「良かっただけに残念」ものすごくうるさくて、ありえないほど近い riptideさんの映画レビュー(感想・評価)
良かっただけに残念
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911で父親を亡くした少年が、そのままにしてあった父親の部屋に
1年ぶりに入って、青い花瓶に袋に入った鍵を見つけ、袋に記載された
「Black」の記載に、町中の「Blackさん」を一人で探し続ける。
涙腺の危機を準備しつつ、感動のラスト。
ウルウルきつつも、やや物足りなさを感じました。
鍵の持ち主は誰だったか?
なぜ父が持っていたのか?
母親との関係は?
間借り人が登場する意味は?
ラストに明らかになっていくが、
間延びした感じがしたのは私だけでしょうか???
少年が父親を失った喪失感をどうやって埋めてったかに
集約してほしかったように思いました。
母親の行動、言動にも疑問が残りました。
親としてわからないではないですが、
自分で人と関わること覚えさせようとする
父親の意思に反する行動だし、行動したことを
観客に伝えても、子供に話すべきではないと思いました。
私がオスカーならば、自分で調べて人と積極的に関わったと
思っていたのに、すべて母親の根回しの結果だったと
知らされたらガッカリすると思います。
ラストまでは、良かっただけに残念でした。
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