ぱいかじ南海作戦のレビュー・感想・評価
全23件中、1~20件目を表示
ユルユル
日常のそばの非日常
佐々木希
カメラマンである佐々木は4人の不思議なホームレス、マンボ(ピエール瀧)、ギタさん(斉木しげる)たちと知り合い1週間の共同生活を始め、そのままロハスライフを楽しむかのように思える序盤だったが、一気に事情は変わる。何も無くした佐々木はそのまま野垂れ死にするかのようにも思えたが、似たような現実逃避青年のオッコチ(永山)が登場し、今度は彼の持ち物を奪おうとまで考えてみるが、やはり基本的にはいいおっさんである佐々木には出来ない。やがて住みついた砂浜に二人の女性アパ(貫地谷)、キミ(佐々木希)がキャンプを張り、男女4人の楽しい生活。泥棒4人組を単独で探し当て、持ち物を取り戻し、やがてCMディレクターをしている元妻・佐和子もCM撮影をするという大団円。しかし、終点の先にもまだ道があると信じた佐々木が筏で旅立つというエンディングだ。
西表島の映像がとても綺麗なので、一度は行ってみたくなる世界。“ぱいかじ”とは南から吹く風のことで、宙に浮いてしまうような心地よさらしい。オフビートな笑いとサバイバルライフのつり合いが取れてないのは、金に不自由してないところかもしれないが、南国の風が映像から伝わってくるような気にさせてくれるので気にならなくなる・・・
ただ、佐々木希から「おっちゃん、好きや」などと言われたら、そのまま島に残ってしまうのが普通の男だろ!
それでヨシ
あまりストーリを追求するタイプの映画ではない。 南の島ののんびりし...
淡泊なストーリー
タイトルなし(ネタバレ)
前半いろいろと不安にさせときながら後半イイ話にもっていき、ラストは意味不明。
それも映画全体に流れる南の国だからいいさー的なノリで乗り越えちゃってる感じ。恋愛要素とかサバイバル要素とか弱くてまとまりが無い。脱力系としては良い映画かな。
サバイバル生活がしたい!
南国ユルユル滞在記
何ともゆる〜い南国サバイバル映画である。
いやもはや、サバイバルでもないか(笑)
同時に失業と離婚し、沖縄の離島に来たのはいいものの、ホームレス4人組に持ち物全て奪われてしまった佐々木。途方に暮れる彼の前に若者たちが訪れ、共同生活を送るようになる。
サバイバル生活と言っても無人島ではない。ちょっと行けば人も住んでるし、店もある。
なので、サバイバルごっこ生活と言った方が正しいかも?(笑)
だけど、彼らの共同生活にちょっと憧れちゃったりもする。荻上直子作品的のまったりさ、「ホノカアボーイ」のような心地良さ。
格安南国リゾートの旅である。
ある時、持ち物を奪ったホームレス4人組を発見、復讐を企てる…。
おそらくここが本作の一番の盛り上がりだろうが…、「謝罪の王様」か!(笑)
まあ、悪い奴は居ないという事で。
阿部サダヲはハイテンションではないけど、あたふたあたふたのコミカル演技で笑わせてくれるが、一番笑かしてくれるのは、怪しいホームレス4人組を演じたピエール瀧ら。
彼らの生活にCM撮影隊がやって来て、南国サバイバル生活は終わる。
都会の喧騒を逃れ、一時でも南国のリラックスした雰囲気に浸れる。
期待以上でも以下でもなし
‘こんなことあればいいな〜’的な映画でしたね〜
全23件中、1~20件目を表示