「おうち-158」キラー・エリート かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
おうち-158
実話に基づく物語と思うと、なるほどなと思えて楽しめます。
とりあえず80年代(設定)もちゃんと強いし、ちゃんとハゲてることに安心。
標的に感づかれたり(でもそれをこちら側も気づいたり)、アクシデント的に殺してしまったり、計画通りに行かなかったり、実際にはそうなんだろうな、人間だもの。
スパイ映画のスパイは殺したあと華麗に去って行きますが、生々しい死体の処理が大変なんだぜと新人に教えるハゲ。だろうな...。
華麗なスパイ映画や大掛かりなアクション映画とは違う、生臭いアクションが個人的に良かった。
思ってたよりアクションもある。
どちらも「殺しにかかって来てる」ので、急所や目をことごとく狙うし、見栄えよりもいかに苦しめるか、そういうアクションってなかなか見れない。
使っている機材や車もレトロで、あの時代でもこんな細工できたんだと、逆に怖い。
デニーロに恋に落ちたために、殺し屋に復帰するハゲも萌えかっこいいのですが...
やぱデニーロかっけぇな。渋すぎる。男すぎる。
デニーロアクション見れただけで幸せ。
ただのレジェンドだった。私も子守してください。
過分な、というか、でき過ぎな上司像を妄想?していただき、面映いというか、ありがとうございます。
ひとつだけ確かなことがあります。
仕事ではそんな立派なことはできてないので、女子社員にはしょっちゅうお菓子配ってます。
東京駅のお菓子ランドの巨大ポッキーとか、パンダースという名前のダースチョコとか、その気になれば誰でも買えるけど、大抵の人は(たぶんみやげ用途以外では)その気にならないようなもので媚びを売ってます😄😅🤣
『ゴッドファーザー』に出演した俳優陣、みんな年を取ってマーロン・ブランドのように渋くなっていきますね。アンディ・ガルシアもデニーロ(第2形態)のようになってきたから、第3形態でマーロン・ブランドのように...(笑)