「私はこの作品が好き」とらわれて夏 みきねこさんの映画レビュー(感想・評価)
私はこの作品が好き
クリックして本文を読む
こんなに官能的なパイ作りを観たのは生まれて初めてでした。
やっぱり男性の料理してる姿って素敵!笑
そして、この脱獄犯いい人で悪くないじゃん!
まぁ悪いけど笑と思ってしまった。
ケイトは寂しい役。流産のシーンは彼女の抱えてる悲しみ、笑えない理由が何だったのか痛いように伝わってくる。
脱獄犯が突然やって来て家族になる。
けったいな話だけど、母子家庭に突如お父さんが現れる感覚って、こーなんだろうなぁと描かれている。
しかも、母親が選んで連れてきた人ではなく突然の訪問者だということ。
男の子が、母親を守りたいと思うこと。
そして段々家族になっていくシーン。
男の子が状況よーく観察している視点も上手に描かれていて、多感な時期を上手に図書館の女の子で表現しているし、あの少しスモッグ掛かった撮り方も時代と状況を表現していて良かったです。
ママ想いな男の子の視点、息子を思う母、複雑な家庭で育つ子供を強く感じ取れたのも良かった。
文学っぽい原作が元ネタな作品なのに、きちんと味わえて退屈しなかった素晴らしかった。
あぁ、あのピーチパイ食べてみたいなぁ!
コメントする