劇場公開日 2012年11月1日

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リンカーン 秘密の書のレビュー・感想・評価

全31件中、21~31件目を表示

2.0映像はわりといいけど

2012年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

元アメリカ大統領・リンカーンは実はヴァンパイヤハンターだった、という発想がアホらしい。
リンカーンがどうやって大統領になったかはどうでもよく、ただひたすら吸血鬼軍団との戦いを描いている。
とは言ってもアクション連発というわけではなく、地味な場面も多い。後半は中途半端に史実を入れたりして、ストーリー的にも間延びしてる。
ティムバートンが製作、お金はかかってる印象だけど、ぶっちゃけくだらない映画。

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ジョン

3.5『血塗られた歴史』ってヤツです

2012年11月17日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

確か『ファイトクラブ』のサイコな男前タイラー・ダーデンが、
「歴史上の偉人と闘うなら誰がいい?」という質問に「リンカーン」と答えていた。

実際の話、若い頃のリンカーン大統領はかなり喧嘩が強かったとかいう噂。
そうでなくてもああいう体型の人は基本腕っぷしが強いという説も聞いた憶えがある。
そのリンカーン氏が実は吸血鬼ハンターだった!というトンデモ設定のアクション大作が、本作。

オカルト好きな自分としてはまず吸血鬼の設定が独特で面白い。
・日焼けクリームとサングラスで日光から身を防いでおり、弱点は銀のみ
・透明になって相手を攻撃できる
・カンフーが得意
といった点が、他の吸血鬼とはひと味違う所。

彼らは人間世界に紛れ込んで堂々と生活を送っており、
豊かな(=人間の血がたっぷり吸える)生活を得る為に合衆国を裏で操ろうと画策している。
で、吸血鬼ハンター兼大統領のリンカーン氏が立ち向かうというワケ。
(先住民や奴隷への迫害を全て吸血鬼のせいにした設定はヒジョーに気に入らないのだが、
エンタメ映画という括りなのでツッコまない事にする)

まず、流麗な格闘をスローでみせるアクションがかなりの迫力!
斧をバトンの如くグルグル回転させながら敵に一撃を叩き込む様がカッケー。
列車上で斧を2人で持ち替えながらの華麗な立ち回りは、さながら舞踏のようだ。
ひとつひとつのアクションシーンは短めだが、
随所に挟み込まれるのでボリューム不足はあまり感じなかった。

予想以上に史実をキチンと踏まえた展開も面白い。
若い頃の話だけかと思いきや、クライマックスはヒゲの立派な大統領になってからだもんね。
史実での暗殺直前、師匠のリクエストを断るシーンは、作り話とはいえ少し切ない。

ただ、馬の大群の中で闘うシーンは、場面展開のあまりの唐突さに笑ってしまった。
(馬もいきなり異常繁殖してるし)
あと、吸血鬼ハンターの組織がある事を匂わせていた割には
“同業者”が登場しないのも、物語としては寂しいよね。
各キャラ描写も薄めで、壮大な設定の割には世界観にあまり拡がりが無いように感じられた。
それとリンカーンが猛烈に強いのは修行の成果であって欲しかったなあ。

しかしベクマンベトフ監督、
ロシアで実績ある監督なのにこんなバリバリのアメリカ映画を撮るとは。
カザフ出身とはいえ……向こうの大統領さんは不機嫌になってないすよね?

<2012/11/9鑑賞>

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浮遊きびなご

2.0アイデア倒れ

2012年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

あのリンカーンが実はヴァンパイア・ハンターとしての顔を持っていた。この設定の面白さ以外なにもない。リンカーンの家族や周りに起こった史実をヴァンパイヤの仕業にしただけのストーリーは面白みに欠ける。

しかも、大して有りもしない見せ場を予告篇で見せてしまい、本篇で見つけられる「おかず」はほとんど何も残っていない。
話に驚きがないばかりか、3Dもまるで効果なし。終盤の機関車もHOゲージかと思うような軽さで、まるで重量感がない。
強いて好きなシーンを挙げるとしたら、メアリーがとある小っちゃな銀の剣を仕込んだ○で××するところぐらいだ。

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マスター@だんだん

3.0無理を通せば道理は引っ込む

2012年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

流行のヴァンパイアもの、しかもその相手が最も有名な米国大統領だという、何とも無理なシナリオを強引に引っ張る。いかにもアメリカらしい。

内容はハリウッド映画としては標準。斧を振り回すアクションは中々面白いし、ヴァンパイアものとしての恐怖描写もほどほど。クライマックスのストーリーのひとひねりもバレバレだが及第点かな、と思う。

リンカーン=ヴァンパイアハンターというミスマッチこそがこの映画のキモだろうから、突っ込みを入れていたらキリが無い。
頭を空っぽにして観る、が正解。

ただ「ウォンテッド」の時も思ったけど、主人公リンカーンを演じるベンジャミン・ウォーカーは頼りなく見える。
他に誰かいなかったのか・・・エイドリアン・ブロディを使うよりは良かったと思って許すべきか。

結論としてはまぁまぁでした。
あえて劇場まで足を運ぶほどの映画では無い。3Dで余計お金を取られるならなおさら。DVDレンタルで十分でしょう。

ちなみに私が観に行った劇場は3Dで、しかも吹き替えでした。3Dって需要あるの?お金かかる上に観にくい。
しかも吹き替えでヒロインの声を相武紗季がやってたんだが、コレが明らかに大失敗。台詞を聞くたびにイライラした。

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伊藤 貴大

4.5新しいアクション!!!

2012年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

"昼は大統領 夜はハンター" … もうこの設定でいったいどんな映画なんだろうて興味津々! 期待してたホラー感は薄いが武器が斧だったりカーチェイスならぬ馬チェイスと次から次へと新しいアイデアで楽しませてくれます。 中盤位から何故リンカーンとヴァンパイアの戦いなのかが分かって来て後半の壮絶なバトルに展開と最初から最後まで大満足でした!!! 内容的に多少おかしいなぁって所も何ヵ所か有りましたが殆んど気にならない良作でした!!!

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アンちゃん

3.5安定のベクマンベトフ

2012年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

素材が『リンカーン』で題材が『ヴァンパイアホラー』で『実は16代大統領エイブラハム・リンカーンはかつて吸血鬼軍団と闇の死闘を繰り広げていたのだ!』て、ちょいと大胆解釈にも程がありますねw
そんな発想できちゃうんだ?という。
こういうのって近しい親族とか普通に居らっしゃるだろうに大丈夫なもんなんですかね?歴史上の人物っちゃ人物なんだろうけど。
だってこれ、日本なら『森繁 久彌はかつて吸血鬼狩りをしていた!』みたいなこと言ってる様なもんじゃないですか(違うか…)。

まそれは兎も角。ティムール・ベクマンベトフ!
ベクマンベトフの新作となれば期待せざるを得ない訳ですよ。「ナイトウォッチ」「デイウォッチ」「ウォンテッド」のドギツイ色調エグイ描写アクションを拝めるのならば!

そして期待通りというか。安定してるというか。
ティム・バートンが製作に回ってるから、そういった、少し『バートン的箱庭ダークファンタジー要素』も確かに入ってますけど、飽くまでこれはベクマンベトフ作品。
相変わらずアクションはエグく、相変わらず微グロが苦手な人には不向きな作風で、相変わらず乗り物は豪快に横転し、んで相変わらずの『世襲制』的物語。
つかね、次の世代に受け継がれる、みたいなストーリーが好きなんですかね?ベクマンベトフは。
斧で首チョンパをスッパスッパキメながら、語るは『次世代の若者に託す未来』みたいな。
真面目なのか不道徳なのか…そこもよく分からないのがベクマンベトフ作品の魅力でもあったりして。
あったりして。

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ロロ・トマシ

4.0ダークさはほどほど、予想外に面白かったです

2012年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

萌える

ダークで重苦しい展開を想像していたのですが、ダークさはほどほど。予想外と言ってはなんですが面白かった。観て良かったです。
19世紀の史実に奇想天外な設定をうまく取り入れ、バトルもチェイスもスピード感があって、なかなかの見応えでした。

話自体は大人っぽさがあまり感じられず、なんとなく日本のスーパーヒーロー物っぽいと思いました。でも最近気になる俳優さんたちが頑張っていて、気がつけばけっこう見入っていました。

ベンジャミン・ウォーカー演じるリンカーンがもうちょっと個性が強くてもいいような気もするけど、著名人すぎるしね、仕方ないところでしょうか。
それと、リンカーン夫人役のメアリー・エリザベス・ウィンステッドがとっても可愛いかった、衣装がとてもよく映えてました。

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グッドラック

3.5アイデアが良い

2012年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

リンカーンがバンパイアハンターというアイデアが面白い。
展開が早くて良い。
斧かつ銃のアイテムがかっこ良い。
まあまあ面白い作品。
アクション好きにはオススメ。

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tatsu tatsu

4.0あのリンカーンがバンパイアハンターだっただなんて・・・

2012年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

「人民の、人民による、人民のための政治」。
南北戦争の激戦地、ゲティズバーグでのリンカーンの演説の有名な言葉だ。
その有名な言葉は知っていても、リンカーンについては、「5ドル紙幣のお方」くらいしか知らなかった。

で、少しだけリンカーンの生涯について調べてみた。
貧しい農民の子だったこと。
幼くして、母を亡くしたこと。
独学で弁護士になったこと。
奴隷制度に反対であったこと。
劇場で暗殺さえたこと。など。
リンカーンについて割と忠実に描いていた。
史実に基づき、実際にあった出来事や背景をうまく使って、現実味をだしていた。
ただ一つ、バンパイアハンターだったということを除いて。

何とまあ・・・一体、誰がこんな奇想天外な発想をしたのだろう。
ヒントは何だったのだろう???
それが一番気になるところ。

で、作品。
リンカーンを演じたベンジャミン・ウォーカー。
年を重ねる毎に、ご本人にそっくりになってくる。
メイクの技術だろうが、現実味があって良かった。
でも、何と言うか・・・リンカーンが持つ(と私は思っている)カリスマ性のようなものは、感じられなかった。
それが、残念。

ドミニク・クーパーとスピードを演じたジミ・シンプソン。
お二人とも、ステキだった。

リンカーンの武器が斧というのも、好感が持てる。
ただし、そこは、凝ったものだったけど。

3Dで見せるアクションは、スケールが大きく、迫力満点。
特に、クライマックスの大橋梁のシーンは、ハラハラドキドキ感がハンパなく、とても楽しめた。
この最後のアクションシーンとラストで、少し加点。

南北戦争から150年ほど。
「声をかくす人」「リンカーン」と見比べて、楽しみたいと思っている。

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りりー

3.0主人公が弱い・・・

2012年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

流されるだけに見える主人公がキャラクターとして弱い。
短絡的すぎて応援できず。

意外とアクションが少なめで拍子抜け。

「ウォンテッド」より「ナイトウォッチ」寄り。

"ヴァンパイアの浸食に対抗するアメリカの戦い"
として観れば、やや面白いが、
印象に強く残るほどではない。

リンカーンの史実をうまいこと活かして、
荒唐無稽を彩ってはいたものの、それだけ。

3D効果も低い。

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AKIRA

3.0テンポはよかったけれど。

2012年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

単純

映画の予告を観てみたい、と思っていた映画だった。
でも、予告で観たいと思っていた映画の2本に1本はいまいちなことが多い。
特に派手なものほどその傾向が強い気がする。
今回の映画は、正直、まあまあ。
飽きはしなかったけれど、わざわざリンカーンにしなくても、という感じだった。あまり、メジャーな俳優もでていないし。
唯一、メアリ・エリザベス・ウィンステッドはよかったけれど。

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デルフィニューム