「ちょっとキレイに撮りすぎてるような…」ヴィオレッタ Mさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっとキレイに撮りすぎてるような…
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児童虐待告発映画と聞いて観に行きました。
うーん…子役に露出させすぎでは…
もちろんそういう描写があったから余計嫌悪感を感じた面もありますが、この映画はどこかキレイに見せようとしてる感じがして児童虐待の告発の効果を薄めてるのではと思いました。
まあご本人が監督とのことなので自分のことをあまり悲惨に見せるのは難しいのかも。
それでも学校にちぐはぐな格好で登校したり用を足してるところを突然撮影されたり勝手にそれまでの写真を売られて公表されてしまうという場面は特に胸が痛みました。
でもやっぱりキレイに撮ってしまってるが故に児童虐待告発映画というよりはロリータ映画として消費されてしまうのでは…という心配も。
「芸術だ」と言いくるめまだ幼い娘の裸の写真を撮り世間に公表するなんてとんでもない虐待ですよね…
だいぶ昔のこととはいえそれができてしまった社会というのも恐ろしいです。
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