劇場公開日 2013年3月1日

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「ほう、そう来ましたか。」フライト 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ほう、そう来ましたか。

2013年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

デンゼル・ワシントンと言えば、どちらかと言うと、良い人側の役が多いと思います。ですが、『アメリカン・ギャングスター』あたりから悪役を演じ始め、『デンジャラス・ラン』では、より危険な人物を演じていました。この作品では、善人という訳ではないですが、悪人と言うのも言い過ぎなので、自堕落な人物というところでしょうか。

基本的には、アメリカのパイロットはFAAの規則により乗務の一定時間前から飲酒を禁じられているはずですが、日本よりも飛行機に乗るのが一般的になっているので、こんな自堕落なパイロットが居ないとも限らないですよねぇ。ちょっと、違う所に興味をもって、怖くなってしまいました。

それにしても、自己保身の為、ドンドンと取り返しの付かない方向に物語は進んでいくんですが、果たして最後までそのまま進んでいくのか・・・と言う所ですね。私は、「なるほど、そう来たか」と思ってしまいました。

いやぁ、でもなぁ、民間航空機で背面飛行なんて出来るんですかね?

2013年の第85回アカデミー賞で、主演男優賞(デンゼル・ワシントン)と脚本賞にノミネートされましたが、残念ながら受賞は逃しました。

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勝手な評論家