ドリームハウスのレビュー・感想・評価
全56件中、1~20件目を表示
よくあるB級ミステリーと侮ってました
ごめんなさい、よくあるB級ミステリーと侮ってました。二転三転する展開に何度も騙されました。
面白かったポイント2つあります。
1つめは、「どんでん返しが2回あること」です。
2回どんでん返しがあるので飽きずに観ることができます。
1回目のどんでん返しは、「ウィルが精神患者のピーターと同一人物」であるということ。中盤にウィル=ピーターだと明らかになります。不覚にもこの展開は予想できず、驚きました。同時に「あれ?どんでん返し早くね?これで終わり?」とも思いました。しかし、この映画の面白いのはここから出す。まさかの二段構えどんでん返しが待っていたのですから。
2回目のどんでん返しは、「ウィル(ピーター)以外に別の真犯人がいた」ということ。一家惨殺の黒幕は、ウィルの向かい側に住む旦那でした。旦那が雇った殺し屋にウィルの家族は、誤って殺されてしまったのです。殺し屋のうっかりミスで殺されてしまったウィルの家族、気の毒に思います。あんなに可愛いくて小さい子供を、平気で撃てるなんて考えられません。
主人公が実は精神患者で犯人でした、みたいなパターンはよくあります。1回目のどんでん返しで終わっていたら凡作でした。良い意味で裏切ってくれたので評価します。
2つめは、「ウィル役のダニエル・クレイグの役作り」です。
序盤の家族想いのウィルと、中盤以降にウィル=ピーターだと判明してからのダニエル・クレイグが別人に見えました。これはダイニエルの役作りの力の賜物でしょう。
序盤のウィルはさわやかで優しい印象でしたが、中盤以降は狂気に満ちた表情で雰囲気もいまにも人を殺しそうな雰囲気を感じました。髪型と表情が大きな要因でしょうか。個人的には、オールバックで目をギョロつかせている、中盤終盤の悪いピーターの方が好きです。
ラストシーンで自分の小説を眺めるウィルは、優しい雰囲気とチョイ悪っぽさをミックスしたような感じになっていました。聖人とも悪人ともいえない、良い印象です。小説がベストセラーになって成功したウィル。彼の人生は明るい未来が待っているのではないでしょうか。
どんでん返し好きなら観て損はない映画です。1時間30分というテンポの良さも魅力的。これだけの要素を詰め込みながら、この短さはなかなかありません。時間のない時でもサクッと観れるのでオススメです。
3人格を演じ分けるダニエル・クレイグ
2011年。監督:ジム・シェリダン
結論として面白かったです。
一家惨殺事件をテーマに、一人だけ生き残った父親(ダニエル・クレイグ)。
その惨殺事件の真実を明らかにする映画です。
前半と45分後の後半で、驚愕の展開をみせます。
「シックスセンス」で使われたテーマと言えば、お分かりでしょう!!
「死者」と「生者」
「死者」が誰で、「生者」は誰なのか?
郊外の一軒家に越してきた一家。
作家の父親。美しい母親(レイチェル・ワイズ)、娘たちは天使のような姉妹。
題名の「ドリームハウス」が示すように、幸せそのものの一家です。
ところがその家は5年前に凄惨な殺人事件の舞台となった「家」だったのです。
ダニエルの変貌ぶりが見事です。
サラサラの金髪で青色の眼のナイスガイ・・・が、
2人目はオールバックに髪を撫で付け、眼をギラギラと血走らせ凶暴そのものです。
そして驚愕の真実が明らかに・・・。
そして3人目は落ち着いて静かに謎と向き合う男。
隣家の主婦(ナオミ・ワッツ)の手助けで、紐解かれる真実は???
ラストが意外とありきたりで衝撃がなかったのが、やや残念です。
ダニエル・クレイグは「007」のボンドとして、アクションがなくても、
十分に演技派なのがよく分かりました!!
郊外の新居。美しい妻と可愛い子ども。お向かいは夫と別れた美女。もう...
郊外の新居。美しい妻と可愛い子ども。お向かいは夫と別れた美女。もうたまりませんやーん。
しかしこの新居、かつて一家惨殺があった事故物件。なんか最近そんな名前のつまんなさそうな映画があったな(笑)こっちはなんとも面白そう。
そして訪れる衝撃。えっ、今まで見てたのは何だったの?そこからもまだまだ続いていく驚愕の展開。ネタバレになるので何も言えませんが、終わった瞬間見直したくなること確実です。
主演が嫁役を本当の嫁にしてしまった記念作、気にいらん、減点だ(笑)
テレビ大阪吹替版鑑賞。
子役が可愛すぎます・・・
引っ越し先が過去に惨殺事件が起きた家だったことから、不思議な現象に見舞われる家族の物語。
サイコスリラーとして気軽に楽しめる作品です。
起承転結がしっかりとしていて、飽きることなく鑑賞を終えることが出来ました。
私は「シャッターアイランド」的な展開は苦手なのですが、この作品では後半からサスペンス色が強くなったことも、鑑賞し易かった理由です。
ただ、逆にサイコスリラーの魅力である「精神の迷路に迷い込んだような息苦しさ」を感じることが出来ず、作品としてのインパクトが弱まったように思います。
その分、私的評価は控えめになりました。
あと、エピローグは、もう少ししっかりと作って欲しかったように思います。あさっりとし過ぎていて、作品の余韻を楽しむことが出来ませんでした。
ただのホラーかと思いきや
どんでん返しが繰り返される面白さ。
単純なホラーかと思いきや、殺人鬼は主人公の方であった、となった後でさらにどんでん返し。実は犯人は別にいた。
後から見返してみたくもなるかも。
今見ると最初のシーンは会社を辞めるシーンではなく、精神病院施設から出る日だったんだね。別れ際に建築業者を紹介してもらうが、一人では無理でしょ?と言われてる。奥さんがいると知っていれば1人とは言わないはず。奥さんはいないことがここで示唆されていた。
ストーリーはシンプルながらあっと驚く仕掛けもありつつ、みていて飽きない。
奥さんや子供は主人公の妄想である、ということにもできるけど、多分あの家にいる幽霊なんだと思う。終盤で主人公たちを助けているシーンがあるのでそういうことの方が無理がない。
そして決別のシーンは、なんかすごく泣ける。子供達に笑顔でサヨナラするシーンは、自分と重ねるとすごい辛いね。
ホラーな感じを想像してたら全然違った。 ウィルがピーター・ウォード...
ホラーな感じを想像してたら全然違った。
ウィルがピーター・ウォードだったのは驚いたけどありがちな展開だなぁという印象。
ネタばらし早くないか?と思ったら更にどんでん返しが。
でも犯人は別にいるんだろうなってすぐわかるし怪しい人物もジャック以外いないし簡単すぎる。
アンと不倫してるのをジャックに恨まれて…かと深読みしたらまさかの家を間違えたってそんなのあり?
つまらなくてがっかり!!
似たシチュエーションの「フッテージ」のようなスリラーを期待しました。怖そうな雰囲気は無いものの、序盤は近所の住民が襲撃して来たり続きが気になりましたが、すぐに主人公がいわゆる「信頼できない語り手」だと分かり、雰囲気演出も相俟って酷く退屈に感じました。ダニエル・クレイグに特に思い入れも無いので、全く楽しめませんでした。
ずっとパパは元CIAか疑ってた
だってあんなに引き締マッチョなパパおかしいでしょ?!7:3分けのダニエルクレイグめっちゃ格好いい!!
と思って観てたら尺の半分で死バレ。まじか?シャッターアイランドでももっと後やで?!と戸惑いながらじゃあ犯人はピーター別なのか…と気を取り直して幻覚の家族生活を見守ってたら、これ…幻覚じゃくて幽霊ちゃうか??ほら、奥さん霊障起こしてる…ゆ、幽霊〜!という新感覚幽霊サスペンスだった。いや〜これは中々の体験でした。面白かった!
しかし近所の奥さん優しいな…ありがとう…
いやはや、まさか、観てよかった
ダニエル・クレイグと評価が高かったという組み合わせだけで何となく観てみたところ、いやはや、参りました。
中盤の監視カメラの映像の「まさか」で、もうこれ面白いやつ、と確定いたしました。
泣くほどまでではなかったですが、最後も胸にグッとくるものがあったり。観てよかったと思いました。
グルっとカメラが回ってみると
これは。『ユリゴコロ』みたいな話かと思いきやさらにもう一つ展開があるわけか。
通りで序盤、雪をスクリーンプロセスで見せてたり、変な感じで始まると思った。
途中一瞬、入れ替わる時に同じ人なのか違う人なのか混乱してしまった。外人みんな同じ顔に見える現象。
で、序盤から後半に至るまで主人公の過去をめぐるミステリーになっているのは仕方ないんだけど退屈だと思う。さらに、一家惨殺の理由というのが、間違えただけっていうのがまたガッカリする。本人にしても他人だったにしてもどんなサイコパスが登場するのか期待してたのに、犯人の人物造形が普通すぎ。離婚して家取られて娘も取られたからってそんな理由で人殺さないやろ。
さらに殺人の容疑者であるダニエルグレイグの施設にわざわざ見舞いに行ったりしていたナオミワッツはなんで?元旦那の殺人教唆を隠したかったのか?それにしては善人そうだし。
幽霊との別離シーンは感動を誘うけど、全体としては消化不良。
タイトルが意味するもの
序盤の謎と違和感が、中盤のネタバレで腹落ちし、事件の真相はちょっと陳腐という感じ。
でも途中でグラグラっと場面が変わるのは面白かった!
シックスセンス以来前提を疑え的なストーリーはよくあるのかもしれないが、これもけっこう衝撃的と自分は思う。
007と違う髪型だけど、同じ筋肉なら誰にでも勝てちゃいそうだけど。
#stayathome
そうきたか…
ダニエルクレイグ繋がりで本作品を見つけ、鑑賞。
冒頭は何が起きているのかいまいちわからず、
流し見してましたが、後半から物語は加速し、一気にエンディングへ。
ディカプリオ主演のシャッターアイランドとちょっと物語性は似てます。
おススメです
あやしい登場人物がもっと多かったらよかったのに
精神病院での元主治医が、ウィルに「ピーター・ウォードなんだよ君は」と諭したの見て、えっ、本人なの? 今までの話は何? 幻覚? まだ、精神病院なの? そうだとしても、普通に退院できるの? いろんな疑問が湧いた。
病院を退院したときに、職場の退職パーティとしての妄想が始まり、後はそのまま惨劇がおきた自分の家に戻ってずっと妄想中にかられていたんだと思う。このパターンのオチは、去年も何かの映画で見たんだけど、けっこう、ガックシ来るんだよね。シックス・センスにみたいに鮮やかに決めるのはなかなか難しいね。
それまでは、どんな秘密があるんだろうって、結構ひきつけられたんだけどね。まあ、夢オチだとしても、せめて怪しい人間をもっとおいておいて欲しかったな。そしたら、真犯人は誰だって興味が湧くんだけど。隣の旦那しか怪しい人間が残っていません。😭😭最初から怪しかったけど。
隣の奥さんとの妖しいコンタクトは、結局何だったんだろう?
ダニエル・クレイグは、シリアスな役よりも『ローガン・ラッキー』や『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』みたいなコミカルな役の方が向いてるんじゃないかな。
ロシアスパイのスパダリな休日
この映画がきっかけで、本当の夫婦になったダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズ
ロシアのスパイとして暗躍している顔とはうってかわって、可愛い娘と美人妻に囲まれて満面の笑みのスパダリ。妻を見つめるふとした表情が本当に優しくて素敵でした。
ストーリーとしては中盤にあっと驚く事実が判明し、物語はホラー映画から一気にミステリー映画になります。
途中からと言うか、勘の良い方だと序盤から推測できてしまうオチです。
ホラーとかミステリーよりも家族間のドラマを描きたかったんじゃないかな?って思うくらい、結末は取ってつけたような感じでした。
ただ、お化けも出てこないし、残酷描写もないので、ちょっと怖いけど良い話が見たいなって人にはオススメです。
最後まで気になって見れる作品
最初はなんでこの家は襲われるの?
と言う疑問ばかりでしたが
途中からウィルが犯人!?
夫婦円満なはずなのにどう言う理由…
と少しずつ分かっては疑問が変わって行くので
びっくりと見れました
終盤でリビーが犯人達から気を引いて
ウィルを助けるシーンは
頑張って逃げ切って!!って気持ちになりました
ウィルは殺してなかったと知って
一安心なのですが、円満な家族だっただけに
切なさが倍増な作品でした。
さすがのキャスティング。
一歩間違えると、訳のわからない作品になりかねませんが、
ダニエル・クレイグ、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズ、さすがにこのキャスティングです。
レベルの高い作品に仕上がっていました。
前半は謎解きの伏線がたくさんあって、こりゃおもしろそうだと期待した...
前半は謎解きの伏線がたくさんあって、こりゃおもしろそうだと期待したら、無理矢理なオチでがっくり。どんでん返しが目的になってしまってはいけないと思う。
全56件中、1~20件目を表示