「内助の功」アイアンマン3 智哉さんの映画レビュー(感想・評価)
内助の功
個人的には、アイアンマンは一作目が至上。
とりあえず、ナンバリングとしてのシリーズの最後を謳っているのなら、トニースタークを演じるロバートダウニーJr.の、役者としての風格を凌ぐような強烈な悪役を用意して欲しかった。(無理を承知でハリソンフォードとか、ショーンコネリーとか)
敵が小物すぎる。
それでも、不眠の代償として作りまくったアイアンマンシリーズが一堂に揃うシーンには、思わず拍手を贈ってしまった。
ただ、終盤でのグゥイネスパルトロー演じるポッツの活躍が、アイアンマンの価値や強さを全否定してしまった感があり、非常に残念でした。
あれじゃいくらなんでも、アイアンマンの存在感が霞むよ。
アイアンマンに頼らず嫁を守ろうとするトニーの自立心も大事やけど、もうちょっとアイアンマンの事も尊重して欲しかった。
そして夫婦間の葛藤を乗り越え、トニースタークの夫としての内面的成長に帰結するが如く、最後にはウルトラマンタロウの最終話みたいなオチが用意されていた。
その余韻がちょっと切なくて良かった。
もうアベンジャーズはやらなくて良いっす。
X-MENの続編に期待。
あ、ウルヴァリンじゃない方ね。
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