「誰も知らない裏話があった」マレフィセント えみRさんの映画レビュー(感想・評価)
誰も知らない裏話があった
『眠れる森の美女』のお話とは少し違った内容でしたが
こっちの方が現実的で面白い内容でした。
いや・・これが本当のお話だったんだ!と思わせてくれる程に
脚本がよく出来ていました。
ちゃんと原作のオマージュもされていてドラゴンも出てくるし
呪いをかけた本当の理由も分かりましたし。
しかしあの裏切った人間のステファンには怒りを覚えますね!
子供の頃のあのキスは何だったのか・・・人間って酷い生き物だ。。
ただマレフィセントを殺さずに羽だけ持ち帰ったのも、少しは愛があったからかもしれない。。
だんだん権力欲しさに人が変わっていく様は・・・
悲しいものがありましたね。
マレフィセントは原作では魔女ですが映画では妖精。。
でも復讐心から酷い事をします。
その姿は、まさに魔女。やはり原作を壊さず守っているとこにも感心。
そして裏切った男の娘を・・血の繋がりもなにもない子なのに・・母性本能からなのか
真実の愛に変わっていくマレフィセントに感動します。
まさに身寄りない子を養子にしているアンジーにピッタリな役ですね。
でも何がピッタリって、アニメのマレフィセントにそっくりすぎること!
頬骨が強調されてるのも、わざと役の為に痩せたのかもしれません。
とても感動しました♥
原作が子供向けならば、この映画は大人向けです。
脚本も良く、アンジーの演技も良くて、突っ込みどころも無く(笑)
素晴らしい映画でした。
コメントする