劇場公開日 2012年10月26日

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「スリリングな実話」アルゴ オレさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5スリリングな実話

2016年4月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

難しい

イランの宗教観を無視し、西欧化を図ろうとして国外追放された要人を米国が保護。その人物を保護した米国に反発した過激派がイランの米国大使館を襲撃。その際に隙を見て逃げ出した6人のアメリカ人大使館を過激派にバレずに救い出そうとする。

っていう実話。
むっず笑。理解しようと見直しながら見たから3時間くらいかかった笑。

敵地のど真ん中に6人を救出に向かうようなもんだから緊迫感は充分。向こうの言葉は字幕に出ないから何を言ってるかわからない。言葉がわからないまま怒鳴られるのは相当こわいってのがよくわかる。車で群衆をかき分けて進むシーンでも大勢の人から車をバンバン叩かれたりとめちゃくちゃ怖いんだろうなと思った。

映画製作のスタッフに6人を溶け込ませ、脱出するといった内容だったけど実際には映画撮影ではなく、その前のロケハンを行い、映画撮影をしようとしているという痕跡?をイランにて残し、彼ら6人がイランにいたことを正当化し、帰国する。といった感じの救出作戦みたいだった。

こんなことがホントにあったんだなぁと驚く作品。この一連の事件でカナダと米国が理想的な国際協力モデルをとることができたっていう最後の解説がすごいわかりやすかった。
ベンアフレックの役者だけでなく、監督の才能もすごいんだなとも感じた。

オレ