「読書嫌い泣かせの珠玉の1本」シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム しんざんさんの映画レビュー(感想・評価)
読書嫌い泣かせの珠玉の1本
世の映画ファンっていうのは、世間からしてみると、ちょいインテリな感じにみられることが多い。
そしてほぼ映画好きっていう人に多いのが、読書好きでもあるってこと。
なんとなく体感的にそういう人が多いなあって思う。
活字がダメだ「から」、映画が好きって言う人はあんまりいないだろう。
オレはほんっと昔っから読書をしないオトコである。
絵のない本は小学生のときからもうだめだった。
サッカーに身をささげたはずも、ボールを追わず公園に落ちてるビニ本で性に目覚め、動く絵に走った青春時代。
ホームズもワトソンもしらない、探偵という職業を知ったのは、漫画「ハローハリネズミ」のおかげである。
もっというとオレは歴史もダメな人間である。
さて「シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム」
この映画の評価が結構極端なのには非常に興味があった。
くっそ忙しい中、オレもよくそんな理由でこれを見に行ったと思う。
まずオレの感想。
オレ、まったく理解できない、途中で何度も何度も眠りに落ちそうになった。
アクション派手だし、凝った映像も見せる。主役二人のやりとりもまあ、面白い。
なのになぜか?
ぶっちゃけ、本を読んでるような気になったからなんだな。
これ本嫌いの人だと無理でしょ?
ホームズとワトソンのやりとりは、とってもあたまいいよね。
ほんま、本読んでるみたい。
アクションもとっても説明的。立ち止まってくれてこと細かにあれはああなってこうなるからこうなんよ、と巻き戻してもくれてる。
ほんま、本読んでるみたい。
ただのアクション映画ならこれかっこ悪い、って思うが、これで推理とかホームズの頭のよさを説明するものだから、もうオレかっこ悪いとかどうかじゃなくて、
「はあ、そうなんですか。まあ、そういうのオレ要らないから、ちゃっちゃ進んでよねぇ」
としか思わなくなるのよ。
派手なアクションに理由つけられても困るし。
大砲がドンッつってスローになる意味が分からん。
うーんここもそうなのか?
へえ、あったまイイ。
これを取り立てて面白いという人はとても芸術的な人だな。きっと。
でも合コンであまり趣味をアピールしないようにねっ。
コメントが不快に感じられたのなら
申し訳ありませんでした。お詫びします。
たださすがに
“読書嫌いが今作品を見るのが無理”
という結論がよく分からなかったのでコメントさせて頂きました。
僕もあまり読書好きではありませんが、
「相棒-劇場版-」とか今作品とか
考えさせられながら鑑賞する映画が好きなものですから。。。
熊谷様
お世話になります。
私の駄文に付き合っていただき、かつコメントまでありがとうございます。
残念ですが、私の駄文には私が本作の展開を理解していない、とも映画は芸術だ、とも書いてません。
コメントには熊谷様の怒りと恐怖と遠慮が感じ取れますが、どうしても書きたくなったのでしょうね。そのお気持ちは理解は出来ませんが、大変ですね。
もっと申し上げますと、腹が立つ駄文にはコメントしないほうが良いと思われます。レビュー訪問者数が激増しますから、あなたの大好きな作品のけなしたレビューが人の目に触れる機会が増えるだけです。
本嫌いの人がこの作品を理解できない、というより
展開についていけないから理解できないだけだと思いますよ。
映画がひとつの芸術作品というのは分かりますけど...