劇場公開日 2012年3月10日

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「熱狂的支持も辛口意見も、愛するからこそ」ピープルVSジョージ・ルーカス 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5熱狂的支持も辛口意見も、愛するからこそ

2014年10月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

SWファンを描いた「ファンボーイズ」というコメディ映画があったが、こちらはドキュメンタリー。
登場するファンたちは、単なるファンに過ぎず。熱狂的な信者。
「エピソード4」との出会い、衝撃、自分の人生にどう影響を与えたか、旧3部作への思いを熱く語る。

それ故、辛口になる事も。
「特別編」と「エピソード1」は一斉攻撃の的。
「特別編」は神聖なオリジナル版を汚された、「エピソード1」には失望した、などなど…。
最も自分も、「エピソード1」のジャージャーとミディ・クロリアンに対しては全くの同意見。

しかしそれも、愛するからこそ。
僕はゴジラ好きだが、辛口になる時もある。「ゴジラ対メガロ」とか。

それだけ見ているという事だし、彼らファンがSWのシーンを再現したパロディ画像は本当に愛を感じる。
ちなみにこのファン画像はルーカス公認らしく、これだけ多くのファンや派生作品が生まれれば、作り手冥利に尽きるというもの。

何だかんだ言って、ファンにとって、「スター・ウォーズ」は偉大な作品で、ジョージ・ルーカスは偉大な巨人なのだ。

本作が作られたのは2010年で、「エピソード7」製作決定前。
勿論期待してるし、エイブラムスの才能に何の異論も無いが、ルーカス不在の「エピソード7」を彼ら信者はどう受け止めるのかな…?

近大