シュガー・ラッシュのレビュー・感想・評価
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ひとりの存在意義
アラカン大喜びのゲームネタでのツカミからの怒涛の展開に振り回された後にさめざめと泣ける完璧過ぎるキュートなアニメ
とあるゲームセンター。閉店後になると人知れずゲームキャラ達は互いに交流を深めていた。ドンキーコングとクレイジー・クライマーを足して2で割ったようなゲーム『フィックス・イット・フェリックス』の悪役ラルフはいつも厄介者扱いされて一人ぼっち。ヒーローになりたいと思い立ってシューティングゲーム『ヒーローズ・デューティー』に乱入してヒーローメダルを手に入れるが、ゲームの敵キャラで無限に増殖する凶暴な虫ロボのサイバグを孵化させたことに気づかないままファンシーなレースゲーム『シュガー・ラッシュ』へ侵入、そこで出会った天真爛漫な少女ヴァネロペのレースデビューを手伝うことになるが・・・
中年大喜び懐ゲーキャラの同窓会的ネタでのツカミ、超典型的ツンデレキャラのカルホーン軍曹他計算され尽くしたキャラ構成、華やかな彩りの画面と裏腹の深遠なテーマを織り込んで練りに練られた意表を突くストーリー、何もかもが完璧、子供達はニコニコ、大人は3Dメガネを拭くふりしてそっと涙を拭う、そんな素晴らしいアニメです。加えて、冒頭の短編『紙ひこうき』、全編モノクロで無声という挑戦的なフォーマットで綴る恋物語も美しいです。
完成度が高すぎる…
途中から楽しめた
何回見ても良い
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