劇場公開日 2014年7月5日

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「マレフィセント・ジョリーでしたね」マレフィセント スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5マレフィセント・ジョリーでしたね

2015年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

怖い

幸せ

凄い、もうほとんどマレフィセント=アンジェリーナ・ジョリーじゃないですか(笑)
他のキャストは考えられないぐらい、これ以上無いアンジーの嵌り役だったと思いました。
鋭角な顔の輪郭はCG処理?
パっと見相当怖かったですが、優しい顔になった時の美しさはさすがアンジーならではのマレフィセントでしたね。

ディズニーの名作「眠れる森の美女」の新解釈物語と言うことで、何かと賛否両論あったようですが、内容をほとんど忘れていた私としては、まあこれはこれで十分楽しめましたよ。
これ見た後で「眠れる森の美女」を見たら、また違う視点で楽しめちゃいそうですね。

しかしオーロラ姫に呪いをかけたのも、この話なら説得力十分、いくらなんでもステファン王がクズ過ぎた気はしないでもないですが、シャールト・コプリーが演じるとそれも当然な気がしてくるのは、何か不思議なものですね。
でも登場シーン、ちょっと老けたオッサン臭漂い過ぎでしょう(笑)

ちょっと後半の展開がやや雑だった印象は否めませんでしたが、そもそも強引な話だからそれも仕方ないところはありましょうか。
それにしてもオーロラ姫が、さすがはエル・ファニングが演じただけあって、天使に見えました!
これならマレフィセントが憎しみからあの表情に変わるのも思いっきり納得。
真実の愛の変化球、養子を含む子だくさんなアンジーならではの愛に満ちていて、ベタながらも感動しました。
カラスのディアヴァルもいい味出してましたね。
ディズニーだから子供が見ることも考慮したのか、ややコンパクトにまとめ過ぎた気はしないでもなかったですけど。

スペランカー