鍵泥棒のメソッドのレビュー・感想・評価
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スクリーンで観なかった事を悔やむほど
まず思うのがキャストがみんな濃い、加えてキービジュもピンとこないボヤけた感じ。これは野暮ったそう。
主題歌が吉井和哉だったので気にはなっていたのですが、当時見送った覚えがあります。
しかしこの度プライムで見かけ、これも何かの縁と観てみる事に。
そうして始まってみると、当初思っていた印象とは全然違っていました。
それはもう最初っから面白い。
やはり濃いキャラクター達の散りばめた伏線と、いくつものギミック。
小物に至っても、ラジカセやブラウン管のテレビが懐かしい。この時代設定はいつなのだろう?
Vの取り違えには本当に笑ってしまった
アラートと恋心のシンクロ、更にそれをエンドロールにも挟み込むなど最後まで細やかな演出がみられる、実に面白い作品でした。
それはもうスクリーンで観なかった事を悔やむほど。見事な作品でした。
「半沢直樹」の二人がイイ‼️
2012年の作品。香川照之さんは、「坂の上の雲」の出演後だろう。
41くらいだが、この作品ではかなり老けて見える。便利屋だが、丁寧な仕事をして裏の世界からも仕事を頼まれるようになっていた「凄腕の暗殺者コンドウ」。
全ての記憶をなくして、裸一貫で売れない役者から再スタートを余儀なくされる。
いったいこの話はどこへ進むのかと、脚本に唸らされた。内田けんじ監督作品は、初であり、たいへん楽しみました。
堺雅人さんは、「半沢直樹」の直前くらいか。
売れない役者役から、一気に連続ドラマの主役で、しかも一流銀行の銀行員である。
香川照之さんも「半沢直樹」に出ており、しかも堺雅人さんにとって憎むべき先輩だったという設定は、なかなか興味深い。
アイディアはどこから?
売れない役者と凄腕の殺し屋の人生が逆転するなんて、どこからそのアイディアが生まれたのか。
ただのコメディでは終わらず
やる気も根気もない人はなにをしてもうまくいくはずもなく ただただ自分の人生に悲観するばかりではいけないんだ
楽して成功する訳ないんだと。
リメイク版の韓国編LUCK LEYみましたが、そちらとくらべると恋愛要素が強く。
井上綾子演じる森口瑤子さんの演技が怖いくらいハマってた
キューンとしました!
事前情報なく、タイトルだけ知っているという状態で観賞。
勝手に泥棒を生業とした人の話だと思っていたので、全然違ってびっくりました(笑)
状況や環境、うまくいかないと色んなもののせいにしがちですが、きっとそういうことではなくその人が「どう生きていくか」という事が大切なんだな、と思わされました。
あまり多くネタバレしない方が良いとは思いますが、観たあとキューンとしました。
ムロツヨシは……ありです
強面でどんな仕事も完璧にこなす殺し屋(便利屋)のコンドウが銭湯で転倒。
そしてまさかの記憶喪失。
それをいいことに、売れない役者の桜井は彼のロッカーの鍵を自分のものと入れ替え、人生を交換しようとする。
そんな中、早く結婚相手を探したい香苗は、記憶喪失中のコンドウ(桜井)にアタック。
桜井の“泥棒”から3人はヤクザのゴタゴタに巻き込まれていく。
これは発想の勝利ですね。
他人を名乗って生活する、入れ替わりという一見普通の設定で、ここまで複雑に話を展開させていくのは流石でした。
細かい部分など、つくりはかなり上手い。
監督、作品ともに評価されるだけのことはあります。
しかし、私はあまり内田監督が合わないというのが今回はっきりしました。
決してつまらないわけではないですが、なんだか物足りないというか。
自分の理解不足なだけかもしれませんが、「え?それで終わり?」と言いたくなってしまう。
ただ、『アフタースクール』よりは好きでしたし、面白かったです。
だって半沢と大和田常務ですよ。
この2人の共演面白くないわけない!
なりすます堺と豹変する香川、そしていい具合に物語を掻き回す広末。
この3人の芝居だけで何時間でも観てられます。
まさか恋愛映画だったとは、しかもあの2人の。
銭湯行ったら、石鹸には気をつけましょう!
堺雅人と香川照之の最高傑作❗️
3回目の鑑賞。
何度見ても面白い。よくこんな脚本思いつくなあと感心します(内田監督)。堺雅人のダメ男役も大ハマリですが、殺し屋と好青年を演じ分けた香川照之が秀逸!ちょっと不思議ちゃんの役を演じた広末涼子さんもこの作品になくてはならない存在です。荒川良々もコメディ顔なのに、ダーク役で逆に面白い。ラストで広末涼子、堺雅人の隣人のキューンスイッチが入るシーンが最高。吉井和哉さんの曲もこの作品に本当にピッタリで、内田監督あっぱれです。
え?最高じゃない? 笑えて楽しくて切ない部分もあればラブもあり 全...
え?最高じゃない?
笑えて楽しくて切ない部分もあればラブもあり
全部入りハッピーコメディーシネマじゃん‼️
雑誌でどっかの編集者がオススメしてて
機会があれば見たいな〜と思ってたけど、
前の私のように見てない人がいるなら同じように
超絶オススメします!
堺雅人は半沢もいいけど
どーしようもない役向いてるよね
はなまる娯楽映画
香川さんが銭湯で転ぶシーンが、すんげーーー跳ぶのでつい巻き戻してしまった(笑)
数年前に見た記憶があるけれど、最初から好きな感じなのでそのまま視聴。テンポがいいなあ〜
半沢直樹で共演している2人が、全然違う配役で共演。アッパレな演技力!
堺雅人演じる桜井のダメ男ぶりといい、バレた時のアホヅラ(←口がずっとほの字(笑))といい、演技が下手な演技といい、うまいなぁーー
アパートもよく見つけたなっていう味わい深いアパート。
ん、桜井武史って、ミスチル桜井さん×小林武史?
コンドウの几帳面さといい、広末の不思議ちゃんぶりといい、キャラ設定も素晴らしい。
小道具とかロケ地とか、いちいちよく考えられてそう。
アンジャッシュのコントのようなハマり方と言ったら語弊があるか。
日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を取ったそうで、納得。アイディア満載の痛快劇。
平和な娯楽映画って貴重だなぁ。
荒川良々が若く見えるーー
吉井さんのエンディングもかっこいい。
あ、ムロさんが広末のありなし写真で使われていたな(笑)
大爆笑ではなくクスクスの連続
コメディは好きだけど、なんかファジーな感じで
なんとなく面白い物語が好き。
登場人物みんな癖のあるキャラクターばかり。
その癖のあるキャラクターが癖のある設定だからファジーに盛り上がる。
香川照之の方が目立ってたなー。
また同じ所で笑った
地上波でやっていたのをチラッと観たので、この名作を見直してみた。
運命じゃない人を観て、脚本の素晴らしさにすっかり虜になってしまった内田けんじ監督作品だから、脚本の流れも仕掛けも抜群、そして見直すと役者もそろってる。
メインの3人はもちろん、端から端まで脚本同様に抜かりなく絶妙な演技の集大成だった。
展開わかってるのに、また同じ所で笑ってしまった。
ムロツヨシ発見! 若い!
木造アパート二階で電灯のコードでクビ吊りに失敗した元・劇団員の男。入場券?入浴券?
構成員は見ていた。コンドウ(山崎賢一郎)の完璧な仕事。
アイスホッケーのパックのように銭湯の洗い場をスベってゆくせっけん。
モーグルのジャンプ並みに高く浮き上がる裸身。
温泉でハシャギ過ぎ、思い切り滑って腰椎を圧迫骨折してしまったハタチの女が、内緒ですよ、誰にも言っちゃダメですよと教えてくれたとき浮かんだ脳内イメージはまさにこんな感じだった。
脱衣場のロッカーの鍵だったのか~
几帳面な殺し屋がダメな劇団員に演技指導する。メソッド。
こぶつきのキャバレーホステス、アヤコ(森口遥子)の心変わり
工藤→岩城社長→レア物、ヴィンテージ物
見つけた物
エリッククラプトンのギブソンレスポールスタンダード59年製
ストラトキャスター
ガレのランプ
パウル・グレーの天使
胸キュンと盗難防止サイレン。
映画は映像と音とプロットがいい塩加減で混ぜ合わさったリゾットのようなものだ。
広末涼子の魔性の女イメージが几帳面メガネOLのイメージとかけ離れ過ぎていて、個人的にちょっと入り込みずらかった。
主演3人の演技が光る!
コメディ、サスペンス、ラブとたくさんの要素を盛り込んだ本作。
個人的に一番良かった点はやっぱり役者陣です。演技上手いですねー。特に主演の三人。いろんな役を演じられている中1つに縛られることなくいろいろな役を演じられるのはシンプルに凄いの一言です。これからも活躍が楽しみです。
他にはいろんな方も書かれていますが伏線がしっかりあり所々びっくりさせられるところもあるので終盤は飽きません。日本アカデミー賞の脚本賞を獲得したのも納得です。
ここからは少し気になったところを書いていくので苦手な方はご注意ください。
正直1時間を過ぎたあたりで少しだれている感じはありました。コメディでもなくサスペンスでもない宙ぶらりんな感じだったからですかね。
それと主人公の桜井にあんまり愛着が湧かなかったんです。クライマックスでもそんなに凄いことやってませんからね。
でも、脚本に文句はないし是非見て欲しい映画です。
内田けんじさんの次の作品にも期待しています。
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