コンテイジョンのレビュー・感想・評価
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新しい感染症の脅威とそれとの人類の闘いを、科学的リアリティの裏付けあるかたちで描いた大傑作。
感染発生が中国人社会、コウモリと他動物を介したウイルス起源、接触・飛沫などにより瞬く間に世界に広がる、感染開始場所の行政側の否定、都市閉鎖、屋内閉じこもり、葬儀拒否、体育館の様な場所利用の野戦病院、患者殺到による病院麻痺、ワクチン開発が対策の決め手、ワクチン接種は屋外野球場、有効薬等に関するネットなど通じた偽情報氾濫等、大凡10年後にまさに全て新型コロナ感染で起きたことで、リアリティが満点。というか、描いた世界の予想精度が実証されたかたち。
予言?!
コロナ禍を予言したかの様な作品に震撼した。 本当に2011年に作られた映画なのか? この映画をもとにコロナ対策が作られたのでは? 聞いた単語も多くあったが、ロックダウンという言葉は無かった。 それでも実際の方が病気もマシで暴動とかも無かったのは、映画はより極端に描かれていたという事。 映画としては大成功だろう。 そんな中で描かれる人間模様。人ってそうなる可能性が十分ある。 もうちょい早く観ればよかった。
もっと多くの人の目に触れるべき映画
いやー、久々にすごい映画を観た、という感じ。 ヒーローが出てくるわけでもなく、怪物が出てくるわけでも宇宙人が攻めてくるわけでもない。 ただ、現在の世界の状況を予測したような映画が、10年前に作られていた、という事実。 なんで、この映画、それほど話題にならへんの(過去も現在も)? なんで、そんなに有名やないの? なんで、もっと放送せーへんの? これ去年の夏前にいっぱい流してたら、少なくとも日本人は、もっと外出を控えてたと思うよ。 俺らは平気、と高をくくっていた馬鹿者(若者)も、ちいとは考えて行動を制限してたやろうし、 何回も緊急事態宣言を繰り返すほどの、感染者増加にはならなかったと思う。 ほんと残念。 時期的に宮内庁の怠慢が叫ばれてるけど、メディアだってこんな名作映画をほったらかしにしてるんやから、同罪やがな。 映画の内容としては、とにかく、ウイルスが怖い。不気味。 いや、もっと怖いのは人間。人間の群集心理。 日本人はあんな暴動は起こさないと思うけれども、最後の最後、切羽詰まったら日本人と言えど、自分がかわいいし、自分の家族が大切。 他人を犠牲にしてでも、自分だけは生き残ろうと必死になるやもしれん。 それを想像とは言え、映像で見せてくれた啓蒙的な映画として称賛する。 そして物語はDAY2から始まって、広がって広がって、最後はDAY1で終わるオチ。 オモロイ。 これ、次回のテレビ上映で観るかどうかのレベルやないなぁ。 DVDに落とすわ。
コロナを経験した今見ると面白い
原因不明のウィルス蔓延によってパニックになる様子を描いた話。マットデイモンが出演してるが、バリバリの主演という訳でもない。コロナウィルスが蔓延しで全世界がパニックを経験した今見ると、実行再生産数やウィルスの起源など、ふむふむと思えるものがあって面白かったです。
見てよかった、
「ジェイソンボーン」、「マトリックス」、「タイタニック」、あと、ジュードロウと(笑)、有名な映画に出てる有名な俳優、女優がたくさん出てる映画。 2011年のこの映画で、この2021年を予言してるかのような内容。 感染症は、ウィルスが見えないだけに怖いし、広がるのもどう止められるかわからない。 そして、今2021年もまさしくそう。 その怖さの描写が、まるで2020年から2021年の状況のまま、触るな、飛沫を飛ばすな、消毒しろ、と。 感染、接触、隔離、ワクチン、と、まさしく今2021年に毎日聞くような言葉がこの映画に出てくる。 防護服やマスクをつけたシーンもあり。 ネットの情報での混乱もあったり。 この映画では、ワクチンが出てくるあたりから一気に100日くらい飛んで話が進んでしまったけど、ワクチンの供給にも騒動や混乱があり、それは極端な描写であっても、実際にもこうもなりえたのかなあ、と。 でも、話もわかってストーリーもリアルで、見てよかったと思う。
コロナなので再視聴
だいぶ前に見たが、コロナ禍ということで再度。 実際どうだかわかんないけど、ワクチンができるまでの科学者たちの行動に感動した。 マスコミにジュード・ロウ、感染者の家族にマット・デイモンが登場しているが、 彼らが無しでも十分に楽しめる映画、むしろ科学者に焦点をしぼっても良かったくらいです。
これが10年前に公開の映画って
しかも 2019/12より前に視聴してる人が確実にいて、その時どう思ったのかも書いていて 今(と言うより大抵が2020の去年)に再視聴し驚きを表している。 まさにSF サイエンス フィクション のはずが SNF サイエンス ノンフィクション このコンテイジョンっていう単語は接触感染という訳らしく COVID-19 については飛沫感染droplet infections がほぼ主な感染経路と言われている。 当初言われていたように宅配の荷物をアルコール消毒したりカートの取手を消毒したり と言うのはさほど重要ではないと言う事。 ただそのウィルスを触った手を洗わずに手で物を食べると感染する。 この映画自体は 出来事を淡々となぞるのみ。 劇的なエンターテイメント性は見受けられない。 と思うのは このフィクションであったはずの世界とかなり似通った現実世界に 世界中の我々が日々暮らしているから。 もしこのコロナ禍より以前にこの世界の情勢を知っていたら だとしても 株価以外に利用価値はなく(ある意味十分ではあるけど) 今考えても地球上にはもはや逃げ場はさほど残されていない。 どこかの島に逃れたとしても そこに誰かが持ち込んだなら それこそ医療体制の整っている日本の ダントツでコロナ対策に秀でている我が区が 今 現在住む場所として最適であると確信する。 もう この映画が現実に近すぎて 誰かの恋愛ドロドロ話や出て来もしないゾンビや宇宙人のような物語のようには語れないのだった。
コロナ禍とリンクしている映画
ラストの感染源のシーンが現実的すぎる、、 ワクチンができるまでの過程等のシーンとかもあって、 現実世界でもコロナ医療関係に従事している人たちが苦労して働いてくれているんだろなぁ。
422位/458 2021.07.14現在
コンテイジョン 確かに、怖い。 ウィルスは怖いよ。 でも、それはウィルスが怖いのであって 映画自体が怖い訳でわはない。 今、こんな世の中だから 怖さを増長してるけど映画としては、、、 最後、終わりも へーそうだったんだ。程度だし。 アジア系の、中国かなぁ?の料理人が 調理した手を水で洗わずに コックコートで拭くのもありえない。 だから、そう言う国行きたくない。 身近な人にワクチンうつのも ダメでしょう。 そうしたい気持ちは分かるけど。 コロナのドキュメンタリーを 観せられてる感じ。 以下 超個人的主観による駄文のため 盛大にスルーしてください (RG風) コンテイジョンのあるある言いたい♫ コンテイジョンのあるある早く言いたい♬ コンテイジョンのあるある今から言うよ♪ 外国人ほんとマスクつけないなぁって 思いがち♩ マットディモンの贅沢使いって思いがち♩ 鼻から吸うワクチン想像して 鼻すすりがち♩ 備考 点数は自分が 生まれてから現在まで 観た映画をランキングにして 相対評価で点数付けてます 上位と下位から順番に 感想書いてます 初回鑑賞年齢→40歳 (2021年時点40歳) 初回鑑賞場所→スマホprime 鑑賞回数→1回 記憶度→90% マイ映画ランキング 2021年時点 全映画中→422位/458 洋画部門→347位/385 コロナ禍に酷似部門1位
人類の存続の最大の敵は、人類
コロナ禍で話題?になっていた今作、アマゾンプライムで配信されて一年遅れで鑑賞。 新型コロナとは比べようも無い致死率なので、 どっちかと言うとアウトブレイク寄りの映画かと。 自分や家族、友人、近しい人達の生死に関わるウイルスは怖い。 でも、どんな致死率の高いウイルスもある種を絶滅させるには至らないんだろうな。 宿主殺しまくったら、そのうち寄生出来なくなるんだから。 ‥知らんけど。 やっぱり怖いのはパニック禍の人間。 オフィシャルの報道よりも、根拠の無い陰謀説的なSNSや噂話を信じて、暴動、略奪、殺し合い(そこまでは描いて無いけど) ウイルスで人類は死滅しないけど、戦争や核での人類同士の殺し合いで死滅する確率の方が高い気がする。 ‥知らんけど。 それにしても豪華なキャスティングの雑な扱いがツボ。 グウィネスパルトロウ、ケイトウィンスレットが早々に死亡。 グウィネスに至ってはマット・デイモンと連れ子の再婚同士なのに浮気してるという、とんでもないアバズレ。 マット・デイモンも特に活躍しない心優しい一般市民のお父さん。 ジュードロウは、パンデミック禍で人々の不安を煽って一儲けするゲス野郎。 ローレンスフィシュバーンも、結局何も出来ていない。 良い。 パンデミック映画でヒーローを作らない。 潔い。 ただその分、盛り上がりません。 結局、不可侵領域を犯した人類への警鐘として映画は幕を閉じます。 地球にとっては、増えすぎた人類の存在は悪性のウイルス。 それを駆逐する為の抗体が、人類にとっての悪性ウイルス。 でも自分に近しい人がウイルスで死んでいたら、こんな感想は書けないと思います。 すみません。
続きは2019年で
みたいな終わり方で怖っ。 ソーシャルディスタンス、クラスターなんて言葉も出てきたし。 まさか中国がこの映画からヒントを得た…なんてことはないよね。←逆 これを作った監督が一番驚いたかな? 略奪などは起きなかったものの、遺体を運ぶシーンとか、まさに現実に起きて連日ニュースで見た光景。 結局切り札はワクチンなんだろうけど、映画の終わり方がちょっと尻切れとんぼだったのが残念。 やはりこの作品の続きは2019年末で、収束は…まだ先なんだな。 映画の途中のシーンは毎日テレビで観てるから。
これは凄い
10年も前にこんな映画が作られていたなんて驚きでした。しかも名監督に名優揃いなのにタイトルすら聞いたことなかったです。広報はちゃんと宣伝したんですかね。内容はサスペンスと言うにはあまりに今の現状を映像化しているようで鳥肌が立ちました。身近な人が呆気なく死んでいくさまや食糧やワクチンを求めて暴徒化する人々、偏った情報を正義のように発信するマスメディア、形式ばかりに囚われて後手後手になる政治家その他、まさに今の世界の状況を映し出しています。とは言ってもよくありがちなパニックムービーとは違い、ギャーギャー騒いだりヒーローっぽい人が仕切り出したりすることはなく、淡々と物語が進んでいくことがかえってリアルで怖かったです。開始数分でのショッキングな映像からエンディングのシュールな締め方まで、ソダーバーグ監督のセンスの良さが光ってました。
世界まる見えTV特捜部のゴージャス版みたいな感じ
世界まる見えTV特捜部の中で紹介される謎の病気を解明するやつみたいな感じ。 疫病をリアルな描写で描き、近年よく見るバイオハザード的な展開はない。 むしろコロナ社会を予言しているのがすごいと思もったけどSARSのあとに作られてるから予想はついてたよね。 しかし、それ故派手な演出が無く主人公も居ないため疫病が流行りがやがて 治まっていく描写やパニック、デマなどもリアルに表現しているため、 物語として見ている人には退屈な展開に映ることだと思う。 メインとなるキャラクターにはストーリーなどはなく 疫病の中で各々が置かれた状況下でどのように過ごすかが 描かれるため、見ている側は主人公不在のため追っかけにくい。 しかしよく取材したと思う。 趣味じゃない映画だったけど中々楽しめたと思う。
【今作を観た10年前は、面白き”新種”のディザスタームービーだった・・。今作で描かれるウィルスが蔓延して行く状況と、現況のCovid-19が蔓延している状況との相似性に驚く・・。】
■今作から学ぶこと ・ウィルス感染だけではないが、有事の際にこそ冷静になること。 ー アメリカで多発する、アジア系人種への謂れなき暴行の数々・・。今作でも、暴徒化した人々が描かれる。ー ・根拠なき、デマを飛ばさない事。 ー 今作では、胡散臭い、自分の利益しか考えていないブロガー(ジュード・ロウ:初めて、ジュード・ロウの髪の毛を毟りたくなった・・。)が書いた記事が、一部の人を暴徒化させている。ー ・医療従事者に対し、尊崇の念を持つ事。 ー Covid-19が発生したころには、医療従事者に対する誹謗中傷する者が多数おり、嘆いたものだ。現況では、状況はやや改善し、医療従事者からワクチンを接種することに対し、大っぴらに異を唱える者はいない。 だが、医療従事者の方々の献身的な努力に対し、政府は見合った対応をしていないと思う。国会は通常の人数を減らして、支障なく開催されているが、国会議員を減らしてその費用を医療従事者の方々の頑張りに回せないものだろうか? 幾つかの病院で、ボーナスも出ないという記事を読んだ時には、切歯扼腕したものである。 今作でも、ケイト・ウィンスレットが扮する女性医師が、ウィルスに罹患して亡くなる姿が、描かれる。ー ・ウィルス感染に乗じて、株で儲けない事。 ー 世界的に、Covid-19が蔓延してから、貧富の差が広がっている。その主たる原因は、Covid-19の蔓延による、新たなビジネスに対する投資である。 現況化で、額に汗せずに株で儲けようとする輩には、その利益の数%で良いので、医療従事者や、Covidー19対策による逼迫する国家予算に当てたらどうか?特別予算にも限度はある。 又、ビリオネイヤーは(実際に巨額のお金を、寄付している方も多数いるが・・)総資産の1%程度で良いので、Covid-19対策に支援して頂けないであろうか?ー <漸く、本格的に、ワクチン接種が始まった・・。 人間の英知により、Covid-19の蔓延は防げると信じたい。変異株が、猛威を振るい始めているが、一刻も早い終息を願う。 そして、全世界の人々が、マスク無しに笑顔で会話できる世界が再び訪れる事を、強く願う。 人の笑顔とは、副作用のない、万能の薬なのであるから・・。> <2011年12月 劇場にて鑑賞> <2021年4月 別媒体にて、再鑑賞>
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