TIME タイムのレビュー・感想・評価
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ベタな映画
強烈な資本主義批判
時間の無駄です。
意外と
善悪の彼岸…
深い、何気にインテリジェンス
口コミは興行ランキングに比して意外に低いけど、表面上の単なる娯楽を期待して行けば確かに「そんな事あるわけないじゃん!」程度の感受性に終わってしまうと思うかも。
でも、自分は非常に深い意味がある内容を軽快なテンポで表現しているなと思った。
富を時間としてそのかけがえのない稀少性を訴え、富を蓄える者はその富ゆえに富薄き者から搾取し続け、その格差は時間の経過とともにますます広がる。そこに命の尊さを絡ませる辺りは上手いなと。
今そこにある現代社会、これからの世の中に危機感を警鐘する作品に感じた。
時間=命であるから一日一日を大切に生きる、エキサイティングに生きるべきということを主演、ジャスティン・ティンバーレイクがエキサイティングに演じていた。面白かったです。
出演者のみなさん、別の作品で会いましょう
楽しい気持ちになりました
かっこいいだけ・・じゃなかった。
単純な内容だなと感じる人ももちろんいると思うが、
自分は、ただかっこいいだけの映画ではないと思った。
この映画では人生の時間に「限り」のある人間と無い人間が登場する。
その対比から有意義に生きること、人生の過ごし方を制作者達が問うてきたような気がする。
現実の私達は当然、皆時間に限りがあるが、私を含めて特に若い人達は時間には限りがあるというとても常識的なことを忘れているんじゃないのかと思った。
この作品はアクションや映像に注目のある娯楽映画なんだろうけど、制作側が込めたメッセージがわかりやすく伝わってきてよかった。
物語の流れはベタといえばベタだけど、丁寧に作られている感じがあってよかった。
あと最後に少しネタバレだけど、
爽やかな終わり方でよかった。最後まで気持ちよく観れた。
いい部分を探そう
昨日この映画を見てまいりました。
結論から言うと、みなさんが書いてある通り
「惜しい」の一言につきます。
謎を多く残すことが楽しい映画という最近の映画事情を
そのまんま使ったような・・・・
時間=お金というアイデア以外では目新しい手法や見せ方や展開などは
なく・・・ありきたりな映画になってしまったのは詰め込みすぎかなと。
もしこのテーマで海外長編ドラマとして扱えるなら扱ってほしいテーマでもあります。
題名に挙げた「いい部分を探そう」
・主演がいい イケメン&美女→特にアマンダさんは最高です。
・車がかっくいい 男性目線ですが出てくるアイテムがなかなかかっくいい
・展開がスムーズで時間をあまり感じさせない。
悪評ばかりですが、一度は見てみるのもありかなと思います。
ただし、時間=お金というアイデアの中ではレイトショーの¥1000が妥当な値段ではないでしょうか・・・・
残念の一言。
ひとことで言うと、設定はいいのにとても残念な映画。
(みなさんと同じ感想で恐縮ですが)
以下、残念な理由です。
①キャラ造形が中途半端
虐げられてきた主人公、親に反抗する裕福なヒロイン、としたかったのでしょうが、どちらもキャラクターの背景や前提が描かれてないに近い。何度も理不尽な思いをしてどうにもならないというようなシーンをもっと作ってほしかったし、子どもの頃のエピソードを挿入したりして丁寧にシーンを積み重ねてほしかった。でないと「爆発」して「行動」することに結びつかない。画に描いたモチで、まったく感情移入できない。
②無駄なシーンが多すぎる
現代版ボニーとクライドにしたかったんだろうけど、あんな「ゆるい」逃走劇、いる?無知なものが謎解きもしないで考えなしに行動しているようにしか見えず、テーマに対して、シリアスさが薄まるだけだと思います。
③「ウソ」が多い
この映画は設定の部分で大きなひとつの「ウソ」をついている。この「ウソ」を最大限に生かして楽しむためには、そのほかのところはできるだけ「リアル」にしないと、ただの茶番になってしまう。たとえば、なぜか主人公たちにだけ鉄砲の弾が当たらなかったり、走ったこともないはずのヒロインがヒールで全力疾走できる…とか、そういう細かい「ウソ」の積み重ねが、ひとつの大切な「ウソ」を壊していると思う。
テーマは良い!!のに…
残念な感じ…
NO MORE 時間泥棒
んー。んー?
アンドリュー・ニコルらしくないですよね?
らしくないっていうか、アイデアはいつものニコル節全開で秀逸だと思ったんですよ。
『時間が通貨の役目を果たし、腕に残り時間が表示され、時間が途切れたら死亡。生きる為には時間を稼がなければならない』つー未来社会のルール構築なんて流石面白いな~、と感心してたんです。
そこは問題ないと思うんです。ただ何つーか、それだけに頼り切った物語運びだったなー、と。
ハッキリ言ってしまえば「雑」。
何でもっと丁寧にストーリー語れなかったかなー、ていう。
そういう未来社会だから管理だってキッチリ行われてなきゃならない筈なのに、どうにもセキュリティが甘いし、時間銀行の警備もやたらザルだし、それにあと貧困層の描写。
真っ先に時間切れで死んでくんだから時間奪うぐらいの暴動が起きたって不自然じゃないだろ、とか、貧民の嘆く姿が何だかぼんやりしてて本当に切迫した雰囲気醸してないよなあ、とか。
もっと色々細かく描写出来た筈なのに、それをしてない。敢えてなのかどうなのか分かりませんが。
勿体ないなー、と。
敢えてそうしたなら“今回は俺流のアイデアで以って純粋な娯楽アクションに仕上げてみたぜ”ってことなんでしょうかね?
まそういう向きで観るのだったら悪くはないと思うんですが。
アマンダ嬢のルックスは目の保養になったし。カーチェイスもなかなか見応えあったし。
ただねえ。
ほら、アンドリュー・ニコルですから。もっと凄いの期待してしまう訳ですよ。
『トゥルーマンショー』や『ガタカ』や『シモーヌ』級のやつを。
次回作、期待しとります。
チマチマとアベックで銀行強盗に励む主人公に、これはSF作品なのか!と絶句
もし、過ぎ行く時間というものが、もっと短くてあっという間に終わってしまうものなら、恋愛や人間関係を築く時間も惜しくなり、死んで行く事にもっと意味を求め出すことになるでしょう。この映画の舞台を、加齢遺伝子が、人の年齢を25歳でストップする、という、未来社会。文字通りの、若者だけが住む世界に変わってしまうのです。
本作のルールを説明すると
●25歳になると腕に「残り時間を示す時計」があらわれ、成長が止まります。
●不思議なことに時間が通貨となっていること。しかも変動相場制なのです。
●あらゆる支払は寿命の時間を削ることで精算できる仕組み。
●「時間」はお互いの腕を近づけることで自由に分け合うことができるのです
このシステムだと、女性Aは、男性Bに、30秒とか、あるいは一日とかを、プレゼントすることができるのです。人々は、自分に残された時間を、自由に取引でき、盗むこともできるようになっていたのです。その結果事業収入により多くの寿命時間を独占することもできました。肉体年齢は25歳でストップするものの、寿命は無限大にも伸ばすことができたのです。
しかしそれは同時に、痛ましい苦痛を生みます。富裕層となり、いくつになっても死ねないというのは、それはまたそれで人生の苦しみから逃れられないという悩みを生んでしまうのでした。だから時間を持ちすぎた富豪が死を願望して時間を譲ってしまうという最初の掴みは良かったのです。
「時間切れ」という仕掛けは前半のサスペンスを盛り上げてくれました。時間が貨幣価値をもつというアイディアは面白いと思います。だけど時間の希少性が増す分、その「時間の価値観」というテーマを描く人間ドラマとしては、設定を活かしきっていません。
特に後半は、そんな設定などお構いなく、時間所有の貧富の格差をうめるため主人公が銀行強盗にのめり込んでいくところに興ざめしてしまいました。これだけの設定を見せられて、貧富の差で寿命あの搾取が行われる不条理な世界。それを見せ付けられたなら、観客としては、もっと根本からひっくり返していくストーリーが見た意図思うのが
自然でしょう。そしてどうしてこの世界が何故つくられたのかを突き止めたくなるはずです。けれども90分と短編に仕上げた本作では、そんな観客の疑問を突き放したままで終わってしまいました。
時間を管理する当局が主人公の持つ時間を不当所得と見なして逮捕に向かうなかでのアクションシーンは、なかなか迫力がありました、けれども本作の鍵は、やはり人生が25年しかなく、それも消費によってより短くなっていく刹那と、少しでも時間を節約しようとより時間を大切に使う、人々の価値感の変化ではなかったかと思います。
一瞬一瞬毎に、死へと一歩一歩近づいているという、もっとも原則的な事実を、観客に思い出させることが本作の本来の目的だったとしたら、やはり描き足らずなんですね。
物語は、ジャスティン・ティンバーレイクの演じる主人公ウィル・サラスは、殺人の容疑をかけられます。富裕層のエリアに逃亡したウィルは、とある無慈悲な金持から、その娘シルビア(アマンダ・セイフライド)を人質にとってさらに逃走を続けます。けれども直ぐに2人はパートナーとなって銀行を襲うというもの。シルビアは出会ったときからウィルに気がありそうな前振りを見せますが、やや唐突な感じがしました。
それにしてもアマンダ・セイフライドは、前作「赤ずきん」に引き続き、目がくるりとした愛らしさが素敵な女優さんです。しかも脱いだらとてもセクシーでした。
クールな夜景と昼間の情景のハイコントラストは、なかなかシャープな画作りだと感じました。
え?
あまりに斬新な設定が気になったので公開初日に観てきました。しかし・・・かなりCMバンバンやったり、宣伝にお金かかってるなぁ、とは思ってましたが、その理由がすぐにわかりました。これは口コミで良い噂が広まって大ヒットする映画じゃないな、という印象。正直つまらない。ストーリーが設定に負けている。許せないのは終わり方ですね。どんなにつまらない映画でも終わりよければ全てよし的な感じでエンディングの持つ意味合いは大きいですが、このTIMEのエンディングは「え?」っていうのが恐らく大多数の感想でしょう。ワーナーマイカルの1000¥キャンペーンで観たのですが、これが通常料金だったらと思うと・・・観ないのが吉でしょう
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