劇場公開日 2014年6月13日

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ノア 約束の舟のレビュー・感想・評価

全125件中、121~125件目を表示

4.5良い作品でした。

2014年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ラッセル・クロウとエマ・ワトソンの演技がとても良く、役になりきっていました。
ノアの箱舟のセットや、大量な水を使い、リアル感抜群でした。
ノアの選択や苦悩が見ていて良く伝わってきました。
ストーリーが神秘的でとても面白く、最後方は感動しまた。
アカデミー賞をねらっているだけあって、素晴らしい作品であり、スペクタクル巨編でした。

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tatsu tatsu

4.0スペクタクルの洪水

2014年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

ダーレン・アロノフスキーは一作出す毎に全く違うカラーというか、同じジャンルを好まないというか、似通った世界や舞台を二度と選ばないですよね。向上心の塊みたいな人なんでしょうか。毎回違うことをやりたいんですかね。『ブラック・スワン』でバレリーナの世界やって次が旧約聖書のノアの箱舟っていう、全くかけ離れた世界に行けちゃうのが感心します。
何でしょうね。この人の作家性みたいなものって、単純に、一口に言えない部分があって、それぞれの作品が孤立の仕上がりというか、全く同一の評価が出来ない部分がありましてね。当たり外れ、て意味に於いても、ノレるかノレないか、て意味に於いても結構ね、振り幅が大きいというか。
や確かに『レスラー』と『ブラック・スワン』は同じスピリットを持ってる、と言われてはいるけども、でも、やはり手触りは違いますよ。アプローチも違う。どっちが好きか、と訊かれれば間違いなく自分は『ブラック・スワン』が好きだし、この作品から強く衝撃を受けました。『レスラー』の方が好き!て人もそりゃ居ますから、どっちが優れてる!て話は置いといて。
ああ、すいません。話が逸れましたね。
まあ一個一個の作品取り上げて、これはこれ、あれはあれ、て具体的にやってったらキリがないですから。やりませんが。つまり、そういう監督さんなんです。一筋縄でいかないんです。常に描きたいモノ、常に根底に流れるヒューマニティなドラマ性は共通してると思うんですけど。

で、新作『ノア 約束の舟』です。
ほぼ、初めてじゃないですかね?彼が娯楽超大作を手掛けたのって。ファンタジー系列の作品で『ファウンテン 永遠につづく愛』ってのを以前確かに撮ってますけど、ここまで大掛かりじゃなかったです。彼自身が今まで手掛けてきた中で今回が一番規模の大きいプロジェクトなんじゃないでしょうか。
本当ね、これぞハリウッドスペクタクル!て感じですよ。まさに大型映画だからこそ楽しめる視覚効果のオンパレードというか!
物語はね、ノアの箱舟ですから「皆さんご存知の」なんですけど、そこに堂々と向き合って、あのお話の規模のままに、大胆かつ繊細に、そして緻密に描き切ってることに脱帽です。
いや、興奮します。興奮しました。

旧約聖書とか、宗教的とか、神様とか、そういう部分で敬遠しちゃいがちの人も、そこあんまり気にしなくていいと思いますね。まあ、それから生じてくるのか知らないし、自分は無学なので詳しいことはアレなんですけど、日本人にはかなり理解し難い狂気のドラマが後半で展開されたりするんです。するんですけど、そこに目をつむれば神様?的展開は殆ど気にならないです。むしろ視覚効果の渦に巻き込まれることこそを楽しむ映画というか。旧約聖書を気にしなくても楽しめる親切設計というか。また逆を言えば旧約聖書を知ってたら尚更に楽しめる映画でもあるんでしょうね。
でも、ただの大型娯楽って訳でもなくて。やはり泥っ臭い人間ドラマが展開されたりして(理解し難い狂気のドラマを含めて)。そこの塩梅が、ダーレン・アロノフスキー節なんですよね。

こういう作品を撮れる力量を持ち備えてる監督の、ブロックバスター映画って貴重だと思うんですよ。
やー、楽しかったです。

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ロロ・トマシ

2.5ビミョ~

2014年6月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

コレはここ十数年で公開された、聖書関連映画でパッションやマリア、あるいはもっと昔の出エジプト記の十戒なんかのように「聖書の場面を忠実に再現」した映画ではなくて、創世記を素にデフォルメされた近未来娯楽アクションですね。
映されている世界観は旧約時代と言うよりは、MAD-MAX3に近い。オカシナ鉱石が出て来たり、ドラクエっぽいところもチラホラ。
あからさまに原作で有名どころを無視しているところもあります。
映像は綺麗。

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クリス

3.5この監督にしてはちょっとよわかったかな。

2014年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

確かこの監督、πとかレスラーとか、ブラックスワンとか作った人だった記憶があります。そういう作品に比べるとちょっとパンチが弱かったかなあ。

今までの作品では、ほぼ宗教的ないみでのエクスタシーのようなものを題材に扱ったものが多かったんで、ノアのテーマはその辺に絞られるのかと思いきや、普通に既存の物語をなぞった感じで、しかもハリウッド的娯楽要素が入って中途半端でした。でも普通のハリウッドアクション映画よりはずっとよかったです。

途中、人間の原罪について語られる部分があり、ノアたち一行も滅び行く運命にあるとの狂信的な決断をして、その辺はかなり好きでした。ノア家族も、愛ゆえの憎しみに飲み込まれ、結局は罰を受けた側の人間と変わらない行動を取るんですが、その辺のシリアスさがもうちょっと深められたらなあと思います。ジェーにファー・コネリーがノアに大して切れたときの、子供を守るという本能と正義に裏打ちされた憤怒と憎しみの表情が良かったです。
最終的にエマ・ワトソンの「神の言葉なんて解釈のしかたでどうにでもなる」という軽ーい一言で、「んだな、深いことは考えんべー」となってチャラになります。その辺はどうなのかなあ。

個人的には、ノアが息子のこしらえたいかだを瞬殺で燃やすところが一番好きでした。

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rocko

2.5トランスフォーマーのファンタジー版!

2014年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

興奮

前知識一切なく見ました。

ただ、「その時代の人々の中で正しく、かつ全き人であった」ノアを、あんまり正しくない人のラッセル・クロウが演じるってだけでなにそれウケる、と思ってました。

んで、映画始まってびっくり!
ファンタジー映画でやんの!
もう、トランスフォーマーをファンタジー映画にした感じ!

おかげで割りきれて見られたので、途中まではそこそこ楽しめました。
そこそこね・・・。

でも、後半の方舟の中での話はないな~。

酔っ払って裸で寝て布団かけられるとこまで再現されてるのにはワラタけど・・・。

とりあえず、聖書の知識ない方は、聖書の物語を元にした全く別の創作物だと思ってください。
西遊記とドラゴンボールぐらい違いますW。
けっこう今どきっぽいモノ(服装とか金属)とかでてくるので・・・。

それはともかく、これ日本で上映しちゃっていいのかな?
思ってたとおり例のシーンはけっこう生々しいんですけど・・・。

これ見てあの日を思い出さない日本人はいないはず・・・。

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よんしん