三国志英傑伝 関羽のレビュー・感想・評価
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狼の皮を被った羊
義という字は羊に我と書く。 ドニー関羽、超強い。はー、すごい。 馬術も、武器使いも巧み。 関羽は大男の豪傑のイメージだけど、十分カッコいい。 なぜ死んだのかわからないほど最強。 今回の青龍偃月刀もそうだけど、棒術での戦闘中にときどきヒョイと膝を高く上げるのが、なんか好き。 それにしたって、どこに行っても大勢で掛かってこられて、休ませてあげたくなるけれど。。 ドMなんすかね、ドニーさん。 刺客が続々待ち受けているけど、どのシーンも考えられてて面白かった。なるほど、な描写もあり。 曹操もカッコいいけど!?(この役者さん(チアン・ウェン)とスターウォーズに出たのですね!) 監督のアラン・マックとフェリックス・チョン(インファナル・アフェアを手掛けている)コンビが、曹操はCEOのイメージにしたそう。ぽいぽい。超渋い。 曹操の側近や、皇帝のぼくちゃん感も良かった。 飯星さんやその他のブログでも、恋愛部分が超不評(笑)かわいいんだけどね〜たしかに、なぜこの女にそこまで、、というのは否めません。鍼で身動きできなくなる描写があります。そこは曹操の行動も謎です。そんなチンケなことして欲しく無い。 劉備のことは描かれていないので、三国志についてもっと知りたくなりました。
義は羊に我と書く
映画「三国志英傑伝 関羽」
(フェリックス・チョン アラン・マック監督)から。
先日、映画「新解釈・三國志」(福田雄一監督)を、
ここまでパロディとして作り上げるか、と驚きながら、
それでも、ずっと笑いっぱなしで観終わった後、
久しぶりに、真面目な「三国志」(汗)が観たくなり、
多くの中から選んだのが、この作品。
やはり、三国志には欠かせない武将として、
劉備の部下である、関羽雲長に興味をもったから。
彼は「義」を大切にしていた武将とされるが、
冒頭、こんなフレーズにぶつかったのでメモをした。
「義の男が、このような最期を迎えるなら、
その後は誰が道義を守るのだろうか。
義は羊に我と書く。羊の善良さを持つ者。
関羽将軍は義の中に慈悲を備えていた」と。
自分もそうだが「義」という名前を持つ人は、
テストで名前を書く時、なんて画数の多い漢字なんだ、
と一度は思ったことがあるはず。(汗)
その「義」について、こう説明されると、
なぜか嬉しくなったのは、私だけではないだろう。
他にも、こんな場面があった。
「人はあてにならぬ。頼りは法と規律だ」という曹操に
「人に道義なくば法が成立するか」と悟す。
なるほどなぁ・・とメモが増えた。
「義」の持つ「羊」でグルーブ分けすると、
「美」「善」の中にも「羊」が隠れているんだよなぁ。
興味はあれど、
三国志モノでありがちな、回想とか生首の始まりからのストーリー。 そして、やはり登場人物も多く、みんな口ヒゲ生やしてて名前も覚えるのが大変(笑) チャンバラの戦いは迫力があったけど、難しいー。 俺としては、「史記」と「三国志」の時代も混乱してるし、関羽と項羽、劉備と劉邦を混同するくらいの素人だけど、改めてこの時代の中国のことを学ぼうとは思った。
ドニー・イェンの無双ぶり
序盤で印象に残るのが、袁紹の軍の顔良を打ち倒すシーンよりも皇帝や曹操が農業に勤しむシーンだったかな。戦争がないときには食料確保のため、誰もが農業従事者。いざとなれば、すぐさま戦闘態勢になるとこも驚き。そういや、オープニングに「百姓電影」という製作会社のロゴがあった・・・ 蜀の劉備、魏の曹操。二人の確執についてはそれほど語られず、平定して平和を取り戻すことばかりが語られるストーリーにはちょっと違和感があった。皇帝がそこまでして関羽殺害勅命を出すには動機が不十分だったし、劉備の妻との叶わぬ恋にも重きを置いたためか、ストーリーとしては面白味がなかった。 そんなこんなでドニー・イェン演ずる関羽のアクションだけが凄まじく、一人でそこまで相手するって無理やろ!てな感じで、とにかく強いのが魅力的でした。まぁ、最後はテロップだけで済ませているし、もっと見たいという気持ちにさせてくれます・・・
関羽最強伝説
Amazonプライム・ビデオで鑑賞。 ドニー・イェンの身長では、偉丈夫のはずの関羽を演じるには、少々どころか、かなり物足りないのではないかしら??? ―と初っ端からツッコんじゃいました。 しかし…! 途中から身長のことなんて関係なくなりました(笑) ドニー・イェンのアクションはすごい、やっぱり! 青竜刀がブンブン唸る唸る~!!! 次々と繰り出される、目にも止まらぬ速さの凄まじい剣戟!!! 一騎当千の強者の名に恥じぬ無敵ぶりで、襲い掛かって来る敵をバシバシなぎ倒していきました。惚れ惚れするなぁ~♪ ―― 横山光輝のマンガや「レッドクリフ」の影響で、曹操は悪人だと思ってましたが、本作ではそうでもなさそうな感じ…? 視点によって変わる人物像…。曹操に興味が湧きました。
もはやセガールの沈黙シリーズの立ち位置
・三国志云々はあまり重要ではなく、組織のナンバー2がひとりの女性を守りながら降りかかる火の粉をアクションで対抗する ・今回の武器は大槍で、関所の湾曲した壁に挟まれた細い道でところ狭しと立ち回る序盤のアクションがピーク ・敵が直立で持ってた槍を離して、その重りで首を落とすという斬新な自殺
ちょっと意訳しすぎなストーリー
有名な三国志において関羽にフォーカスして いわば意訳的な物語。 でも髭面で大男のイメージの関羽にドニーは 小男で端正な顔立ちだからなんか違和感。 アクションは流石の見せ場多いけど いかんせんストーリーがいまいち。 しかも恋愛が絡む展開は無いなあ。 だって義の人。大英勇に数えられる 関羽が兄じゃの奥さんと淡い恋心なんて あり得ないし口あんぐりでした。 とわ言え、戦国時代のサブストーリーと して違う角度の関羽もまた面白い。 ローグワンのチアルートも同じだと 思えば腹はたたない。 それなりに見ごたえありました。
アクション多めで関羽無双がみられるので満足度高い。劉備の側室となる...
アクション多めで関羽無双がみられるので満足度高い。劉備の側室となる綺蘭と共に曹操の捕虜となっていた頃のお話。 曹操の元を離れるものの献帝からの勅命で行く手を阻まれ命を狙われるが超人的な力で幾多の困難を切り抜ける。 素手でもめちゃくちゃ強い。何人束になってかかろうともあっという間に蹴散らす。毒針を受けてフラフラになりながらも大勢を相手に負けない。とにかく強い。 扉開いたら敵兵皆死んでたみたいな場面好き。 いきなりはじまりキャラ紹介などはないので三国志知らない人だと入り込めないかもしれないけれど、アクションいっぱいで楽しめる作品。
この映画は三国志のイメージを悪くする
小学生の頃に吉川英治の三国志を読んで以来、何度読み返したかも覚えていない程。その大好きな三国志の中でも特に好きな関羽が主役というのだから、これはもう見るしかなかった。 しかしこの作品はその期待を見事なまでに打ち砕いてくれました。ちょっと酷過ぎますよこの作品。まず第一に気に食わないのが関羽役のドニー・イェン。関羽程の武将を演技するにしてはひょろひょろ過ぎる。もちっと体格のある役者使おうよ。それと顔のメイクが変すぎて気持ち悪い。これは最後まで慣れる事が無かった。 殺陣についても、目まぐるしく飛び回ってるけど、そんな関羽嫌だよ。もっとどっしりとしたスタイルの印象無い?関羽って。 それと最初の関所で出て来る敵が本来は雑魚キャラのくせして強すぎ。あんな無名な奴相手に互角の戦いしとったらあかんやろ。 更に登場人物が誰か誰だか分からない。ちゃんと名前が表示されたの曹操と張遼と荀攸くらいじゃなかったかな?曹操の回りに沢山いる武将達の名前が全く表示されてなかった。登場回数の多い許褚ですら名前が表示されなかった。(見た目が許褚以外考えられない)後、かろうじて荀彧も分かった。その他にも沢山曹操の配下が出ているのに全然名前表示されないんだもんなぁ。その他大勢のエキストラと化してしまっていた。 後、恋愛要素が余りにもいらな過ぎる。余計な要素入れるなよ! そして何より気に食わないのが、、、、具体的に書いてしまうとネタバレになってしまうので書かないが、あのお方相手に切れちゃだめでしょう!イヤイヤイヤイヤ有り得ん!! もうしっちゃかめっちゃかな内容となっております。 見た事をこれ程後悔した映画も珍しいが、でも見ざるを得なかったからなぁ。
これぞ男の為の映画
全世界で有名な「三国志」。そのなかでも主役級の曹操・劉備・孫権では無く、一武将の関羽の物語である
曹操に捕虜として生活していたが、ある時に援軍として戦ってくれないかと、相談を持ちかけられる
早々の頼みを聞き、援軍として戦い出す関羽だが…
もう皆さんがご存知の三国志が原作だが、その中でも「赤壁の戦い」以前の関羽を描いています
元々は劉備の配下であった関羽だが、曹操に捕虜として生きている関羽。様々な葛藤を感じながら、劉備への元へと旅立つまでを描いています
関羽もカッコいいが、行く手を阻む刺客のカッコいいこと!殺陣のシ-ンも凝っていて、まるで西部劇の対決シーンに見えました
曹操も完全なる悪者ではなく、権力は持つが国を収める事を重点に描かれています
男やったら、惚れてしまう映画です
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