「自分だけ不幸な振りしてんじゃねえよ!!」ふがいない僕は空を見た Yushiさんの映画レビュー(感想・評価)
自分だけ不幸な振りしてんじゃねえよ!!
すみません。
不幸な振りをしていました。
完全に濡れ場目的でこの映画を観たことも、この場を借りてお詫び申し上げます。
本当に、申し訳ございませんでした。
僕は、幸せでした。
この映画の主人公といっても決して過言では無い、団地に認知症の祖母と住む青年(窪田正孝)の台詞です。彼の姿が、頭に深く刻まれてしまった。
もう、不幸な振りをしないことを誓います。
周囲に不幸をばら撒いている、頭パッパラパーな方達に、ぜひこの映画を見て欲しい。
命とは、人間の命とは、いったい何なのだろうか?
不妊症の女性。授くことない命。
その姑。生まれてきて欲しい命。
団地に住む子供。望まなかった命。
それでも、どんな命でも、
この世に生まれてきたことは素晴らしい。
生きているだけで、ただ、生きているだけで良い。
それだけで、構わない。
生きよう。
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