「意外と面白かったです。」進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 風魔小太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
意外と面白かったです。
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評価が余りにも低いので、逆に好奇心から観に行きました。
原作の大ファンで、コミック本ですが創刊号から最新号まで欠かさず買って読んでいます。
低評価の為にさほど期待していなかったのですが、意外と面白かったです。
特に壁を破壊する大巨人の不気味さやエレンの変身後の巨人の狂気に満ちた映像や
軍艦島を使った荒廃した街並みの映像は迫力があり、見応えがありました。
また当初はエレンとミカサ役の俳優さんが原作から自分が感じたイメージの人と違うと思いましたが
お二人の熱演で映画を観ながらだんだん引き込まれていき、当初の違和感がなくなったのも事実です。
原作を忠実に再現して欲しい人にとっては、ストーリーが原作とは異なる箇所があったり
原作にいないキャラが新たに出ていたりしているのが不満となって低評価になっていると思いますが
ベースとなる巨人VS人類の死闘というテーマは変わらないので、新たな物語として観ればいいのかな
と思います。
惜しむらくは時間が限られていた為に、エレン、ミカサ、エルミン達の人間模様や人間関係の掘り下げが
浅かったという感は否めなかったです。特にエレンとミカサの関係は敢えて抑えていると感じました。
ただこれは続編で徐々に明かされていくことになると想像しています。
そういう意味では特にエレンとミカサの関係がどうなっていくのかが興味があるので、続編もまた
観に行きたいと思いました。
まずは低評価など気にせず、自分の眼で観て感じてみてください。
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