海燕ホテル・ブルーのレビュー・感想・評価
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自然には見えない演技がつくる雰囲気
個人評価:3.4 演出や演技、カメラの質感など、古き良き感がほとばしる。 自然に見えない台詞まわしや演技の違和感。その居心地の悪さが、70年代やピンク映画などを彷彿させる。 若松作品には欠かせない地曳豪も、この世界にもよく馴染んでいる。
え??????笑
え、わかんない。ほんとわかんないwww
今まで見た映画の中で、「裏切りのサーカス」の次にわかんないwww
一人の女の人によって、男の人たちが破滅していく話。
井浦様はヤクザの役。
最近「DISTANCE」みたいな静かでミステリアスな役をする映画と、日曜美術館ばっかり見ているから、相手に凄んで掴みかかるシーンとか、新鮮でかっこよかったー!
髪型もすこぶる斬新♡♡♡
大西信満(おおにししま)さんはキャタピラー、さよなら渓谷の人だ。
主人公の人も、あさま山荘とか三島由紀夫とか、若松監督の作品に井浦様と一緒に出ているから観るのが楽しみ。
でも、男たちを惑わす女の人が全然キレイじゃないし体型も魅力的に見えなかった。
2011年の映画だからそんなに古くないけど、若松監督が1960年代の撮り方を復刻させたそうで、ロケ地の雰囲気も演出もすんんんんんんごい古い感じがする映画だった。
とにかくわかんないことだらけ!
結局あの女の人は何を伝えたかったの?富士見観音だったみたいだけど富士見観音って何?禁欲の神とか?だから欲情に溺れた男たちを罰します的な?
女も男もみんな裸になりすぎだし。とりあえず外出るときは服着ようよ!
井浦様に富士見観音が「殺して」って呟いた意味もわからない。なんで?惑わすため?
最後の「愚かな男たち!」っていうやまびこにはちょっと笑った。
薄っぺらい恋愛映画みたいに「何も伝わってこない」んじゃなくて、何かは確実に伝わってくるし、「空気人形」のような絶対的に成立不能だけど何故か成立してしまう世界観には圧倒されるんだけど、私の理解能力を完全に超えていて意味不明www
面白い!!!
60年代の若松孝二が帰ってきた!なんだ!この映画は?!面白すぎるじゃないか?!!謎の女(片山瞳)の、あの生々しくも神々しい佇まいに幻想に誘われ、男達(地曳豪、井浦新、廣末哲万)が自滅していく様は、痛ましい今の縮図を象徴しているかのようだ。そこに現れる警官(大西信満)突然演説しだす青年(岡部尚)が、なおファンタジックな世界を奇妙にいろどっていく。 怒り、哀しみ、愚かさ、滑稽さ、エロス、母性、赦し、様々な要素が、ない交ぜにされ、こんな映画は唯一無二だと感じさせる。 若松孝二、ヤバイ男だ。かっこよすぎるぜ!
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