「終盤のアレで巻き返しを図る」ワン・デイ 23年のラブストーリー 水晶薔薇さんの映画レビュー(感想・評価)
終盤のアレで巻き返しを図る
イイ意味でもワルい意味でも、映画の大部分がラスト15分の為の前フリでしかない。
終盤のアレで一挙に観客の印象操作を行った感があるわ。
主要人物が亡くなれば、すべてが手放しで許されるワケじゃナイのよ。
小説ならじっくり描けるんだろーし、読み手も納得できるストーリーなんだと思う。
でも映画だと時間に制限があるし、細かいとこ描いてたらキリないし…。
一年のうちの一日を切り取って、23年って、やっぱ無理があるよね。
あとデクスター役のジム・スタージェスって、あの役に合っていない気もするわ。
唯一評価できるのは、キモい系の元夫とデクスターによる“あの場面”
あの数分だけが本作のツボであり、至福のときだと思う。
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