ワン・デイ 23年のラブストーリーのレビュー・感想・評価
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やられた
アン・ハサウェイがとにかく可愛い。
とても切ないラブストーリーで、鑑賞中はニヤニヤしたりヒヤヒヤしたりで、全く飽きる事がなかった。
7月15日を起点に数年に及ぶ、彼らの恋愛を見守る事になる本作。2時間って上映時間の枠の新しい使い方みたいな感じもする。
ラストシーンに彼等が過ごした1夜のその後が語られるせいもあるのだろうが、経過が色褪せる事がなかったように思う。
過ぎていく時間や、変わっていく環境、更新されていく価値観もそうだけど、大概の作品では設定のような形で終わるのが、今作はそれらが全て純然たるスパイスとして残っていく。
提示される「今」をより濃くより深く理解する為のスパイス。見事なストリーテリングだった。
もちろん、俳優陣がその数十年を違和感なく演じてくれればこそだ。
皆様、素晴らしい。しっかりと各々が経験してきた年月を背負ってくれてた。
物語の核は、とても単純なものなのだけど、このシュチュエーションはよく分かる。
通説には女性の方がドライに割り切れるなんて話も聞くのだが…この2人には当てはまらなかったのであろう。
常にそばにいてくれるあの人。
友達以上恋人未満。
腐れ縁?親友?そのどれでもない。
だけど、ずっと気持ちが離れない。
惹かれる気持ちが燻り続ける。
楽しくも辛い年月だったと思う。
その時々のアンの表情がとても心に刺さる。
何年にも及ぶ気持ちの揺れを豊かに表現してくれた。
溢れた気持ちが通じた後の彼女は歯止めが効かず1年経っても変わらない所なんかはとても興味深い。まるで恋の定期預金を解約したてのようで、金遣いならぬ恋遣いが荒かった。とても嬉しくて楽しくて、幸せだったのだろうと思う。映画は時に過剰な表現を必要とするが、あんなに開き直られるとかえって気持ちがいい。
ラストでまだ恋の入り口に差し掛かかってる彼女はとてもキュートだった。
デクスターには明らかに勿体ないと思いつつも、彼女の幸せはデクスターからしか得られないのだろうなと思う。
そんな彼女は事故で死ぬ。
まさかの展開ではあったのだが、その死がもたらす物は、思い出だった。
人は思い出と共に生きていくのだなと思う。思い出して楽しい時間がたくさん出来るように「今」を生きていけばいいのかな、と。
アン・ハサウェイは可愛かったけど、アン・ハサウェイが可愛いだけのラブストーリーではなかった。
大好きだけど!
最高のラブストーリー
友達以上恋人未満じれったい関係の2人エマとデクスター。この映画は毎年7月15日の出来事を描いているとても魅力的だと思った。23年に渡るラブストーリーを毎年1日だけを描くことによて変化も分かりやすかった。その一方物足りなさもあるのにその物足りなさが魅力に感じた。お互い思いあっているのにすれ違う2人タイミングの悪さにイライラ、やっと思いが通じたと思ったけれどエマに不運が…。
デクスターにとってエマの存在がどんなに大きかったかどんなに愛していたか。エマを失った悲しみからどのようにしてデクスターは、立ち直れるのかそこも見所だと思った。ラストら辺のテレビを見ながらの父との会話をぜひ見てほしいです。
見た後に言葉では言い表せない気持ちになるのをぜひ味わって欲しいです。
何とも残念なタイトル
23年の「ラブストーリー」と言えるのでしょうか?タイトルばかりが独り歩きいていて何とも残念。こういう人生もあるんだとは思いますが、わざわざ映画にする必要あり?と疑問に思いました。
実際よくあるお話。 男と女はいつまで親友でいられるの? アン・ハサ...
実際よくあるお話。
男と女はいつまで親友でいられるの?
アン・ハサウェイとジム・スタージェスが楽しくて悲しくて切ない。
感動作。
すれ違い、そして別れ、それから。
すれ違いながらも惹かれ合う二人。いい話だったんだけど、まさかの交通事故。そんなんありかよ。と思いながら、お父さんとの会話、子どもとの会話。そして、過去に戻ったり。限られた時間。どうやって過ごすか。誰と生きていきたいか。本当に大事。美男美女だから成り立つのか。死んだ瞬間、この映画どうしてこんなに評価高いのかって思ったけど、やっぱり観終わった後はよかったなってやっぱり思う。
切ないラブストーリー
友達以上、恋人未満の男女の友情を描いた…ではなく、気づかないだけで始まっていた長いラブストーリー。
本当はずっと思い合ってるのにどうしてこうなってしまうんだろう。もどかしいやり取りに切なくなります。
相性抜群の人は一生心の中に居続ける
幸せな気持ちになれるおしゃれで素敵な映画。運命や縁ってあるのかな、惹かれる人には一生惹かれ続けるんだなとしみじみ思った。
幸せ絶頂期の中、最後の展開、「うそでしょ?ここで?」と信じられなかった。でもいつでも悲しいお知らせは突然で、いまの幸せは当たり前じゃないのですね。
相思相愛でも、すれ違う二人がもどかしかった。でもパズルのピースがはまったみたいにぴったりと息の合う相性抜群の二人も観ていて、幸せをおすそ分けしてもらった気がする。タイミングが悪くても結ばれる人とは結ばれるのか。
ラストの展開ありきの映画
ラストの展開を批評している人は多いけれど、この映画は、このラストありきじゃないと成り立たないと思います。
なぜ7/15だったのか、それは7/15がエマの命日だから。
全体が散漫に見えるのもしかたがないでしょう。振り返れば命日となってしまったその日の1日が年ごとに描かれているだけなのですから。
そういう意味ではユニークな視点で面白いと思いました。
一瞬の出来事が忘れられなくて、その人のことがずっと気になってしまう、けれども素直になれない、というようなことは私は誰にでもあるのではないかと思ったので、ある意味リアルなお話だなと思いました。
(不倫や離婚や、お金持ちになって性格がかわってしまうことや、合わない人との生活を続けてしまうことや、特に理由はないけれどなぜかある人を好きになってしまうこと、どれもちゃんとリアルではないでしょうか?)
強いて言うなら1番違和感があったのは、ラストの丘の上のシーンの子供のセリフ。あの年で「パパはパパよ」と言えるかな?
ということでした。笑
男女の友情って・・・
久々にキタ❗️ 私のストライクゾーンのど真ん中ストレート豪速球なラブストーリー。「恋人たちの予感」以来のこの何とも言えない、身悶えさせてくれるカップル。
最初は男はただのオスで、女は満更でもないのに、互いを友人として制御してしまう、逆若気の至り。それって意味無いけど、何年もズルズルいってしまう。社会出たら仕方ない。
しかしこの2人は、何年後かにはそれも解消し、正式に結ばれるという、自分からしてみたら何とも羨ましい事限りない。相手がアンハサウェイというのも充分過ぎて、これ以上望む事は無いはず。
自分にとってこの作品が心に沁みたのは、スタートが大学の卒業当日から、というのが、とても感情移入しやすく、しかも今現実の自分とほぼ同世代で終わっている。途中からデレクシーは完全に自分に置き換わっていて、結ばれて「子どもが欲しいわ」なんて言われた時にはそらもう我が世の春かと見紛う程でしたが、現実の自分にしてみたら結ばれる事すら有り得ないのであるから、結ばれてからのその後は割と蛇足感はあった。
寧ろ結ばれない結末の方を観てみたい。
40代の方にはちょっと劇薬な作品です。
取扱注意。
ヒーローとヒロインの運命の恋。お互いがすれ違うのがもどかしい。最後...
ヒーローとヒロインの運命の恋。お互いがすれ違うのがもどかしい。最後はハッピーエンドにならなかったがデクスターの心にずっとエマはいるであろう。
とても良い
素晴らしい映画です。
アンハサウェイの可愛いらしさも勿論ですが、ストーリーや音楽に抜かりはありません。
時間は有限では無いと言うことと、大切な人を思いやる気持ちなど観る方にとって色々な捉え方のできる素晴らしい映画です。
大切な人と観るのも良し、1人で観るのにもオススメです。
ぜひご鑑賞下さい( ◠‿◠ )
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