「眠い」メランコリア クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
眠い
フォントリアーの映画のテイストは嫌いではない。
内容はハッピーではないが、
深層心理をえぐり取った描写。
コロコロ変わるカット、手持ちカメラによる生々しさ。
今回は2時間15分と割と短くしてあるが、
台詞が少なく、場面も変わり映えが無く、
終始ワグナーの「トリスタンとイゾルデ」のPVを観ている気分。
話の内容も絶望しかなく、
見ていてこんなに(精神も肉体も)辛い映画はあまりない。
これを‘名作だ!’と讃えられる人が羨ましい。
自分にはダメでした。
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