「(現代の)子供達を取り巻く世界の複雑さが反映された作品。」マレフィセント さぽしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
(現代の)子供達を取り巻く世界の複雑さが反映された作品。
ディズニーも、こんなん作るようになったんですね!
確かに現代の愛の形や、家族構成は多種多様化してるので、一方的な価値観(女の子はみんな王子様を待ってる!両親の愛は海より深い!山より高い!)の押しつけはちょっと違うと思うので、これはこれであり。
恋人でもない、両親でもない、血縁関係のない他人が、真実の愛を注いでくれる場合もあると。
なんか現代の子供達を取り巻く複雑な環境が、垣間見える気がします。
王子二人が、カラスの魅力に負けているのも興味深いです。
女の子達よ現実を知りなさい!王子様はいないのよ!変な幻想を追って人生を間違えるより、自分の世界をしっかり持って、なりたい自分になりなさい(姫は妖精の国を選び、結果二つの国を統合して、王女様になる)!
そうすれば、そんな貴女の魅力に気付いてくれる、素敵な王子様もいるかもよ?みたいな。
映画館で観ればよかった。ちょっと後悔。
エル・ファニングは、お姉さんより色んな役ができるような気がするし、可愛いと思うけど。絶世の美女!って魔法をかけられてるとするなら……、どうだろうか。
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