「うるささと静けさが印象的だった」ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Sheetaさんの映画レビュー(感想・評価)
うるささと静けさが印象的だった
最後、何がきっかけで公園のブランコの裏のメモにたどり着いたのか、それが分からなくてすっきりしないし、そもそも第六区の話が理解できなかったのは残念。でもそこを抜きにしたらストーリーはとても切なくて寂しくて強くて温かかった。母親の役割に驚き感動した。彼女がオスカーに声を荒らげビンタする時が来ると思ったけどそうはならなかった。強いなと思った。オスカーが母の行動を知って怒らなかったのは良かった、彼の性格からして逆ギレするのかと思ったから。おばあさん、間借り人、ブラックさん達、それぞれの静かな物言いがオスカーの弾丸のような喋り方と対照的て良かった。そして終始流れるピアノのメロディもとてもよく似合っていた。
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