グランド・マスターのレビュー・感想・評価
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骨太でスタイリッシュ
ウォン・カーウァイらしく、映像と音楽がスタイリッシュでかっこいい。それだけでなく、伝説のイップマンの人生をなぞっているのて、三人のカンフー使いの人生が交差して見ごたえがある。チャン・ツィイー の『好きに罪はない。ただ好きなだけ』という言葉が染みた。
寝ちゃったな…
傑作?なんでしょうか?
俺にはピンとこなかったな…。
映像はスタイリッシュでキレイ、確かに素晴らしいと思います。
けどね…、カンフー映画だからもっとファイティングシーンをしっかりと見せて欲しかった。
撮り方に問題ありと思うんだけど…。撮影のプロじゃないからシロウト目線だけどアップとスローモーションが多過ぎなんじゃない?ってか、そればかりで全体像がわからん。雪の中の鮮血シーンや突く時の手のアップとか…アップだらけで体の動きがワカランのよ。
この美しい映像シーンで結構なシーンで眠気に誘われました。
非常に残念!
こりゃ、カンフー映画と思ってみたら迫力不足で不満になると思います〜。
予告詐欺
イップマンとカンフーを語る上で同時代に生きたチャン・ツィイーやカミソリ、マーサンなどが必要ですが、あくまでイップマン中心に観なくてはいけない映画でした。
間違ってもトニー・レオンとチャン・ツィイーの恋物語だと思って見ていると後半のトニー・レオン(イップマン)の虚しさが抜け落ちてしまいます。
また、格闘家を題材にしているので格闘シーンに力を入れてはいるけど、誰が一番強い格闘家なのかを決める映画でもありません。表現したいのは、彼らを通して彼らがどんな時代にどう生きてブルース・リーや現在のカンフー(映画)につながっているのかというところなんかなと思いました。
チャン・ツィイーが早回しで撮られてスローモーションのシーンにナレーションがのっかったり、奥さんの足を洗うトニー・レオンの姿に『恋する惑星』を思い出し懐かしくなりました。
最近では「プロメテウス」「ライフ オブ パイ」に続いて予告編とは全く違う映画でした。(作品のテーマを捏造している)
この予告編をつくった人々は平気で嘘をつける映画に不誠実なサラリーマンだと思いました。その予告もたいして心動かされず効果的でないし、鑑賞の邪魔でしかない。
アイデアが乏しく、まっとうな宣伝ができないような人ならわざわざ映画に関わる仕事を選ばなくてもいいんじゃないでしょうか。
カンフー好きには・・・
前回、
「物足りない感が先立つ。
画像、描写は美しかったけど・・
動と静のバランスがイマイチでした。
でも、観た感はある。」
と、コメントしましたが、「燃えよドラゴン」を見直し、2回目を観賞。
映像、技法、展開全て素晴らしい。と感じた。
アクションがもっと観たいですが、十分ですm(__)m
王家衛が好きでないと、眠いかも
写実で言えば美しい。
葉問を演じたトニー・レオン 相変わらず素敵。
宗師たるものを、いい味わいで体現してくれている。
チャン・ツィイーも上手だけど
葉問の妻のソン・ヘギョと
少々似た顔のキャスティング
眠気との戦いで
油断してると‘んっ’どっちだっけなってなった。
映像は劇場で堪能するが良いと思いますが
功夫好きで観に行くとかなり睡魔が襲うかと・・・
全てがカッコイイ!!
素晴らしい!! ヤバイ! 全てがカッコイイ!
かつて香港映画、中国映画にこんなにスタイリッシュなカンフー映画があったでしょうか!
ちょっと半端なく興奮しています。
そして、この作品はカンフー映画というジャンルではなく、いわゆるメロドラマです。なので、カンフー映画はちょっと・・・と言う女性でも、充分に楽しめます。もちろんカンフー映画好きな男性も満足のアクションシーンがあります。なんと言ってもアクションシーンに2年間かけてますから! (ドラマシーンは6ヶ月らしいです)
スタイリッシュな映像もたまりません。ハイスピードではなく、コマ落としによるスローモーションがっいいんです。
カンフーシーンの格好良さは、歴代イチバンです。特に雨の中のでの格闘シーンはしびれます。
主演のトニー・レオン、チャン・ツィイーの二人も、ずっとクローズアップを観ていたいと思うほど、カッコイイ!
音楽に関しては、梅林茂が手がけているのですが、自身の「それから」のサントラを含め、既存のサントラを用いて、最高のシーンを作り上げています。
日本の久石譲の「壬生義士伝」、イタリアのエンニオ・モリコーネの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」・・・サントラは版権の問題で発売難しそうだなあ。
オープニングタイトルからエンディングタイトルまでの123分間、身を乗り出して観ていました。
カッコ良すぎて、男泣きです。
演出、映像、音楽、演技、そしてドラマもアクションも、全ていい!
・・・というより全てカッコイイ!
とにかくスローを多用しすぎの今作。
アクションは主役の技量の問題かもしれないが
とにかくスロー、またスロー、これでもかとスローと嫌になってくる。
アクションだけならまだわかるがストーリー展開においてもスロー。
女性が出てくれば舐めまわすかの如くゆっくり写して、もう飽きるという事を通り越して笑ってしまった。
中国の雅さを強調したかったのかもしれないが逆効果になっている。
宮宝森は世界に広がると言った葉問に対して、思想で負けたと言っておきながら
馬三に日本との繋がりをやめろ、退けと言ってしまって
これでは精神的に馬三が大人で宮宝森の方が幼く見えてしまうのは私だけだろうか。
葉問においても中国共産党から身の危険を感じ香港に渡るという歴史が変えられているのが解せない。
中国の検閲という点からおいても全て日本が悪いという
内容に切り替えたのかもしれないが見ていて気分が悪い。
これがインターナショナル版で中国国内版もあるというのだから驚きだ。
ストーリー展開が遅く
描写シーンがいちいち長く
アクションがスロー多用で最悪の上に
これがインターナショナル版で、世界に向けて中国は検閲ひどいですよと宣伝してるような作品。
評価はもちろん低いです。
アクションの見せ方
アクションの見せ方がいちいちかっこいい。
ガツガツアクションシーンがあるわけではないが、カットの多用、部位のアップとか、かっこいい。
あと、ほんのすこしばかり武術を噛んだ事がある身として、見ていて面白かったのは、各々拳法の使い手が、やはりその特色が出ている点。
当たり前ではあるが、その雑多の中でのトニー・レオン演じるイップ・マン、そしてチャン・ツィイー演じるルオメイのアクションは見ていて興奮する。
ウォン・カーウァイ色は強いなか、彼にしてはエンターティメント性が結構高い気がする。
それにしてもやはりAGFAカラーが愛おしいです。
強さの神髄!!!!
意外とアクションは少なくて拍子抜けではあったが、
『量より質』をみごとに表現した必要最小限のカンフーアクションが凄い。
まるでダンスを観ているような優雅なワイヤーワークで、
息づかいが肌に感じる接近戦の緊迫感、
拳が肉を絶つ迫力を流麗に表現。
その躍動がことごとく美しくて上品。
クローズアップ多用の効果で、
ドキュメンタリー風の真実味を生み出し、
少ない台詞の言外を空間に放ち、
耽美でエモーショナルな空気感を構築。
憂いのトニー・レオン、
悲哀のチャン・ツィイーによる仄かな思いの果てに涙。
強さの神髄と、
紫煙のごとく儚い人生を描いた秀作。
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