ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略のレビュー・感想・評価
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お茶目キャラのボスコーン将軍との下らないやりとりが意外に好き。難攻...
お茶目キャラのボスコーン将軍との下らないやりとりが意外に好き。難攻不落のドルトレイ攻略、凱旋して傭兵軍団が貴族への流れに興奮し、ガッツの旅立ち、グリフィスの夜這い、地下に幽閉からお尋ね者へ。栄光から転落まで一気に描かれていて終始ワクワクだった。
ミッドランド王家に仇為す者!!
綺麗に描いていますが、前半の合戦シーンに高揚感がまるで感じられませんでした。後半は良かったです。お姫様の胸が意外に大きいのが印象的でした。
見応え充分!
20年以上も続く三浦建太郎の大ベストセラーコミックのアニメ映画化3部作の第2弾。
前作を見てから暫く経ってしまい、所々うすらぼんやりだが、基本的な設定は覚えていたので、難なく見れた。
前半は、ガッツの武勇伝、100人斬り。
超人的な力と強靭な精神力が凄まじい。
中盤は、サブタイトルにもなっている敵国の難攻不落の城、ドルドレイの攻略。
もし実写化したら「ロード・オブ・ザ・リング」や「レッドクリフ」に匹敵するであろう大スペクタクル。
日本アニメーションのクオリティの高さを見せつける。
ドルドレイ攻略後、天下を取るグリフィスの夢に埋もれてしまいそうな自分に、ガッツは自問する。
鷹の団を離れる事を決意、それを許さないグリフィスとの一対一の勝負でグリフィスを下し、旅立つ。
…しかし、これが二人にとっても鷹の団にとっても、運命を狂わす事になるとは。
前作同様、ここで終わり!?…って所であっさり終わる。
ちょっと物足りなさもあったが、見応え充分。
次作への期待も抱かせる。
最初に裏切ったのはガッツ
歳月と共に、蝕でのグリフィスの行いが発端だったかのように記憶していたが、ガッツが去ったことの方が先だったなと思い出した。ガッツの敵将との決着やキャスカの立ちまわりにわくわくした。ⅠよりⅡが面白かった。グリフィスの拷問シーンが長かったらどうしようかとハラハラもした。劇場ロビーにガッツの剣とトランクスの飾りがあって、どうせならグリフィスの剣と対で構成して欲しいと思いました。キャスカとシャルロットがそれぞれに愛らしくて綺麗だったのも満足。恩田さんに感謝です。こんなにおもしろいのに公開期間が1ヶ月ないのが不思議。初動が大事と聞くので、Ⅲは前売りもさっさと買って、封切り日鑑賞を目指します。
もっと猛く、もっと激しく
3部作シリーズの第2作。ストーリーはTV版とあまり変わらないが、画面が大スクリーンにスケールアップした分、映像的には見ごたえ十分である。
ただ欲を言えばTV版のストーリーにプラスしてでも、大画面でもう少し集団戦を見たかった。例えばドルドレイ攻略戦でも実際の集団戦の描写は序盤だけで、ほとんどは鷹の団がいかに優秀かを描くだけになっている。しかしグリフィスを筆頭に、ガッツやキャスカ、その他の一部は強いのは分かっているが、あんな少人数で敵の攻撃を持ちこたえる力があるか、素直には納得できない部分がある(「背水の陣」を敷いたとしても)。例えば「キングダム」の攻城戦描写を見た後では、もっと既存兵力が死力を尽くして戦い、ある程度敵の戦力を削ぎ落とし、しかし攻め落とすまでには至らず疲弊していく描写があって、その上で鷹の団の活躍があるという展開でもよかったと思う。
次回は三部作の最終編で、いよいよダークファンタジーの本領が発揮される。TVアニメの時は自分に予備知識がなく、「え、この展開は一体何なんだ?」と思っている内に終わってしまったが、今回は基本的な展開が分かっているので、それを裏切る(上回る)より猛く、激しい画面作りを期待したい。
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