綱引いちゃった!のレビュー・感想・評価
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本当に男に生まれて良かった。
『給食センターの民営化の推進!』と言うっているが、どうしたら、そんな考えになるのか?行政へ、『手当をふやせ!』とか言うなら分かるが。
綱引きやって、どうして大分の殖産になるのか分からない。
市長の権限は最終的に行政の長でしかないのだから、独裁者の如く振る舞えない。こんな話を真面目に作る事が民主主義を履き違えている。しかし、暴力は駄目だし、市長は行政ゆえに立法を蔑ろに決められるわけが無い。また、給食センターを廃止する事は雇用問題よりも、子供への栄養管理に影響を与えると思う。行政がそれを管理できるのであるならば、安全衛生と食育教育に行政がかかわれるので、健全な事である。そこへ民間が参入すると、行政との癒着の問題やら利益第一主義で食品の安全衛生を蔑ろにされる可能性もある。
大分なら椎茸(椎茸と大根、人参とブ豚肉で作る煮物最高!)と臼杵の麿崖仏♥だね。そうだ、大分へ行こう。
久住(九重山)のぼうがづる温泉だったかなぁ。行ったのは1981年だから、40年前だね。大分で小倉行きの列車を待ちながら、読んでいた本が西村寿行先生の『滅びの宴』だった。懐かしい。そう言えば、最近、西村寿行先生の名前も聞かなくなったなぁ。
思い出の映画
2012年リアルタイムで見た。福島美人のカオリと行った映画として記憶に残る。あんな美人なかなかいない美人だった。映画の待ち合わせに、超ぎりぎりにくるんだよこの娘。映画館が大型ショッピング施設のいちばん奥にあり、入り口まで迎えに行き、手をひっぱって汗かいて走った。
当時から映画館では邦画しか見なかったからたまたまこれに決めてしまった。いま思えば彼女に選ばせたら良かった。
見たあとにカオリがいった言葉が「給食センター廃止になっても、他の施設ができて雇用がたくさんに増えるんならいいんじゃん?」(話の筋を忘れたが、廃止して合理化、低賃金、民間委託的な話しじゃなかったかな)
その言葉を聞いて、廃止を撤回させるために様々な環境の働く女性達が団結するのが見どころなのに、それをいったら身も蓋もない。こいつ、ひねくれてんなあ、と憮然とした記憶。なんて答えたか忘れた。
ただ、ある意味、素直な感想だったから、もう少し、ちゃんと話せば良かったなといま思う。
なにかにつけて、人生斜めに見ていて、ワガママだったから、ひねくれてるねと何回か言ってしまった。しかし、いいとこがあったなと思い出す。
また見たい映画。映画に思い出があるのもいい。
力めよ、乙女。
2020年7月18日
映画 #綱引いちゃった! (2012年)鑑賞
大分を舞台に、廃止が計画された給食センターの職員が綱引きチームを結成し、全国大会まで行ったら、廃止を取り消すように市長に掛け合う。
しかし、工業団地への進出に前向きな企業が給食民営化を条件にする。
現実にはこんなことありえないし!
物足りないのは綱引きが好きって訳じゃないからかなぁ
痴呆の親の世話
夫の失業
複雑な親子関係、この反抗期
馬鹿笑いしていつも元気なおばちゃん達の背景に惹かれたけどそれ以外は特に、、
終わり方もあれ??って感じ
【綱引きって本気でやると、凄いスポーツなのだ!という事を、コメディタッチ(スポ根)で描いた佳品】
綱引きをやったことが無いという人は、少ないだろう。
けれども、その奥深さを知っている人は少ないと思われる競技である。
私も今作を観るまでは、”幼稚園の競技”としか思っていなかった。
が、今作はそういった考え方を見事にひっくり返してくれる。
大分市役所につとめる西川千晶(井上真央)はある日、市長から市のPRのため、ある特命を受ける。
それは、”女子綱引きチームを結成せよ!”というモノであった。
私は知らなかったのだが、平成元年に大分市に大分コスモレディースという造園業を営む女性たちの綱引きチームが結成され、彼女たちは”全日本綱引選手権大会”で何と6回優勝し、その他数多くの大会で優勝したほどのチームにまでなっていったそうな。
今作は、そのチームを着想に製作されたとの事である。(パンフレット丸写し:ちなみにこのパンフレット、中々ユニークである・・)
今作が面白かったのは、千晶の母が務める給食センターが廃止されるという話から、給食センターで働く職員たちで”綱引きチーム”を結成し、全国大会まで出場した場合には、廃止を撤回させるというところからの
給食センターで働く女性たちの様々な生活背景が描かれている所である。
夫々
・夫の失業のため(浅茅陽子)
・未亡人 で、夫の連れ子との関係に悩む・・(西田尚美)
・認知症の父親を介護のため (渡辺直美さん 体型を含め、非常に重要な役柄であった。)
という家庭事情を抱えており、給食センターが廃止となると生活に大きな支障が生じるという、”火事場の馬鹿力エネルギーを出さないといけない”メンバーが綱引き大会に出場するというところからの、あの快進撃にコメディとは分かっていても、少し涙腺が刺激された作品。
<頑張らなければいけない女性たちの”踏ん張る姿”に笑いながらも、勇気を貰った作品でもある。>
<2012年11月29日 劇場にて鑑賞>
結局行政に振り回される
こんな終わりはありですか?
市長の言うことは全て。言うなり。
綱引きで友情は芽生えたけど、生活はどうなるのか?
現実は甘くないということなんだろうが、弱いもの同士慰めあってみんな一緒と現実逃避。
ベタだけど、泣いちゃった
ストーリーは、職場存続のため起死回生を図る給食のおばちゃんたち+市役所職員が、綱引き大会で頑張る。と、「同じ目的の女性陣が一致団結して、何かをつかむ」。よくある話。
おまけに「綱引きって?」だったんですが。
どうしてこれが、笑って泣ける。
おばチャンズも家に帰れば一人の女性。反抗的な実施じゃない息子、徘徊癖のある父、夫が失業したり。このマイナス要素が綱引き大会で、涙を誘うのがいいね。
サクッと見れるので、いいですよ。
笑って、泣いて、見終わった後スッとする
綱引きを通して、女性とそれを取り巻く人々の悲喜交交をユーモアを交えて描いています。当初そんなに期待していませんでしたが、笑えて、少し涙が出て(涙もろいからかな?)見終わった後は、なぜか清々しいそんな気分になった映画でした。
女優、俳優陣も、実力派がきちんとその役柄の等身大を演じているので、最近よくある人気だけの人を使って作品を台無しにするようなこともなく、安心して見れました。
久しぶりに、相性のいい映画に出会えたような気がします。
引かれなかった
ご当地PRは別として、ユニークな題材&奮闘実話ストーリーは好物。「フラガール」「書道ガールズ!!」などなどなど。
だけども本作は頂けなかった。
この手の作品はストーリーはベタでいいとしても、本作は全く以て新味に欠ける。
異色のチームが結成→が、メンバーやる気ナシ→一人一人に事情あり→育まれていく絆→そして…!
綱引きチーム“綱娘”発足の理由に大分の財政難が背景なのに、ほとんど描かれず。
実話を基にしているのに、何の興奮も感動も無かった。
根本的な作りの問題かな…。
いや、それ以上に…
他の同ジャンルはフレッシュな娘たちが魅力だった。
本作は…。
井上真央は可愛いが、一人じゃ荷が重いよ。
ちょっともの足りない
町おこしで皆で力を合わせて頑張るって内容はとってもよかったのですが、
あまりにも市長が適当な対応すぎて
悪役!!って役じゃなかっただけに、
何なの、この人って腹たちました。
せっかくだから玉鉄と真央ちゃんの恋の行方が
もう少し観たかったかなーと。
なんにせよ、直美が最高に可愛いかった♡
楽しかったけど・・・
実際に綱引き競技をしているので、公開時から興味があり劇場に足を運ぶ暇が無かったのでDVDで観ました。
結論から言うと2回は観たいと思いませんでした。
ストーリーは、いろんな邦画のあるあるストーリーをつなぎ合わせた様な流れ。色んな登場人物に対して背景を設定しているが、いまいちそれがストーリーに活かされていない。
気が付けば、全員一致団結して試合に挑んでいるって感じ。
流石に、親子愛を描いた部分には涙してしまいましたが。
で、肝心の綱引き競技のシーンですが、実際に競技をしている者から見ると、試合のシーンは有りえない。シューズに炭マグ付けて滑らせて・・・おいおい(汗 そのポジションの高低差で引き勝つ?
劇場に行けなくて、いや行かなくて良かった。
何がしてえんだ??( ゚Д゚)㌦ァ!!
かつて大分市に競技綱引きで3回も世界制覇した大分コスモレディースという主婦を中心にした綱引きチームがあって、それに倣って大分市を活性化するため綱引きチームを結成するところから始まるわけだが・・・
それを給食センターの廃止という雇用問題と絡めて、全国大会で優勝したら給食センター廃止を取りやめるという条件を取り付けて地元の男子綱引きチームの選手の玉山鉄二をコーチに呼んで練習を始める。
しかしメンバーは旦那のリストラや息子の反抗期、さらに親の介護等色んな問題を家庭に抱えてて、とても綱引きに専念できるような状態ではなく、そんな家庭の問題を抱えながらも徐々に成長していく・・・という話。
似たような映画過去にいくらでもあるし、この設定でもはやマンネリ感をぬぐえない(;´∀`)
予告編でここまでネタバレさせてるわけだから、新鮮味はほぼ皆無(゚∀゚)アヒャ
まず風間杜夫扮する大分市長だけど、給食センター廃止を取り消すと言う約束を簡単に破ったり、「偏差値の低いやつは・・・」とかもっともらしい台詞を言わせてるが、広島から来た修学旅行生の観光で自ら案内役を買って出たり、歌を歌ったりする辺りすごくいい市長じゃないの(・∀・)イイ!!
そもそも「偏差値の低いやつは・・・」なんて取って付けたような台詞を2回も言わせてるのに、それが何か関係してくるのかと思いきや何もない(ノ∀`)アチャー
そこで広島から来た修学旅行生が大分市の場所を知らないことから、うちももっとPRしなきゃと思うのも納得です(・∀・)ウン!!
そこから綱引きチーム「綱娘」を結成して、倉庫だか工場跡だかを改造して立派なトレーニング場を作って全国大会に向けて練習を始めるわけだけど、市が後援してるわけだからさぞかし恵まれた環境ですな(゚∀゚)アヒャ
にもかかわらず、チームは色んな事情があってやる気を出せず、練習試合で小学生にも負けてしまうような体たらく。
ちゃらんぽらんに見えても実は陰で練習を積んでた・・・と言うのも無理があるな(;´Д`)
だったら小学生にあんなぼろ負けせんと思うが(;´∀`)
コーチを巡っての井上真央と渡辺直美のチーム内の三角関係も、綱引きと全然関係ねえ上に全く着地してねえヾ(゚Д゚ )ォィォィ
つうか渡辺直美以外は誰もそれを認識してない段階でこれは(ヾノ・∀・`)ムリムリ
そもそも渡辺直美の認知症がのお父さんは、描き方が適当過ぎる。
元教師だからって誰彼構わず「お前は何年何組だ!?」「そこ!!うるさい!!!」なんて言うか???
さらに繁華街で絡まれてたメンバーの息子を助けただの・・・普通なら逆にぼこられるし危険だろ???
つうかそこまで認知症が進んでて、他に面倒見られる人がいないなら施設に入れるなりしろとヽ(`Д´)ノ
経済的な問題でそれもままならないのかも知れないけど、介護保険だってあるだろうし、元教師なら共済年金だって結構入ってくるだろうから施設に入れられないなんてありえないと思うが・・・
他のメンバーも旦那が仕事で怪我をして解雇されたから、パートを掛け持ちして生活費を稼いでるとか、死んだ旦那の連れ子が反抗期で困ってるとか・・・
それも後の方になってそういう事実がボロボロと出てくるのも取って付けた感がどうしても(;´・ω・)
そこまで切羽詰ってる状況なら、何でもっと早く事情を話さないのかと。
それにメンバーが8人だけってのも少ないだろ~(*゚Д゚)
綱引きの全国大会で1チーム8人って決まってるのか分からんけど、怪我したり都合がつかなかったりした時のためにもっとメンバー集めとかないと。
1人怪我したら参加できんだろうにヾ(゚Д゚ )ォィォィ
つうか井上真央以外のメンバーは全員給食センターの職員だけど、もっと働いてる人いるだろ絶対に!!!(゚皿゚)ノシΣバンバン!!
それ以外のメンバーを広く募ったり、1回目の説明会で参加するって言った人以外にも声かけないとさあ~~~~
でもそうするとこの映画の趣旨自体がひっくり返っちまうから仕方ないとしても・・・
ちゃらんぽらんなチームが何か一念発起できる切っ掛けがあって強いチームに成長していくという話にすればもっと面白くなったと思うし、何より市役所職員で言いだしっぺであるはずの井上真央自体がちゃらんぽらんなチームの態度に嫌気が差してチームを抜けるというのはいくら何でもありえない(ヾノ・∀・`)ムリムリ
そしてその確執がいとも簡単に解消するのも都合良過ぎるし
現実感が感じられません┐(´д`)┌ヤレヤレ
あと市長が約束を反故にして給食センターを廃止すると決定した後、公用車に綱を付けて車を発射させようとするのを阻止したり・・・
いつ綱を車に付けたんだ???
それに言わずもがなだけど危険過ぎる(゚∀゚ ;)タラー
バンパー外れるぞ????
玉山鉄二の鈍感かつ空元気満載のコーチは観てて面白いけど、そのキャラ設定があまり映画の展開に生かされてないのがとても残念(´Д`)ハァ…
中鉢明子はいつも煙草吸ってて斜に構えた感じで何か意味ありげだったけど何もなかったΣ(゚д゚;)
あと農協職員の石ちゃんも無駄な使い方だったな~(´゚д゚`)アチャー
そして妊娠してるという体の演技をしてた木南晴香も大してあらすじに絡んでこねえし、秘書の佐藤二朗もさしたる絡みもないし、中途半端な印象しかないですな。
紆余曲折あって全国大会に参加するも結局優勝はできなかったという落ちの表現の仕方は悪くないけど、これで良かったのか???
まあそれぞれの家族の問題は改善はしたのかも知れんけど、一番の問題って結局何だったんだ???
給食センターは廃止になっちまうわけだし、綱引きでも負けちまって全国PRできたのかどうかも怪しいもんだし・・・
結局何がしたかったんだ???
チームの結束を深められたからそれでOKなのか????
試合は負けたけど、家族の問題は少しだけど改善して、打ち込めるものが見つかったから良かったってことかね????
監督はこの映画を通じて何を伝えたかったんでしょうかね┐(´∀`)┌
根本的な問題は何一つ解決してないし、余計に話をややこしくしてる感じが拭えないし、何より何が問題だったのかも分かりづらくしてる。
折角大分でロケしてるんだからもっと大分の観光名所を出してもいいと思うし、地方都市の過疎化を描くならもっとえげつない描き方をしないと観客には伝わらんし、雇用問題を扱ってる割には変なコメディー演出のせいで全然深刻さが伝わってこない。
もしかして監督はそんな社会問題を描きたいんじゃなくて、「人間が一致団結して力を合わせれば何でも解決できる!!!」あるいは「みんなが1つの目標に向かって頑張ってるのは素晴らしい!!!」ってことを言いたかったのでしょうかね?
だとしたらこの映画を作った人に「もっと頑張って一致団結して映画の方向性をしっかりまとめろ( ゚Д゚)㌦ァ!!」と言いたい(・∀・)
色んな問題をないまぜにして、尚且つ役者も有名どころを使って見栄えも良くして、さらに笑いや恋愛要素も入れて・・・
何が何だか分からんことになったという映画( ´_ゝ`)
ちったあ『サウダーヂ』を見習え!!!!!
笑いました
試写会で鑑賞してきました。涙あり笑いありの作品で、とてもわかりやすく楽しめました☆会場も笑いが耐えない雰囲気でした♪女性って素敵ですね!個人的には渡辺直美ちゃんの演技にやられました!大笑い。
変にリアリティーがある
大変なのは自分だけじゃない。
人それぞれ、人生を背負って必死に生きている。
そのあたりは良かったのだが、全体的なストーリーのまとまりはいまいち。
大会は頑張ったから優勝…という安直な作りではなく、まだまだこれからも道の途中ってリアルさは好きだが、それ故に、完結しきれない感じで終わってしまったように思う。
ただし、個人的には、決行好き。
宣伝と本編の落差。
思った通りといえば、確かにそうなのだが…
タイトル通り、綱を引いちゃった!だけの映画だった。
彼女らの健闘ぶりや私生活宛らの楽しい場面はあるが、
これをわざわざ映画にする必要があった作品かと思える。
全体の運びがダラダラしており、笑える場面も単調気味、
おそらくは「綱引き」が最大の見せ場だと期待して待つも、
うーん…そうか、あれで最後だったかという印象に終わる。
大分市の観光PRと綱引きでの栄光、豪華なキャスト陣の
奮闘ぶりをご覧あれ!という意気込み満々な宣伝文句に、
せっかくの本編がきちんと乗っからなかった残念な作品。
元気をもらえる作品です!は確かに分かるけれど、
給食センターの存続が叶うわけではなく、雇用問題は残る。
地方財政の苦しさをリアルに!というのも分かるが、
こういった勝負モノを題材に据えといて、肝心なところを
スルーして落とすのは果たしてどうなんだろうか。
嘘だと分かっていても、これは映画なんだからと思っても、
やっぱり最後は満足感を得て、劇場をあとにしたいものだ。
すべてにオチをつけろ。とはいわないけれど、
計らずも中途半端な姿勢の脚本に感動は溢れてこなかった。
ダメ出しばかりして申し訳ないが(でも本音を書かないと)
親子の絆や痴呆問題、嫁問題(爆)、雇用労働面だけでなく
ドラマとしてはほのぼの感が強く漂って、いい場面もある。
未だトレーニングも中途半端なのに、すぐ飲み会やらお喋り
に興じてしまうオバさん達(コレ一番理解できたかも)の姿勢
には苦笑いしながらも、この辺よく捉えているなぁと思えたし、
しいたけ農家の玉鉄も真央命^^;の奇妙なキャラを熱演した。
松坂慶子のハジケっぷりは体型と共に素晴らしく豪快、この人
あっての場面も多い。西田尚美演じる養母には泣けてしまうし
…というわけで全体の散漫さを其々の役者が巧く埋めているが
そのエピソードと綱引きがスッと繋がっていかず、後半で突然
ドタバタ劇と化す。だいたい市長のキャラはあれでいいのか!?
笑いどころと落としどころを間違えると、
せっかくの感動が徒労に繋がる危険を堂々と犯した監督には
やっちゃった!賞をあげたいところだが、まずは今作を観て
大分市や綱引きに興味を持つ人が増えるといいけど…である。
(きょとん…(゜_゜>)とした作品は久々。主題歌もいいのにねぇ)
偏差値の低い奴はダメじゃ
市長役の風間杜夫は歌がうまいということをこの作品で知った。落語もできる。観光案内もできちゃう。「天は二物を与えず」というのは真理ではない。何物も持っている者は多くいる。でも、プラスがあればマイナスもある。他人に羨まれる人にも悩みはあり、コンプレックスもあるのだ。市長秘書役の佐藤二朗もいい味を出していた。市長と秘書の掛け合いをもっと観たかったが、二人とも脇なのであの程度がちょうどいいのかもしれない。綱娘の中では絵美の息子への語りが長回しで撮られていて、この作品では挑戦(or冒険)的場面だった。観客席にすすり泣く声が聞こえたので成功なのだろう。県大会のシーンでは、綱娘の8人の足のバラツキをみるととても勝てるレベルではない。勝ったらそんなバカなと思うし、負けるとかわいそうだし、勝敗ではなくプロセスを観せる作品だから、あのENDがベストなのだろう。
めちゃくちゃ手足に力が入る
なかなかに思い切ったオープニングである。TVドラマ「キッズ・ウォー」の茜がそのまま大きくなったような精悍な井上真央が見られる。
給食センターの廃止に抗議する女性職員にたじたじの市長がセンター存続の条件に出したのが、綱引きチームを結成し全国大会に出場して大分市をアッピールすること。こんな短絡的な話とベタな構図を映画として面白く作り上げるから、水田伸生監督は好きな監督の一人だ。人生の機微を入れるのも上手い。
さらに岩下太郎の勇壮でしかもどことなくコミカルな音楽が、作品に上品さをプラスしている。
主人公の母親を演じる松坂慶子は、最近どの作品を観ても楽しい。この人と岸部一徳が出ると、作品が華やいで見えるうえに底が一段上がる存在感がある。それでいて決して主役を喰わない。市長が岸部一徳でもよかった。
いよいよ初めて参加する大会。これはもう手足に力が入る、入る。(笑)
そしてエンディングがスマート。多くを語らない切り際が最高。ホントに巧い。
エンドロールは作品の締めくくりだということがおろそかな作品が目立つ昨今、 DREAMS COME TRUEによるEDも作品のイメージにピッタリだ。
余談だが、本作のようにエンドロールで監督の名前がそのままスルーする監督の方がスタッフ全員と一体感があるように見えて好きだ。これみよがしに名前をストップさせる監督は嫌いだ。
よかった
TVのなんだっけ?貧乏な役の時はちょっと良さが出せなかった
感がありましたが、やはりいい子になりました。
もう本当に隣にいるような可愛らしさで最高です。
真央ちゃん最高!
松阪さん卓球温泉とかTVのおかあさん役とか、もう欠かせない
存在になりました。最高!
浅茅さんちょっと綱引きにはかわいそう。
でも松阪さんと1歳くらいしか変わらない。
玉山君いつも脇にいるけど、最高!
たばこを吸う人、最高!一番最初にウルウルきました。
細部はともかく、楽しいですよ。
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