが、主人公が来て止める。
そんな中でこの医者は無差別殺人犯により殺される。
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検視官が主人公という設定は悪くないが、キャラが好きでない。
偏見かも知れないが、敬語さえ使えない大人には何の魅力も感じない。
しかも医者が殺人を犯すのもちょっと動機が弱すぎると思うし、
主人公が助けに来たのに、無差別殺人犯が医者を殺すのもおかしい。
あと、8年やっけ?警察を恨みながらも警察官を続けて来た平田が、
突然血迷ったような行動に出るのも理解できない。
まあそれなりに面白かったけどね。
でも主人公にしても遺族の母親にしても無差別殺人犯にしても面倒な人間。
何でこんな面倒くさい奴ばっか出てくるねんって思った。
あとこの映画の段田安則は阪神の渡辺にしか見えない(場)