「悪役の心情」マレフィセント 凡打さんの映画レビュー(感想・評価)
悪役の心情
「眠れる森の美女」の悪役、マレフィセントにフォーカスし、その心情を探ると言う、ディズニーの意欲作。
昔から、悪役を救いようのない悪党としてしか描かない作品はあんまり好きでは無かったので、悪役の心情に焦点が置かれた本作には、とても期待していました。
ストーリーは王道そのものなのですが、悪役が、どのような思いで行為に至ったのかが丁寧に描かれており、マレフィセントの気持ちに共感することが出来ました。
また、オーロラ姫役のエル・ファニングの笑顔が輝いていて、一層映画に引き込まれました。
映像や音楽は非常に美しく、ファンタジーの世界にどっぷりと浸ることが出来ます。
2時間、魔法の世界に遊びに行ったような気分で楽しむことが出来た作品でした。
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