「うーん、、」かぞくのくに Jolandaさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん、、
以前、舞台出身の方の作った映画「愛を語れば変態ですか」のレビューで、「映画ではない」とレビューに書いていた方がいまして。私も、これは舞台をそのまま映像にしただけで映画ではないな、と、共感したものです。
この「かぞくのくに」に関しては、これは、、どちらかというとドキュメンタリーに近いのかな、と。映画というより。
『悪人』で見せた満島ひかりの母役同様、宮崎美子はもちろん良いですし、やり場のない怒りと兄への想いに引き裂かれるサクラ、すっかりやつれて寡黙になったアラタ、皆いいんですけど、「演者たちが達者=映画」って訳じゃない。
あと、手ぶれっぽいカメラワークも苦手(それは個人的なことだけど)。
鑑賞後、若干、モヤモヤする。革命でも起こって独裁が終わらない限り、だって、大して変わらないでしょ。
「家族の絆」というよりは、どちらかというと儒教の影響を強く感じただけだったな、、
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