名探偵コナン 11人目のストライカーのレビュー・感想・評価
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推理<アクション<ミーハー
シリーズ16作目。2012年の作品。
小五郎に脅迫電話がかかり、爆発事件が起こる。
同時に、サッカーの試合で賑わうスタジアムに爆弾が仕掛けられ、コナンが奔走する。
サッカーと絡めた今作。
コナンもサッカー少年なので、作品からもミーハー的な印象を受ける。
現役Jリーガーの声の出演がまさにそう。超棒読みだけど。
犯人の動機にはあるサッカー少年との関係があり、コナンも犯人にスポーツマンシップを訴える。
が、事件の真相も犯人も拍子抜け。
それを、サッカーとスタジアムの爆弾事件でカバーしただけ。
つまり今回も、推理よりアクション主体。
気付けば、殺人シーンは無かった。
「ルパンvsコナン」を見てしまったせいか、自分がサッカーに興味無いせいか、コナン映画では一番パッとしなかった。
がっかり
コナン映画の中で
僕の中では一番
『汚れなきスポーツマンシップ』が今、『殺意』に変わる
今作は、近年では珍しく犯人の気持ちが分かるコナン映画でした。
ただ“気持ちが理解できる”というだけで
“同情してしまう”というのとはまた異なるのですが、
「純粋にサッカーを愛する“ある人物”を襲った悲劇によって
その人物と犯人との『強い絆』が、犯人に『狂気』を芽生えさせ
また悲劇を繰り返そうとするまでの、犯人の心情描写」
が、今までのコナン映画にはない演出で、丁寧に描かれていました。
映画の内容自体は110分という時間の中で
「アクション4割、謎解き6割」という割合で非常にバランスが良かったのですが、
相変わらずコナン君はスケボーといい、
少年探偵団(灰原含む)との連係サッカープレーといい、
アクションが冴えてますねー(笑)。
あと、Jリーガーやその他のサッカー選手たちの活躍も
ふんだんに盛り込まれており
サッカー好きにも楽しめる内容でした。
【一言】遠藤選手にはセリフでも
もう少し頑張ってほしかったなー。
最高
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